KNTカードのKNTは、近畿日本ツーリスト(KINKI NIHON TOURIST)の略で、近畿日本ツーリストの旅行予約やイオンでお得なクレジットカードです。
無料のクレジットカードとしては珍しい旅行の付帯保険がついています。
KNTカード 基本情報
おすすめ度:★★★
- 近畿日本ツーリストの店舗での利用でいつでもときめきポイントが3倍となってお得
- 空港やレジャー施設でお得な優待サービスもついている
- 年会費・発行手数料:ともに無料
- 申込み資格:高校生を除く18歳以上
- 国際ブランド:VISAのみ
- 引落口座:イオン銀行含む金融機関の口座
- ポイント還元率:0.5~1%(一部1.5%)
- 電子マネー機能:なし
- ポイントカード機能:WAON POINTカード
- Apple Pay:対応(iD)
- イオンiD:非対応
- 貯まるポイント:ときめきポイント・WAON POINT
- ETCカード:発行可(無料)
- 家族カード:発行可(無料)
- 申込みから届くまで(通常申込み):2~3週間
- 店頭受取(当日発行):非対応
- 最短5分発行(アプリ対応):非対応
イオンカード全般の特典は下記参照
KNTカードの特典
KNTカードの特典は下記のものがあります(イオンカードの通常特典以外)。
- 近畿日本ツーリストの店舗でときめきポイントがいつでも3倍
- 空港でのレストランの利用料金が10%OFF
- レジャー施設での優待サービスあり
- 旅行傷害保険がついてくる
近畿日本ツーリストの店舗でときめきポイントがいつでも3倍
近畿日本ツーリストの指定の会社で、ホリディやメイトをはじめとしたパッケージツアー、宿泊料金等をKNTカードで支払うと、ときめきポイントが3倍(還元率1.5%)となります。
指定の会社は下記の通りです。
- 株式会社近畿日本ツーリスト北海道
- 株式会社近畿日本ツーリスト東北
- 株式会社近畿日本ツーリスト首都圏
- 株式会社近畿日本ツーリスト関東
- 株式会社近畿日本ツーリスト中部
- 株式会社近畿日本ツーリスト関西
- 株式会社近畿日本ツーリスト中国四国
- 株式会社近畿日本ツーリスト九州
- 株式会社近畿日本ツーリスト沖縄
- 株式会社KNT-CTウエブトラベル
- 株式会社近畿日本ツーリストコーポレートビジネス
貯まったポイントはマイルに交換したり近畿日本ツーリストの旅行券に交換出来ます。
空港でのレストランの利用料金が10%OFF
KNTカードを、羽田・成田・関西・大阪空港の指定レストランで提示すると利用料金(飲食代)が10%OFFになります。
ただし、現在加盟店は減っているようで、各空港で1~3店舗ほどとなっています。
レジャー施設での優待サービスあり
近畿日本ツーリストとの提携施設で割引やプレゼント等のお得な優待サービスがあります。
詳しくは公式サイトでご確認ください。
旅行傷害保険がついてくる
KNTカードには旅行傷害保険がついています。
海外旅行で最高2000万円の障害死亡・後遺障害保険が自動付帯(カード支払いでなくてもOK)、国内旅行で最高2000万円の障害死亡・後遺障害保険がカード利用付帯(旅行代金をカードで支払っていること)がついています。
一般のイオンカードで旅行傷害保険がついているのはKNTカードとイオンSuicaカードのみです。
KNTカードの欠点・注意点
KNTカードの注意点は下記の3つです。
- 国際ブランドがVISAのみ
- WAONカードと紐付けることが出来ない
- 実はそれほどお得では無いかも
国際ブランドがVISAのみ
KNTカードの国際ブランドはVISAのみで、Mastercard・JCBは選択することが出来ません。
もっともVISAが選べれば困ることは無いのでこだわりがある人以外は特に問題ないでしょう。
WAONカードと紐付けることが出来ない
KNTカードは、WAONと一体型ではなく、カードと紐付けることが出来る「WAONカードプラス」にも対応していないため、WAONを紐付けてクレジットカードからのオートチャージでWAONを使うことが出来ません。
FeliCa対応のAndroidスマホであればモバイルWAONというアプリで対応は可能です。
もっともWAONを使わないということであれば関係ありません。
実はそれほどお得では無いかも
近畿日本ツーリストの店舗でときめきポイントが3倍となっていますが、ポイント還元率で言えば1.5%です。
ここで楽天トラベルやじゃらんを使っている人だと、お得なのかな?と思った人も多いですよね。
例えばじゃらんであれば「じゃらんポイント2%+クレジットカードのポイント」で2.5~3.7%ほどのポイント還元率になります。
楽天トラベルで楽天カードなら楽天ポイントが2%以上貯まります。
またイオンコンパスというイオンの旅行代理店であれば、イオンカードで支払うと最大6%OFFとなります。
なので、旅行を安くお得に、ということであればそれほどお得では無いクレジットカードに現在ではなってしまっています。
もちろん年会費無料のクレジットカードで国内旅行まで旅行傷害保険がついているのは貴重なので、その点を考慮すればお得なクレジットカードと言えます。
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