
友達が学生になって一人暮らしを始めるけど、アパートの近くにイオンがあるみたいで、イオンカードはどうかな?って相談を受けたんだけど、イオンカードって学生にも良いのかな?おすすめ出来る?

アパートの近くにイオンがあって、よく買物に行きそうってことなら、おすすめだよ。でもイオンカードも種類があるから、学生におすすめのイオンカードを紹介するね。
大学生や専門学校生になるにあたって、念のためにクレジットカードを作ろうかな?と思っていることも多いでしょう。
親御さんにしてみても、今どき、お子さんにクレジットカードを持たせた方が良いのかな?と思うこともあるでしょう。
大学や一人暮らしのアパートの近くにイオンやマックスバリュがあるのなら、イオンカードはどうだろう?と思うことも当然です。
でも、そもそもイオンカードって大学生や専門学校生が申し込めるものなのか?申し込むにしても審査は厳しいのかな?とためらってしまうかもしれませんね。
結論から言えば、イオンカードは学生の方でも申し込めますし、おすすめです!むしろ学生にこそおすすめとなるクレジットカードです。
ただしイオンカードも種類が非常に多く、おすすめしないイオンカードもあるので、学生の場合の審査の基準や限度額、そしておすすめのイオンカードとおすすめしないイオンカードを詳しく説明します。
イオンカードが学生でも作れる!高校3年生なら1月以降なら作れる
まずイオンカードは学生でも作れるのか?という不安についてから説明すると、作れます!
むしろ非常に作りやすいクレジットカードです。
学生で申し込んだほとんどの人が審査に通過してイオンカードを持っています。
学生は大学生・短大生・大学院生・専門学校生、すべてです。日本の教育法における「学生」(わかりやすい説明するなら学割で定期券が買える人)であれば誰でも申し込めますし、かなりの確率で審査にも通ります。
ただし条件が4つあります。
イオンカードを作るための4つの条件
- 18歳以上であること
- 電話連絡が可能であること
- 親権者の同意が必要なこと
- 公的な身分証明書があること
クレジットカードは18歳以上で無ければそもそも作れませんから、18歳以上という条件は普通のことです。
電話連絡が可能ということで言えば、今なら学生ともなればほとんどの人はスマホを持っているので、これも問題では無いですよね。
親権者(親)の同意が必要なのも当然のことですよね。
そして最後の公的な身分証明書があることですが、下記の3つのうち、いずれかが必要です。
- 運転免許証(運転経歴証明書は不可)
- マイナンバーカード(顔写真付き)
- パスポート(日本国政府発行のものに限る)
大学に入ったばかりだと運転免許証やパスポートは持ってないことも多いのですが、最近、マイナンバーカードでもOKとなったので、非常に作りやすくなりました。
親権者への電話確認が行われる
イオンカードを未成年者が申し込んだ場合、後日、イオン(イオン銀行もしくはイオンクレジットサービス)から親権者に確認の電話があります。
ここで親権者の方の同意があるか無いかを確認するので、ここで親権者の方が同意しないと言ったら作れないことになります。
高校3年生なら1月以降なら作れる
クレジットカードは今まで高校生では作れないというのが一般的でした(高校生は生徒であり、学生ではありません)。
でもイオンカードは高校3年生でも卒業する年の1月1日以降なら申し込めることになりました。
ただし18歳以上という条件がついているため、1~3月の早生まれの人だと誕生日が来るまでは申し込むことが出来ません。
仮に4年制の高校の場合は卒業する年の1月1日以降なら申し込めます。
学生がイオンカードを申し込む場合の審査の難しさ・限度額
学生がイオンカードを申し込んだ場合、ほとんどの場合は審査に通ると書きましたが、実際にはどれぐらいの審査基準か、また限度額はいくらくらいなのか、疑問に思うのではないでしょうか?
実際の審査基準と限度額はいくらくらいになるのか説明します。
イオンカードを学生が申し込んだ時の審査基準
先に書いておくと学生が審査に申し込んだ時の審査基準ですが、ほぼあってないようなものです。
実際に申し込んでもらえばわかりますが、学生という身分で審査の対象となる項目はかなり少なくなっています。
上記が実際にインターネット上から申し込む時の画面ですが、学生であれば年収0円なんていうのも当たり前なので0円で全く問題ありません。
「他社からのお借入れ」の金額があると審査に落ちる可能性が高くなりますが、初めてクレジットカードを作るのであれば、ここは通常0万円になります。
奨学金があっても、ここに記入しなくても良いですし、教育ローンは親権者の名義になっているでしょうから、問題ないはずです。
申込み画面で親権者の名前や住所、年収を入力する画面はありません。
過去にクレジットカードを申し込んでなければ、ほぼ審査は通ります。
どのクレジットカードも共通していますが、学生が新規でクレジットカードを申し込むのは、公務員がクレジットカードを申し込むのと同じくらい、通りやすいと言われています。
学生が申し込んだ時のイオンカードの限度額
学生がイオンカードを申し込んだ時の限度額はいくらになるのか?と言えば概ね10万円から30万円の間となっています。
イオンカードが届いた時には10万円から20万円くらいになっていることが多く、最大でも30万円くらいです。
というのも改正割賦販売法で学生は30万円以内となっているので、それ以上の限度額は難しくなっています。
また最初は10万円しか無くても、使ってきちんと返済していれば20万・30万円と増えていきます。
またどうしても増枠したい場合は、アルバイトをして年収を上げたりすることで対応してくれることもあります。
ただしキャッシングについては初回は0円となっていることが多くなっています。
学生におすすめのイオンカード・おすすめしないイオンカード
実際に学生がイオンカードを申し込むのならどれが良いか?と言えば下記の5枚です。
- おすすめ1位:イオンカードセレクト(ミニオンズ)
- おすすめ2位:ベネッセ・イオンカード
- おすすめ3位:イオンカード(TGCデザイン)
- おすすめ4位:イオンカード(ミニオンズ)
- おすすめ5位:(東京の学生に限り)マルエツカード
おすすめ1位:イオンカードセレクト(ミニオンズ)
イオンカードの中で最もお得と言われているのが、イオンカードセレクトですが、その中でもおすすめがイオンカードセレクト(ミニオンズ)です。
理由はイオンシネマの映画鑑賞券を1000円で購入出来る特典がついているからです。
イオンカードセレクトは電子マネーWAONへのオートチャージでもポイントが貯まるので、WAONを使えばポイントの2重取りが出来てしまうスグレモノです。
おすすめ2位:ベネッセ・イオンカード
イオンカードセレクトは非常にお得ですが、引き落とし口座がイオン銀行に限定されます。
そのため、例えば仕送りで使っている銀行がイオン銀行でない場合、不便に感じると思います。
ベネッセ・イオンカードはほとんどの金融機関を引き落とし口座に設定出来ます。
そしてなぜベネッセ・イオンカードがおすすめかと言えば、イオンカード自体が優待特典が多いクレジットカードですが、ベネッセ・イオンカードになると更に優待特典が増えるからです。
例えばイオンカードだとイオンシネマしか割引になりませんが、ベネッセ・イオンカードなら、T・ジョイやMOVIX、109シネマズ、ユナイテッド・シネマ等の映画館のお得な映画鑑賞券を購入することができます。
おすすめ3位:イオンカード(TGCデザイン)
イオンカードセレクトはイオン銀行しか引落に指定出来ないけど、イオンシネマの映画鑑賞券を1000円で購入したい!という方におすすめなのが、イオンカード(TGCデザイン)です。
このイオンカードもイオンシネマの映画鑑賞券を1000円で購入出来る特典がついています。
また女性に特におすすめで、TGCはTOKYO GIRLS COLLECTIONの略で、TGCのファッションイベントに関するお得な特典もついてきます。
おすすめ4位:イオンカード(ミニオンズ)
イオンカードにWAON機能はいらない、でもお得なカードが良い!という方におすすめなのが、イオンカード(ミニオンズ)です。
クレジットカード機能だけのシンプルなカードですが、イオンシネマの映画鑑賞券を1000円で購入出来る特典がついています。
おすすめ5位:(東京の学生に限り)マルエツカード
東京とは限りませんが、いわゆる首都圏の学生におすすめしたいのが、マルエツカードです。
首都圏の駅前等にもあるイオングループのスーパーマーケットなので、学校帰りに立ち寄るのにも便利です。
- マルエツカードのクレジット払いで毎週日曜日は5%OFF
- 毎月1日・第3金曜日はマルエツカードでの支払いでときめきポイントが5倍
- カード送付時に合計500円分のマルエツで使える特別優待券をプレゼント
- 貯まったときめきポイントはマルエツ商品券に交換可
といった特典がついている上に、イオンのお客さま感謝デーでも5%OFFとなります。
学生におすすめしないイオンカード
逆におすすめしないイオンカードはあるのかな?ということですが、あります。
細かくみるといろいろとありますが、他のサイトでは人気とかおすすめに入っているけどおすすめ出来ないイオンカードとして2つあります。
- イオンカード(WAON一体型)
- イオンSuicaカード
この2つです。
イオンカード(WAON一体型)は、イオンカードの中でも無難なカードではあるものの、特別な特典というものがないものです。それなら特別な特典がある他のイオンカードの方がおすすめです。
イオンSuicaカードは、Suicaがついているイオンカードですが、Suicaにチャージした時のポイント還元率が悪すぎるため、全くお得ではありません。
それならJR東日本が発行しているビューカードを作った方が遥かにお得です。
イオンカード以外のおすすめのクレジットカード
ここまでイオンカードでおすすめしてきましたが、イオンでもお得で、イオンカード以外でおすすめの学生向きカードもあります。
先に紹介しているビューカードもそうですが、それ以外であれば三井住友カードの「三井住友カード デビュープラス」です。
別途300円かかりますが、イオンでお得なWAONカードも発行可能なので、イオンのお客さま感謝デー等の特典が受けられます。
そして何と言ってもコンビニ各社でポイントが5倍になるので、非常にお得です。
イオンはたまにしか使わないということであれば、こちらの方がお得です。
学生がイオンカードを作る上でのQ&A
学生がイオンカードを作る上で、疑問に思うであろうことをQ&A形式で答えていきます。
本人確認・在籍確認の電話はくるの?
在籍確認はほぼありませんが、本人確認の電話はきます。学生の場合はそもそも親権者に同意確認の電話が来るので、必ず確認の電話がきます。
基本的にかかってこないと書いてあるサイトもありますが、そもそも親権者に確認の電話をするって書いてあるのに、デタラメ過ぎる…
イオンゴールドカードは学生でも招待される?
イオンゴールドカードは、イオンカードを年間100万円以上を使っている人に対してのみ、イオンが招待してくれることで、初めて作ることが出来るカードです。
でも学生で年間100万円なんてそもそも使いますか?ということですが、学生でも年間100万円以上使っていれば、イオンゴールドカードの招待状(インビテーション)が届くことがあります。
ただしイオンゴールドカードは特定のイオンカードでしか作れないので、詳しくは下記記事をご覧ください。
発行までにかかる時間は?
申込み方によっても異なりますが、通常2~3週間くらいかかります。
親権者に同意確認の電話が中々受け取れない場合は、更に時間がかかります。
イオンカードには即日店頭受け取りという方法もあるのですが、20歳以上の方のみが申し込めるもので、親権者の同意が必要な学生の場合は対象外となります。
アルバイトをしていて学生ではなく、アルバイトで申し込むのなら20歳以上でも申し込めます。
イオンカードを作ろう!
学生だからクレジットカードが作れるか不安と考えている人でも本当に作りやすいイオンカードは、イオンやイオングループのスーパーマーケットを利用する人には本当におすすめのお得なクレジットカードです。
ただしイオンやイオングループの施設を利用しない人にとってはそれほど魅力のあるクレジットカードではありません。
しかしイオングループなのにイオンのお店として認識されていないところはいくつかあります。例えば「まいばすけっと」「アコレ/ビッグ・エー」などなど
東京にはイオンは少ないと言われたりすることもありますが「まいばすけっと」は非常に多くなっています。
イオングループのお店を使うのであれば非常にお得なイオンカード、是非作りやすい学生のうちに作ってくださいね。
以上、学生でも作りやすいイオンカードのついてでした。
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