
イオンカードを申し込もうとしても、はじめてクレジットカードを作る人には意味がわからないことが多すぎて、不安だと思うんだよね。
それに自分で申し込んでいいものかと、悩んでしまう主婦の人も多いと思うの。

クレジットカード自体、専門用語が多いから悩むだろうね。
イオンカードを作る前に、申込む時に出てくる専門用語やイオンカードの基本を説明していくよ!
イオンカードを作る時に出てくる専門用語やいくらお金がかかるか不安な方にイオンカードを申込む前に知っておきたいことを説明していきます。
これを読むとイオンカードを不安なく作ることができます。
もし、それでも不安ならお問合せフォームからご連絡ください。
イオンカードとは
イオンカードはイオンでお得なクレジットカードでしょ!とわかっている方は、この項目は読み飛ばしてください。
ただ出来れば読んでおいてもらうとより安心出来ることを説明しています。
イオンカードはイオングループである「イオン銀行」が発行しているクレジットカードです。
イオンクレジットサービスじゃないの?と思うかもしれませんが、イオンクレジットサービスはイオン銀行が発行したイオンカードの管理や販促活動を行っている会社です。
イオンカードはイオンやイオンモール、イオングループ各社のスーパーマーケット等で非常にお得になるクレジットカードです。
しかし残念ながらイオン以外で使うとそれほどお得では無いクレジットカードです。
ただし豊富な特典や年会費無料のクレジットカードの中では最強のお買物保険がついていたり、分割手数料が最も安いクレジットカードということで、わざわざイオンカードを作って、イオングループとは関係ないお店でイオンカードを使って買物をする人がいるくらい、実は凄いカードだったりします。
イオンカードは免責(自己負担額)無しで購入後180日、しかも携帯するスマホやデジカメまでも補償をしてくれる年会費無料のクレジットカードの中ではNo.1のお買物保険がついています。
なお年会費有料のクレジットカードの中でもイオンカード以上のお買物保険がついているのは、ほぼありません(年間補償額だけなら上回るクレジットカードもあります)。
- 年会費無料のクレジットカードの中で最強のお買物保険
- 分割手数料が最安値のクレジットカード
こういったイオンカードならではの特典についてはイオンカードの特典・メリットをご覧ください。
イオンカードの種類
イオンカードは大きく2つに分類できます。
- カード名にイオンとつくもの
- カード名にイオンとつかないもの
他にもイオン銀行が発行しているのに、イオンのマークが無いクレジットカードがありますが、イオンで全くお得にならないので、ここでは説明を省略します。
カード名にイオンとつくもの
イオンカードセレクト、イオンカード(WAON一体型)、イオンSuicaカード等、カード名にイオンと付くものが一般にイオンカードと呼ばれるものです。
カード名にイオンとつかないもの
イオンのマークはついているけど、イオンとカード名について無いクレジットカードがあります。
お客さま感謝デー等の特典はあるものの、イオンとカード名に付くものよりも、イオンでの特典は減ります。ただし、別の特典がついていることが多いので、一概に損とは言えません。
イオングループのスーパーマーケットで「マルエツ」「カスミ」以外を利用しているのなら、イオンとカード名につくものを選べば問題ありません。
マルエツとカスミだけはそれぞれ専用のイオンのマークがついたクレジットカードを選んだ方がお得になります。
それでは、イオンカードを申込む前に知っておきたい基本事項を説明します。
イオンカードを持つことでかかる費用は0円

まずイオンカードはお得だというけど、イオンカードを持つことでかかるお金がいくらなのかわからないのよね。

イオンカードは、作って持っているだけなら費用は0円だよ!
イオンカードの公式サイトを見ると、年会費無料とは書かれているけど発行手数料とか事務手数料とか、かからないのかな?と不安になる方もいると思います。
結論から言えば、イオンカードを作って、持っているだけなら費用は一切かかりません!
- 年会費:0円
- 発行手数料:0円
- 事務手数料:0円
- 盗難保険料:0円
クレジットカードは使いすぎるから怖い!でもイオンのお客さま感謝デーでの5%OFFは魅力的だからイオンカードを作ろうか悩んでいる方もいると思います。
イオンカードを作って、20・30日のイオンお客さま感謝デーでイオンカードを見せて現金で支払っても5%OFFになりますが、それだけなら一切費用はかかりません。
イオンカードで費用(手数料)が発生する時
イオンカードはクレジットカードです。
クレジットカードというのは後払いで買物ができるものです。
そのため、イオンカードで支払えば、使った分は当然後から支払いをしないといけません。
この時にイオンカードで購入した金額以上の費用がどれだけかかるのか?ということが不安の1つになっていると思います。
いわゆる手数料がいくらかかるのか?とうことですよね。
手数料は下記の通りです。
- 1回払いで購入=手数料0円
- 2回払いで購入=手数料0円
- 3回払い以上で購入=手数料が発生
- ボーナス一括払い(食品は購入不可)=手数料0円
- ボーナス2回払い(食品は購入不可)=手数料がかかる時とかからない時がある
- リボ払い=手数料は1ヶ月なら購入金額の1.5%くらい
1回払い・2回払い・ボーナス一括払いで支払っているのであれば、手数料は一切かからないので、購入金額のみ、指定した銀行口座(一部のイオンカードはイオン銀行から)から毎月2日に自動引落となります。
1回払いは決まったサイクルで支払う
前月11日から当月10日までの1ヶ月間にイオンカードで購入した金額を、翌月2日に支払うようになっています。
1回払いの最低金額は1円以上なので、10円でも100円でも1回払なら問題ありません。
なお2日が日曜日なら3日に引落しに、2日が土曜日なら4日月曜日に引落しになります。
2回払いは1万円以上から
2回払いは2回に分けて支払う方法ですが、手数料はかかりません。
ただし1万円(税込)以上の支払いのみしか使えません。
イオンでは2回払いが出来ますが、一部クレジットカードが使えるところでも2回払いは受けうつけてくれないところがあるのでお店で確認してください。
ボーナス一括払いも手数料は不要
ボーナス払いは「夏のボーナス一括払い」と「冬のボーナス一括払い」があります。
- 夏のボーナス一括払い:11/21から6/20までに購入した場合、購入時に7/2・8/2・9/2から選択して支払える
- 冬のボーナス一括払い:6/21から11/20までに購入した場合、1月2日に支払う
なお1回の買物金額が1万円(税込)以上となっています。
手数料が発生する支払い方法
手数料が発生するのは下記の3パターンのみです。
- 3回払い以上の分割払い
- ボーナス2回払い(時期によっては無料)
- リボ払い
例えば3回払いは税込1万円以上の場合に使えます。
3回払いで12000円の商品を購入したら12000円÷3=4000円なので、4000円+分割手数料を3回に渡って支払います。
上記の場合だと手数料は202円くらいなので、70円弱を毎月手数料で支払うことになり、1回の支払いは4070円くらいです。
一番損な支払い方法はリボ払いという支払い方法で、とにかくリボ払いだけはしないように気をつけていれば、特に損することはありません。
なおイオンカードは分割払い手数料が他のクレジットカードに比べて安いこともメリットになっています。
なぜ1回払いや2回払い、ボーナス払いだと手数料がかからないのか?
1回払いや2回払い、ボーナス払いのように、後払いに出来るのに、なぜ手数料がかからないんだろう?何か裏でもあるんじゃないの?と逆に不安になったあなたへ、なぜ手数料が無料なのか説明します。
手数料はイオンが負担しているから無料になっています。
イオンというのはイオンの店舗を運営している会社のことです。
イオンカードはイオン銀行が発行してイオンクレジットサービスがサービスを運用しています。
イオンクレジットサービスはクレジットカードで使われた金額の概ね2~3%をお店に手数料として請求しています。
同じグループなのに手数料を支払っているの?と思うかもしれませんが、その通りです。
でも手数料を負担してまでクレジットカードを使ってもらわなくても良いのでは?と思うかもしれませんが、クレジットカードなら買物の時にお金が無い人でも買物をしてくれるので、トータルでは手数料を負担してでも買物をしてもらった方がお得になるからです。
また現金を持ち歩きたくないという人もいて、カードが使えれば便利だから使うという人も大勢います。
イオンカードの申込資格と審査基準
イオンカードを作りたいけど、申し込める資格や審査基準はどうなっているかと言えば、下記の通りです。
申込資格
- 18歳以上であること(高校生は卒業年度の1月1日以降なら可)
- 電話連絡ができること
- 未成年者は親権者の同意が必要(電話確認あり)
審査基準は非公開ですが概ね下記のような人だと審査は通らないと言われています。
- 借金が数百万単位である(マイホームローン・マイカーローンは除く)
- 多重債務者である(いろいろなところで借金をしている)
- 他の金融機関で滞納がある(お金を借りて返済してない)
- 過去5年以内に債務整理等を行っている
言い換えれば、借金が無い人であればかなりの確率で審査には通ります。
ただし審査に通りにくい人もいます。
イオンカードをネットから申込む時に職業が何か選ぶ画面があります。下記の画面です。
- 会社員・公務員
- 派遣・パート・アルバイト
- 学生
- 自営業
- 専業主婦(夫)
- 年金受給者
この6つから選ぶことになります。この中で選ぶところが無い人がいます。
それは無職と家事手伝いです。
専業主婦の方であれば、ほぼ審査には通りますので、安心して申し込んでください。
国際ブランドって何?VISA・Mastercard・JCB、どれを選べばいい?
イオンカードの申込画面で、国際ブランドを選択する画面が出てきます。
またイオンカードの詳細にも「国際ブランド VISA・Mastercard・JCB」と書かれていたり、中には「VISA」だけだったり「Mastercard」だけだったり「JCB」だけだったり。
どれを選べばいいのか、正直わからない方も多いと思います。
クレジットカードの国際ブランドは、簡単に言えば世界中の国や地域で利用できるクレジットカードのブランドのことです。
例えば「VISA」は世界でもっとも利用できる国や地域が多いクレジットカードのブランドですが、VISA自体は実はクレジットカードを発行していません。
必ず別のクレジットカード会社がVISAと提携して、クレジットカードを発行しています。
有名なところでは三井住友カードは、VISAと提携して三井住友VISAカードを発行しています。
では国際ブランドが無いクレジットカードだとどうなるかと言えば、特定の店舗でしか使うことができません。
上記の図で右側のイオンカードは「VISA・Mastercard・JCB」のマークが無いため、イオン及びイオンクレジットサービスと提携している店舗でしか使うことができません。
左側のカードであればクレジットカードが使える世界中の店舗やサービスでほぼ使うことができます。
どれにするか悩んだ場合、イオンで使う限りならどれを選んでも構いませんが、もしクレジットカードは1枚のみということであれば、VISAを選ぶのが一番無難です。
ミッキーマウスやトイ・ストーリーの絵柄のイオンカードはJCBしか選べませんが、日本国内で使う分にはほとんど不便は感じません。
イオンカードの引落口座について
イオンカードは、一番お得なイオンカードセレクトと地方銀行提携のイオンカードを除き、どこの銀行でも引落口座に選ぶことができます。
ただしオンラインですべて完結させたい場合は、オンライン口座振替サービスに対応した銀行に限られます。
書面で口座振替設定をする場合、特定のイオンカードを除きすべての金融期間で引落口座の設定が可能です。
イオンカードセレクトはイオン銀行のみ
イオンカードセレクトは4つの機能が一体になったクレジットカードです。
- クレジットカード機能
- イオン銀行のキャッシュカード機能
- 電子マネーWAONカード機能
- WAON POINTカード機能
イオン銀行のキャッシュカード機能があることで、電子マネーWAONにオートチャージすることでポイントが貯まり非常にお得にイオンで使えるようになっています。
提携銀行イオンカードは提携銀行のみ
イオンカードの中には提携銀行カードというものがあります。
- 荘銀イオンカード
- とりぎんイオンカード
- 福銀イオンカード
- 三重銀イオンカード
これらのイオンカードはそれぞれの銀行のキャッシュカードを兼ねており、それぞれの銀行からを引き落とし口座にすることが決められています。
またオンラインで申込むことはできません。
オンライン口座振替設定が可能な銀行
オンライン口座振替設定とは、書面で銀行口座を申込む必要性がなく、パソコンやスマホだけで引き下ろし口座を設定できるものです。
銀行がオンライン口座振替に対応していないと設定することができません。
また一般的にはオンライン口座振替に対応している銀行でもイオンとライバル関係にある銀行だと対応していません。
対応の銀行は下記をご覧ください。
イオンとライバル関係にありオンライン口座振替に対応していない銀行としてはセブン銀行や楽天銀行があります。
なおオンライン口座振替を設定する場合に注意して欲しいのが各銀行のオンライン受付不可時間には設定できないことです。
深夜等、オンライン口座振替が設定できないことがあるので注意してください。
イオンとライバル関係にありオンライン口座振替に対応していない銀行としてはセブン銀行や楽天銀行があります。
なおオンライン口座振替を設定する場合に注意して欲しいのが各銀行のオンライン受付不可時間には設定できないことです。
深夜等、オンライン口座振替が設定できないことがあるので注意してください。
イオンカードの口座振替でおすすめの銀行
イオンカードの口座振替でおすすめの銀行はイオン銀行です。
というよりはイオン銀行のキャッシュカードにもなっているイオンカードセレクトがイオンを使う上で一番お得なため、イオンカードセレクトを作り、イオン銀行からの引落に利用するのがおすすめです。
ただしイオンカードの引き落とし日は毎月2日のため、給料振込がいろいろな理由でイオン銀行に出来なくて、更に給料日が月末だとイオン銀行に振込むことができない場合は、他行にするしか無いという問題があります。
引落日をせめて月の前半と後半で選択できるようになれば便利なんですけどね。
イオンカードの家族カードについて
イオンカードの申込画面で家族カードを申込むかどうか確認される項目がありますが、家族カードって何だろう?と思う方もいると思います。
家族カードとは、クレジットカードの契約者本人の家族が、契約者本人と同じ(機能的に落ちる場合もあり)クレジットカードを追加で発行できるクレジットカードのことです。
請求は本契約者にまとめて行われます。
例えば結婚して奥さんが専業主婦だった場合、新規でクレジットカードを作るのは少し難しい場合もありますが、クレジットカード契約者本人の夫の信用で奥さん向けにクレジットカードを発行することが出来ます。
イオンカードの場合、専業主婦でも作りやすいクレジットカードなので、必ずしも家族カードである必要性はありません。
イオンカードで家族カードが申し込める基準
イオンカードには家族カードを申し込める基準があります。
公式サイトには下記のように発行基準が書かれています。
生計を共にする18歳以上(高校生を除く)のご家族の方。本人会員が本人会員の代理人として本規約に基づくクレジットカード利用の一切の権限を授与した家族で、(株)イオン銀行が入会を認めた方をいいます。
家族会員によるクレジットカード利用はすべて本人会員の代理人としての利用となり、当該利用に基づく一切の債務は本人会員に帰属し、家族会員はこれを負担しないものとします。
ちょっとわかりにくいですが簡単にまとめると
- 生計を一緒にしている家族であること
- 本契約者が家族カードを使う人に利用することを許可していること
- イオン銀行が入会を認めること
- 家族カードで問題があっても、本契約者の責任になる
生計を一緒にしているとは本契約者と家族であることが前提条件になるため、異なる苗字だと審査に通らない可能性もあります。
また住所が異なる場合でも審査に通らない可能性がありますが、お子さんで大学進学等で遠く離れている場合は審査に通る可能性は高いです。
イオンカードで家族カードを作るメリット
しかしイオンカードでも家族カードを作るメリットはあります。
- 家計簿の管理で請求書が1枚になった方が効率がいい
- 別々にイオンカードを作るとポイントの分散が起きてしまうため、ポイントが分散しない家族カードの方がいい
- イオンカードの審査に通りにくい家族がいる場合にも作りやすい
イオンカード以外のクレジットカード、特に年会費有料のクレジットカードの場合は年会費の削減になったり
家族カードのデメリット
イオンカードに限りませんが家族カードにはデメリットもあります。
- 明細で購入したものがバレてしまう
- 限度額が増えないので1人あたりの使える金額が減る
- 新規申込における特典が発生しない
家族にバレたくないものを購入した時に明細から購入したものがバレてしまうなんていうことはよくある話です。
年頃のお子さんがちょっとHなものを購入したくらいなら笑い話で済みますが、夫がちょっとHなホテルに宿泊したことがバレてしまったら、笑い話にはなりませんよね。
もっとも、何を購入しているかバレるからこそ、変なものが購入出来ない、余分なものが購入出来ないという牽制にはなりますので、考え方によってはメリットとなります。
限度額については、例えば元々50万円までの限度額のクレジットカードで家族カードを3枚作っても、限度額は50万円のままなので、1人辺りの使える金額が減ってしまいます。
なお今まで滞納が無かったり、ある程度長い期間カードを使っていたのであれば、家族カードを作ったタイミングで限度額の増額をお願いするということも可能です。
新規申込特典における特典について、クレジットカードでは新規申し込みで1000~10000ポイントがもらえるキャンペーンをよく実施しています。
しかし家族カードでは新規申し込みにならないので新規申込の特典はもらえないことがほとんどです。
イオンカードもよく新規発行でポイントプレゼントキャンペーンを実施しているのですが、家族カードだと対象外です。
イオンカードならではの家族カードのデメリットもあります。
イオンカードにはサンキューパスポートという特典がありますが、家族カード分は発行されません。
家族カードが申し込めないイオンカードもある
なおすべてのイオンカードで家族カードが申し込める訳ではなく、家族カードが申し込めないイオンカードもあります。
下記のイオンカードが対象外となっています。
- 提携銀行提携カード (地方銀行のキャッシュカードと一体になったイオンカード)
- イオンSuicaカード
- イオンカードKitaca
- イオンSUGOCAカード
- JQ SUGOCAカード
- JMB JQ SUGOCAカード
- より、そう、ちから。東北電力カード(WAON一体型)
- コジマ×ビックカメラカード(コジマポイントカード・WAON一体型)
イオンカードセレクトの家族カードは注意
イオンカードセレクトというイオンカードで一番お得なクレジットカードがありますが、イオンカードセレクトの家族カードは、イオンカードセレクトではなく、イオンカード(WAON一体型)となるので、注意してください。
イオンカードセレクトはキャッシュカード機能付きですが、家族カードはキャッシュカード機能が無くなります。
その結果、イオン銀行からの即時引落によるWAONへのオートチャージによるポイント発生は無くなります。
イオンカードのETCカードについて
イオンカードの申込画面で「ETCカード」を作るかどうか答える画面があります。
しかし、ETCカードとは何か、必要なものなのか、作っておいた方がいいのか、疑問に思っている方もいると思います。
結論から言えば、車を運転する可能性がある人は作っておくのがおすすめです。
ETCカードとは
ETCカードは、簡単に言えば高速道路や有料道路で自動でゲートを通るために必要なカードです。
クレジットカードと紐付けられており、高速道路等の有料料金を自動でクレジットカードで支払ったことにしてくれます。
ETCカードを使うためには、ETC車載器というものが必要です。
有人のゲートを通る必要性が無いため、時間の節約になったり、ETCを利用することでお得な高速道路の割引料金を受けることができます。
なおETC車載器は、取り付けただけでは使えません。
ETC車載器に自動車の大きさ等の情報を登録するセットアップという作業をセットアップを行うことが許された登録店で行うことが必要です。
高速道路は自動車(バイク)の大きさにより料金が変わるため、大きさの情報をETC車載器に登録するためです。
ETCカードはあくまでも料金を支払うためにクレジットカードと連動させるためのものであって、車の情報は一切必要ありません。
ETCカードは車を持って無い人にもおすすめ
自動車を持ってないからETCカードは不要と考える人もいますが、レンタカーに乗ることがあるのであれば、ETCカードは持っておくことをおすすめします。
今はほとんどのレンタカーでETC車載器が取り付けられており、自分のETCカードを持っていればレンタカーのETC車載器に自分のETCカードを入れて使うことで、レンタカーでもお得に高速道路を利用することができます。
ETCカードがお得な理由
ETCカードがなぜお得なのかその理由は大きく3つです。
- ETCカードで高速道路代を支払うことで、割引サービスやポイント還元がある
- ETCカードはクレジットカードに紐付いているからクレジットカードのポイント還元の対象となってポイントが貯まる
- 時間の節約になってお得になる
ETCカードで高速道路代を支払うことで、割引サービスやポイント還元がある
ETCカードを使う場合、事前にETCマイレージサービスに申し込んでおくことで、ETCカードでの通行料金の支払額に応じて、 ポイントが貯まります。
貯まったポイントは高速道路代に使うことが出来ます。詳しくはETCマイレージサービスをご覧ください。
またETCカードを使うことで高速道路代が割引になることもあります。
例えば朝や夕方に高速道路を利用して通勤している人向けに平日朝夕割引というものがあったり、休日割引があったり深夜割引があったりします。
高速道路によって割引を行っていたり割引率は異なるのですが、多くの方はお得になると言えます。
詳しくは下記サイトで確認してみてください。
中には高速道路代が半額になる人もいますよ。
クレジットカードのポイント還元の対象となってポイントが貯まる
ETCカードはクレジットカードに紐付いているのでクレジットカードを使ったことになります。
クレジットカードを使うということはクレジットカードのポイントが貯まるということです。
現金で支払っていたら貯まらないポイントもクレジットカードなら貯まります。
ただし一部のクレジットカードではETC利用分はポイント対象外というものもあるので、注意してください。
イオンカードはもちろんポイント還元の対象です。
時間の節約になってお得になる
何よりも時間の節約になるのがETCカードの良いところ。
人のいる料金所で並んで待っている時間って物凄く勿体無いですよね。
特に前の人が細かいお金を出そうとして時間がかかるとイライラしてしまうことも。
ETCであれば減速してそのままETCゲートを通過出来るのですから時間の節約にもなります。
時は金なりという言葉もある通り、時間の節約はお金の節約にも繋がります。
イオンiDって何?
イオンカードの申込画面で「イオンiDを申込む」という選択欄がある場合がありますが、イオンiDって何?と思う方の方が多いでしょう。
イオンiDは、おサイフケータイの機能の1つです。
イオンiDは専用アプリをAndroid OSのスマホにインストールして使う電子マネーです。
ただし一部のFeliCa対応のAndroid OSのスマホでもイオンiDには対応していないことがあります。
詳しくはiDの公式サイトで確認してください。
スマホでおサイフケータイを使いたい方は申し込んでください。
ただしiPhoneであれば、Apple Payがあるので、イオンiDは申込む必要性はありません。
ただし機種変更した時に使うかも・・・ということであれば念の為に申し込んでおきましょう。
イオンカードを申し込んで届くまでの日数
イオンカードを申し込んでから届くまでどれぐらいの期間・日数がかかるのか気になる方も多いですよね。
実際には2~3週間ですが、すべての機能で無くていいのであれば、当日発行可能なイオンカードや、ネットで申し込んで最短5分で使えるイオンカードもあります。
ただし最短5分で使えるイオンカードや即日発行可能なイオンカードもすべて仮カードであり、本カードが届くまで2~3週間かかります。
イオンカードは届くまで2~3週間かかるということは覚えておきましょう。
仮カードでもすぐに欲しい!という方は下記記事を参考にしてください。
イオンカードは、郵送でも申し込めますが、郵送で申込むと1ヶ月以上かかる時もありますので気長に待つという方以外はおすすめしません。
ポイント還元率って何?
クレジットカードを調べているとポイント還元率が高いクレジットカードがおすすめ!とよく書かれていることがありますが、そもそもポイント還元率って何?と思う方もいますよね。
ポイント還元とは、使った分のいくらかをポイントとして還元します、というものです。
ポイントカードを使ったことがある人は多いと思います。
例えば、200円で1ポイントが貯まるというポイントカードはたくさんありますよね。
1ポイントは1円分として使えるのであれば、200円で1円分が戻ってくることになります。
200円で1円分なら、1円を200円で割ると0.5%になるので、ポイント還元率は0.5%になります。
仮に100円で1ポイントなら、1÷100=0.01=1%となります。
イオンカードはイオンやマックスバリュで使うとポイント還元率は1%となりポイント還元率は割といいクレジットカードです。
イオン以外で使うとポイント還元率は0.5%となるので、あまりいいポイント還元率ではありません。
- イオン・イオングループで使う=ポイント還元率1%(一部対象外あり)
- イオン以外で使う=ポイント還元率0.5%(一部対象外あり)
イオンカードで貯まるポイントは「ときめきポイント」というポイントです。
イオンカードについている電子マネーWAONを使った場合は「WAON POINT」「WAONポイント」という別のポイントになるため、間違えないようにしてくださいね。
イオンカードはどうしてイオンでお得になるのか?
イオンカードはそもそもどうしてイオンでお得になるのか?
それはイオンで買物をしてもらいたいから、お得な特典を用意しているからです。
ではどうやってお得になるのか?と言えばいろいろな理由・サービス・特典がありますが、よりメリットを感じられるものは2つです。
- お客さま感謝デーの特典が受けられる
- イオンカードの支払いでポイントアップや割引になることがある
お客さま感謝デーの特典が受けられる
イオンのお客さま感謝デーでは、イオンカードを持っていて、イオンカードで支払うか、イオンカードを提示・スキャンした上で現金(イオン商品券・イオンギフトカードでも可)で支払うと、5%OFFになります。
月に2回ですが、ほとんどの品が5%OFFで購入出来るというのは非常にお得です。
イオンカードの支払いでポイントアップや割引になることがある
イオンカードで支払うとポイントが200円で1ポイントもしくは2ポイントのところ、200円で5ポイント・10ポイントになるセールが度々行われます。
イオンカードで支払うと5%OFFになったりする割引も行われます。
またイオンカードを使っていると5~10%OFFになるクーポンがもらえることがあります。
イオンカードには特典がいっぱい
上記で紹介したこと以外にもイオンカードには特典が数多くあるので、イオンを使う上で非常にお買い得になります。
イオンカードの特典については下記記事にまとめてあります。
イオンカードを申込むかどうかの判断基準

イオンカードがイオンでお得なのは何となく理解したけど、実際イオンをどれぐらい使っているのなら申込んだ方が良いの?

目安としては週1回以上、もしくは月間で4000円以上はイオンで買物をしている人だね。
イオンカードは主にイオンを利用する人にとって、お得になるクレジットカードです。
だから第一条件として、イオン(マックスバリュやダイエー等のイオングループのスーパーマーケットを含む)を利用しているかどうかが一番の基準になります。
では具体的にイオンをどれぐらい使っていたら、申込んだ方がいいか?となると、あくまでも目安としては、
- 週1回以上、イオンやマックスバリュ等で買物をしている
- 月に4000円以上はイオンやマックスバリュ等で買物をしている
他にも目安はありますが、代表的なのは上記の2つです。
イオンカードで貯まる「ときめきポイント」は1000ポイント以上からしか使えません。
1000ポイントということはポイント還元率1%なら10万円をつかうことです。
ときめきポイントの有効期限は2年間ですから10万円を24ヶ月で割ると約4200円です。
4000円で良いというのは、イオンカードの特典「ボーナスポイント」というものがあって、ボーナスポイント商品を購入するとポイントが加算されるからです。
またポイント5倍・ポイント10倍のセールにお買物をすることもあるでしょうから月4000円使っていれば、ポイントは無駄にすることなく使えます。
ただし下記の場合でも申込むことをおすすめします。
イオンカードはイオン等のスーパーでお得なだけでなく、イオングループ全体でお得になる特典が多かったり他のクレジットカードには無い特典が多数あるので、作っておいて損の無いクレジットカードです。
イオンカードはどこで申込むのがお得か?便利か?
イオンカードはいろいろなところで申し込めます。
- パソコン・スマホ(インターネット)から
- イオンの店頭で
- イオン銀行等のカウンターで
- 郵送で
どれが一番便利でお得か?と言えば、今はほぼ違いはありません。
以前はパソコン・スマホ(インターネット)から申込むのが断然お得でした。
理由はパソコン・スマホ(インターネット)から申込む場合に限り数千ポイントをもらえる特典があったから。
でもここ1年くらいは、店頭で申込んでもパソコン・スマホから申込んでも特典は同じことが多いため、違いはありません。
書き方が不安、ということであれば店頭で教えてもらって契約するのもいいでしょう。
ただしすぐにイオンカードが欲しい!今日申込んで、今日イオンで使いたい!ということであれば、パソコン・スマホから申込むのがおすすめです。
イオンに行ってから申込んだ時に審査に落ちると気恥ずかしいですし、手間も増えますからね。パソコン・スマホから申し込めば早ければ30分くらいで審査結果が届きます。
詳しくは下記記事をご覧ください。
以上、イオンカードを作る前に知っておきたいことでした。
イオンカードがどういうものかわかったけど、種類が多すぎてどれを選べば良いかわからないということであれば下記記事を参考にしてください。
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