イオンカードKitacaは、クレジットカードであるイオンカードに交通系電子マネー「Kitaca」の機能を持たせたクレジットカードです。
Kitacaのデポジット無しで無料でKitacaを持てるメリットがあります。
イオンカードKitaca 基本情報
おすすめ度:★★★
- イオンカードに交通系電子マネーKitacaをドッキング
- 無料でKitacaを作りたいという方、イオンカードをよく使い、Kitacaをたまに使うという方におすすめ
- 年会費・発行手数料:ともに無料
- 申込み資格:高校生を除く18歳以上
- 国際ブランド:VISAのみ
- 引落口座:イオン銀行含む金融機関の口座
- ポイント還元率:0.5~1%
- 電子マネー機能:Kitaca(WAONカードプラス対応)
- ポイントカード機能:WAON POINTカード
- Apple Pay:対応(iD)
- イオンiD:対応
- 貯まるポイント:ときめきポイント・WAON POINT
- ETCカード:発行可(無料)
- 家族カード:発行不可
- 申込みから届くまで(通常申込み):2~3週間
- 店頭受取(当日発行):非対応
- 最短5分発行(アプリ対応):非対応
イオンカード全般の特典は下記参照
Kitacaについて
Kitacaという電子マネーを聞いたことが無い人もいると思います。
KitacaはJR北海道が発行している交通系電子マネー・IC乗車券です。
Suica・PASMO・ICOCA・TOICA等のサイバネ規格の電子マネーなので、一般的な交通系電子マネーと同様に使うことが出来ます。
ただしJR北海道でKitacaで乗車出来るのは、札幌圏と言われる非常に狭いエリアだけで、北海道全域はカバーしていません。
というより北海道のJR線で自動改札があるのが、札幌圏のみとなっているため、自動改札が無い地域では使えないと言えます。
イオンカードKitacaの特典
イオンカードKitacaの特典は下記のものがあります(イオンカードの通常特典以外)。
- Kitacaをデポジット(保証金)なしで持つことが出来る
- クレジットカードチャージ出来る(オートチャージには非対応)
- クレジットカードチャージでときめきポイントが貯まる
Kitacaをデポジット(保証金)なしで持つことが出来る
Kitacaを持とうとすると最初に2000円がかかります。2000円のうち1500円はそのままKitacaにチャージされますが、500円は保証金となります。
Kitacaを返却すると500円は戻ってきますが、Kitacaを持ち続けている以上、保証金は預けてないといけません。
しかしイオンカードKitacaはデポジット無しでKitacaを持つことが出来ます。
クレジットカードチャージ出来る(オートチャージには非対応)
Kitacaは基本的に現金チャージしか出来ませんが、イオンカードKitacaはクレジットカードチャージに対応しています。
ただしクレジットカードチャージにはJR北海道のみどりの窓口にて、クレジットカードチャージを依頼することになります。
みどりの窓口の無い駅、またみどりの窓口の開店時刻以前・閉店時刻以降はチャージ出来ません。
クレジットカードチャージでときめきポイントが貯まる!
イオンカードのコールセンターに確認をしたところ、イオンカードKitacaのKitacaにクレジットカードチャージをした場合、ときめきポイントは貯まらないという返答でしたが、インターネット上には、クレジットカードチャージでポイントが貯まると書かれているところが散見されます。
どちらが正しい情報か現在確認中です。→調査しました!
もしときめきポイントが貯まるのであればメリット・特典となります。

イオンカードのコールセンターには何度か電話をして質問したことがあるんだけど、出来ないと言われたことでも出来たことがあるし、出来ると言われたことでも出来なかったことがあるので、ちょっと信用出来ないんですよね・・・
最近だとイオンカード以外でもGoogle PayのWAONならクレジットカードチャージ出来るって言われたけど、出来なかったということがあったよ。
2020年6月26日追記 クレジットカードチャージでポイントが貯まります!
2020年6月10日にイオンカードKitacaでクレジットカードチャージをしてきたのですが、2000円のチャージに対して20ポイントが貯まりました!
通常は2000円なら10ポイントですが毎月10日はときめきWポイントデーでときめきポイントが2倍になります。
Kitacaへのチャージは「ときめきWポイントデー」は対象外だと思っていましたが、対象となっていました。
KitacaにイオンカードKitacaでチャージをするのなら毎月10日がおすすめです!
なおイオンカードは隠れた特典があっても、たまに何も告知しなかったり、告知せずに改悪することもあるので、これがいつまで続くかは不明です。
イオンカードKitacaの欠点・注意点
イオンカードKitacaの注意点・欠点は下記の項目があります。
- イオンカードKitacaでKitacaへのオートチャージ非対応
- チャージがみどりの窓口のみで手間
- クレジットカードのタッチ決済には非対応
- VIEWカード等のSuica一体のクレジットカードと比べお得度が低い
- 国際ブランドがVISAのみ
イオンカードKitacaでKitacaへのオートチャージ非対応
交通系電子マネーは、油断していると残高不足になってしまうことがあるため、出来ればオートチャージに対応させておきたいところですが、イオンカードKitacaはオートチャージ出来ません。
もっともKitacaにオートチャージ出来る機能そのものが無いためですが。
クレジットカードチャージがみどりの窓口のみで手間
イオンカードKitacaにクレジットカードでチャージをする場合はみどりの窓口で行う必要性があります。
つまりみどりの窓口の無い駅だとクレジットカードチャージが出来ません。
みどりの窓口があっても営業時間外だとチャージが出来ません。
結局、自動券売機で現金チャージをする機会が出てきてしまうでしょう。
クレジットカードのタッチ決済には非対応
クレジットカードのタッチ決済とは電子マネー同様、クレジットカードをタッチ端末にかざすことでクレジット決済ができるサービスです。
イオンカードはほとんど対応していますが、イオンカードKitacaは非対応となっています。
クレジットカードのタッチ決済を希望する方は他のイオンカードを選ぶことをおすすめします。
なお交通系電子マネー搭載のイオンカードはすべてクレジットカードのタッチ決済には非対応となっています。
VIEWカード等のSuica一体のクレジットカードと比べお得度が低い
イオンカードKitacaへのチャージでポイントは貯まるか貯まらないか現状ではわかりませんが、もし貯まったとしてもポイント還元率は0.5%とかなり低くなっています。
JR東日本が発行するクレジットカード「VIEWカード」でSuicaにチャージをするとポイント還元率は1.5%です。
Kitacaを使うという人はほぼ札幌圏に住んでいる方だと思います。
仮に札幌駅や新千歳空港駅をよく使う人ならば、JR東日本の駅のATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)で、VIEWカードからSuicaにチャージが出来るので、VIEWカードのSuicaにクレジットカードチャージをして使っている方が圧倒的にお得です。
「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)は札幌駅に2箇所、新千歳空港駅に1箇所あります。
- イオンカードKitaca=オートチャージ非対応でポイントも貯まらない
- VIEWカード=札幌圏ではオートチャージ出来ないが、「VIEW ALTTE」でのクレジットチャージでポイント還元率1.5%となる
KitacaのためにイオンカードKitacaを契約するのであれば、札幌駅・新千歳空港駅をよく使う場合、VIEW SuicaカードかビックカメラSuicaカードをおすすめします。
もっとも頻繁にSuicaを使う方は、新千歳空港へ行くことが多いか、札幌駅に行くことが多い人だと思うので、イオンカードKitacaよりはVIEWカードが本当にお得です。
イオンカードKitacaはイオンカードの中でもおすすめ出来ないイオンカードです。
国際ブランドがVISAのみ
困ることは全く無いですが、イオンカードKitacaで選べる国際ブランドはVISAのみとなっています。
MastercardやJCBは選択出来ません。
イオンカード 他の交通系クレジットカード
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