
イオンのネットスーパーとかイオンショップを使う時に「イオンスクエアメンバーログイン」って出るけど、何??

イオンスクエアメンバーIDというイオンの一部のインターネットサービスの共通IDのことをイオンスクエアIDといって、イオンスクエアIDを持っている人のことをイオンスクエアメンバーって言うんだよ。
イオンスクエアID(イオンスクエアメンバーID)とは、暮らしのマネーサイト等イオンクレジットサービスが提供するインターネットサービスにログインするためのIDです。
元々はイオンのネットショップを統合するための共通IDとして作られました。
なおイオンカードを持っている方だと利用明細をインターネットを利用して見る場合、イオンスクエアーメンバーIDの登録は必須となっています。
かつてあったイオンのネットショップ統合計画=イオンスクエア
2011年頃にイオングループの中でいろいろなネットショップが出来てきましたが、各社がバラバラのIDを使っていました。
また今後は、ネットショップが実店舗よりもシェアを伸ばしてくると言われており、イオンも対応を迫られていました。
そこでイオンスクエアというイオンのネットショップのポータルサイトを作り、共通のIDをユーザー(お客さん)に持ってもらい、イオンのネットショップをいろいろと使ってもらおう!という試みが行われました。
2012年8月には芸能人も使った「イオンスクエア」発足のイベントも行われました。
しかし、内部のいろいろなシガラミや派閥問題、イオングループの縦割り社会の弊害、イオングループのIT知識の欠乏等から計画は頓挫してしまいました。
イオングループの中でもトップの売上を誇るイオンネットスーパーやイオンショップがこのIDを利用することになったため、今でもイオンスクエアIDは残っており、いくつかのイオングループのネットショップで使われています。
現在、イオンスクエアは無くなり、代わりに「AEON.com」というサイトとなっています。
イオンスクエアIDの管理は、金融系の厳しい会員管理を行うということでイオンクレジットサービスが行っています。
イオンカードを新規で作るとイオンスクエアメンバー仮IDが発行される
現在、イオンカードは基本的に利用請求書の郵送ではなく、イオンクレジットサービスが運営する暮らしのマネーサイトで閲覧するようになっています。
そのため新規でイオンカードを申込むと「イオンスクエアメンバー仮IDが発行されるようになっています。
イオンカードが郵送されてきて、イオンカードが貼り付けられている紙の左下、上記の写真の左下に「イオンスクエアメンバー仮ID」が記載されているので、イオンスクエアIDを持っていない場合は、仮IDをから本登録を行うようにしてください。
なお、次で紹介するイオングループのネットショップ・ネットスーパーを会員登録して利用していた場合はイオンスクエアIDを既に持っているので、仮IDを使う必要性はありません。
既に持っているIDで暮らしのマネーサイトにログインして、イオンカードの追加を行ってください。
イオンスクエアIDで使えるイオンのネットショップ
現在、イオンスクエアIDでログイン出来て利用出来るイオングループのネットショップには下記のところがあります。
- おうちでイオン イオンショップ
- おうちでイオン・イオンネットスーパー(北海道以外のイオンのネットスーパー)
- マックスバリュ東海ネットスーパー(イオンネットスーパーのシステムを利用)
- AEON de WINE
- イオンモバイル(イオンデジタルワールド)
- AEON BIKE
- イオン琉球オンラインショップ
過去には、もう少しありましたが、撤退や独立等があり、これ以上増える見込みは無さそうです。
撤退した中で最も大きいのは「イオンモールオンライン」で、イオンモールに出店していたアパレルショップでした。ZOZOタウンを目指していましたが、採算が合わなかったようで、途中アフィリエイトサイトになった後に、撤退となりました。
AEON STLYE ONLINE問題
イオンリテールが新たには作ったネットショップ「AEON STYLE ONLINE」はイオンリーテルの管理下で作られており、会員IDもイオンスクエアIDを利用していないため、新たに会員IDを登録しないといけません。
またイオンネットスーパーやイオンショップで貯まったポイントのWAON POINTも別途登録しないと使えない状況となっており、不便な状況が続いています。
イオンがもう1度、イオングループのネットIDの統合を行うことはイオンがよほど方向転換しない限り無いと思うので、楽天等の他のECには追いつけないままになると思います。
外資系のOcadoと手を組んだネットスーパー事業が成功すれば、少し風向きが変わるかもしれませんが。
以上、イオンスクエアIDについてでした。
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