イオンネクスト株式会社は、2023年開業予定の次世代型ネットスーパーを運営するために作られた会社です。
日本初の顧客フルフィルメントセンターを作ることが会社としての最大のミッションとなっています。
イオンネクスト株式会社 詳細
- 社名:イオンネクスト株式会社
- メイン業務内容:次世代型ネットスーパーを運営
- 主なブランド(店舗名):-
- 展開地域:千葉県
- 本社所在地:〒261-8515 千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1
- 代表電話番号:不明
- 株式上場:非上場
- 会長:-
- 社長:バラット・ルパーニ
- 設立:2019年12月20日
- イオン株保有率:100%
- 公式サイト:https://aeonnext.co.jp/
- Wikipedia:掲載なし
- 株価確認(Yahoo!):-
イオンネクスト株式会社について
イオンは次世代型ネットスーパーとして、イギリスの企業Ocadoと独占パートナーシップを2019年11月に提携しました。
それにともない千葉県緑区誉田町に国内初となるCFC(カスタマー フルフィルメント センターの略)を作ることを発表しました。
また2023年に、最先端のAI及びロボティクス機能を導入した日本初のCFC建設とネットスーパー事業の本格稼働を目指し、準備をすすめるためにイオンネクスト準備株式会社を設立しました。
参考:最先端の技術を導入したイオン次世代ネットスーパーに着手(PDF)
イオンがOcadoと業務提携を発表したのが2019年11月29日なので、その前からイオンネクスト準備株式会社の準備を進めていて、2019年12月20日に正式にリリースをしたと考えるのが妥当でしょう。
なお2022年6月1日から「イオンネクスト準備株式会社」から「イオンネクスト株式会社」に社名変更を行っています。
イオンネクスト株式会社の子会社として「イオンネクストデリバリー株式会社」があります。
イオンネクスト株式会社の主だった流れは下記のようになっています。
- 2019年11月29日:イオンがOcadoと業務提携を発表する
- 2019年12月20日:イオンネクスト準備株式会社を設立する
- 202年8月19日:Ocado Solutionsと日本国内における独占パートナーシップ契約を締結する
- 2022年6月1日:イオンネクスト株式会社へ社名を変更する
太陽光による自家発電倉庫を建設
千葉県緑区に建設される次世代型ネットスーパーの大型倉庫は、太陽光発電による自家発電がメインになることも発表されています。
参考:最大3メガワットの太陽光発電設備をPPAモデルで導入(PDF)
ただし太陽光発電のパネルの問題が発表後に出てきているため、今後は方向転換を行う可能性もあるかもしれません。
イオンの救世主となるか、イオンのアキレス腱となるか
イオンはこの次世代型ネットスーパーにかなりの力を入れ投資をしています。もしこの次世代型ネットスーパーの事業が失敗したら、かなり危険な状況になると予想します。
成功したらイオンの救世主的な存在になるでしょうし、失敗したらアキレス腱となる、そんな存在です。
ただイオンがOcadoと提携してから、ネットスーパーを取り巻く環境はかなり変わりつつあります。
特に首都圏では大きく変化しています。例えば当日注文・当日配送のネットスーパーが増えています。またUber Eatsと連携して少荷物をすぐに配達するスーパーマーケットも現れました。
CFCと呼ばれる大型の物流センターから配達を行ったり、スポークと呼ばれる中継地点から配達を行うイオンネクスト株式会社の配達方式だと、どうしても配達までの時間がかかってしまいます。
地方ならそれでも大丈夫ですが、基本的に首都圏で大型物流センターは作られているため、競合とエリアが被ってきます。
発表から4年でようやく稼働するこのネットスーパーが浦島太郎状態にならないことを願います。
イオンネクスト株式会社への就職・パート・アルバイト
イオンネクスト株式会社は主にキャリア採用を行っています。
詳しくは公式サイトで確認してください。
なお稼働となる予定の2023年には、700人の雇用を創出すると宣言しているため、大規模な募集が2022年末から2023年には行われるものと思われます(主にパート)。
また八王子にも出店計画が出ているため、八王子においてもパート・アルバイトの募集が2025年末から2026年には行われるものと思われます。
以上、イオンネクスト株式会社についてでした。
コメント