イオンはイオン等のスーパーだけではなく様々な事業を行っているグループ会社だということは知っているけど、具体的にどんな会社があるのかまではあまり知らないという人は多いのではないでしょうか?
イオングループにはどんな会社があり、どんな事業を行っているのか一覧にしました。
イオングループの8つの事業
イオングループでは事業を8つに分類しています。
しかし、イオンの分類だと何でだろう?と思うところもあるので、このサイトではイオンの分類とは少し異なる一般の方にわかりやすいように9つの事業に分類して紹介します。
このサイトでは上記のように9つの事業に分類して、国際事業を除く会社を紹介します。
イオン株式会社はイオンのすべてを管理する持株会社
イオンはイオン株式会社が運営していると思われていることもあるのですが、イオン株式会社はイオングループ全体を管理する会社であり持株会社です。
イオン株式会社が一般のお客さん向けに何かしらの事業を行っているということはなく、イオングループ全体の管理を行っている会社だと考えてください。
イオンのGMS事業会社
GMSとは総合スーパーのことです。衣食住・3つのカテゴリーからなる大きなスーパーのことです。
つまりGMSは一般的に認識されているイオン、もしくはイオンスタイルのことです。
GMS事業を展開しているイオングループの会社は7社です。
イオンの公式では13社ですが、どう見てもGMSの定義には入らない会社や、GMS事業に組み込むべきだけど組み込まれていない会社があり、このサイトでは7社としています。
イオンのSM事業
イオンと言えばマックスバリュやザ・ビッグ・まいばすけっと等の衣料品や暮らしの品(家具や食器、家電製品等)が無い、食品と日用消耗品だけのスーパーを想像する人もいますよね。
SMとはスーパーマーケットの略です。
イオンでは食品と日用消耗品、一部肌着等の衣類を扱うスーパーマーケットのことをSMと呼んでいます。
イオンのヘルス&ウエルネス事業
イオンがかなり力を入れている事業として「ヘルス&ウエルネス事業」があります。
具体的には薬局や化粧品店です。
イオングループに属しているウエルシアホールディングスは日本のドラッグストア業界で2位のシェアであり、イオンのスーパーのドラッグストアと合わせると、ドラッグストアでシェア1位となっています。
イオンの小売専門店事業
イオングループ内には1つのカテゴリー・商品に特化した専門店を運営する会社がいくつかあります。
有名なところでは、書店である未来屋書店・スポーツ専門店のスポーツオーソリティを展開する株式会社メガスポーツ等があります。
イオンのサービス事業
物販ではなく、サービスを販売する会社もイオングループ内にはいくつかあります。
例えば、旅行会社であるイオンコンパス、葬祭斡旋業を行うイオンライフ等があります。
イオンのディベロッパー事業
イオンの中で不動産業を行っている会社もあります。
え?イオンが不動産業?と思う方もいるかもしれませんが、イオンモール自体がテナントを募集してテナント収入を得ることがメインの会社なのでイオンモールも不動産業です。
イオンの総合金融事業
イオンと言えばイオンカードやイオン銀行を思い浮かべる人も多いですよね。
まさにイオンカードはクレジットカード事業であり、イオン銀行は銀行業です。
既にイオンの本業である小売以上に利益が大きな事業となっています。
イオンの機能会社・その他
イオングループの中では直接的には利益を出してない会社があります。
例えば、イオンのシステムを管理している会社はお客さんがイオングループ内であり対外的には利益を出していませんが、イオンのシステムを管理・開発する上で欠かせない存在の会社になっています。
直接的な利益を生み出していない、でも会社・グループを支える上では欠かせない仕事を行っている会社を機能会社と言います。
イオンと資本提携している会社・イオンの持分法適用関連会社
イオンと資本提携・業務提携していたり、イオングループと言えなくもない・イオンが株式の50%以上(関節保有含む)をしていないけど、持分法適用関連会社となっている企業はいくつかあります。
解散・吸収合併等なくなったイオングループの会社
2020年以降、解散・経営統合・吸収合併・譲渡などで無くなったイオングループの会社です。イオン自体が吸収合併で大きくなってきたこともあり、年に1~2社は無くなっていきますし、増えています。
イオングループ各社のまとめ
イオングループ各社があるのはわかるけど、どのようにお互いに影響を与えているか、どういう役割をしているのかわかりくい部分が数多くあります。
イオングループ会社がどういう役割をしていたり、関係しているのかまとめています。