イオンカードの引落し口座って、どこでも良いの?
イオンカードの種類によって指定の銀行もあるし、どこの銀行・金融期間でも良いものがあるよ。
イオンカードを作る場合、引落し口座を設定しないといけませんが、どこの銀行でも良いのかな?と悩むことはありませんか?
イオンカードはカードの種類によっては、特定の銀行しか引落し口座に設定出来ないようになっている場合があります。
引き落とし口座に制限があるイオンカード、引き落とし口座に制限の無いイオンカード、それぞれを説明します。
結論から言えば、イオンカードの中でイオンカードセレクトはイオン銀行のみ、特定の銀行と提携しているイオンカードはその提携銀行のみ、それ以外のイオンカードはほとんどの金融機関で引き落とし口座に設定出来ます。
下記の図の通りです。
もう少し詳しく説明していきます。
イオンカードで引落し口座の銀行に指定があるもの
イオンカードはカードの種類によって、利用代金の引落し口座に指定出来る銀行が異なります。
- イオン銀行のみのイオンカード
- 特定の銀行のみのイオンカード
- 銀行口座に指定の無いイオンカード
イオン銀行のみのイオンカードはイオンカードセレクト
イオンカードを発行しているのはイオン銀行ですが、イオン銀行しか引き落とし口座に指定出来ないイオンカードは「イオンカードセレクト」です。
イオンカードセレクトは現在4種類(細かく分類すると6種類)あります。
- イオンカードセレクト(通常デザイン)
- イオンカードセレクト(トイ・ストーリー デザイン)
- イオンカードセレクト(ミッキーマウス デザイン)
- イオンカードセレクト(ミニオンズ)
- イオンカードセレクト(G.Gマーク付)
- イオンカードセレクト(G.Gマーク付/ミッキーマウス デザイン)
G.Gマーク付きは55歳以上の方が申し込んだ時に発行されるカードです。
イオンカードは4つの機能がついたクレジットカードです。
- クレジットカード機能
- イオン銀行のキャッシュカード機能
- 電子マネーWAON機能
- WAON POINTカード機能
イオンカードセレクトは、イオン銀行のキャッシュカード機能付きであるため、引き落とし口座はそのままイオン銀行のみとなります。
イオン銀行しか選べないというデメリットになりますが、反面大きなメリットもあります。
それはイオンカードセレクトについている電子マネーWAONにオートチャージ設定をした場合、電子マネーWAONへのオートチャージでもポイントが貯まることです。
1000円で5ポイント(1ポイントは1円相当)が貯まります。
電子マネーWAONを使えば、当然ポイントが貯まるので、チャージと利用でポイントの2重どりが出来る唯一のイオンカードとなっています。
イオン銀行の口座を持っていない場合はセットで申込むことになります。
なお電子マネーWAONへのオートチャージはクレジットチャージではなく、イオン銀行の口座残高からの即時引落しによる現金チャージとなるので、イオン銀行の口座にチャージ分の残高が無ければオートチャージは出来ません。
だからWAONを使っているのであればクレジットカードの使いすぎという心配も無いので、クレジットカードを使いすぎるのが怖いという方にもおすすめです。
またイオン銀行は一般的な都市銀・地方銀行よりも普通預金の金利が良い場合が多いのでおすすめです。
楽天銀行やPayPay銀行などのネットバンクもイオン銀行同様、普通預金の金利は良いものの、専用のATMが無いので入出金が無料回数を超えると手数料がかかります。
何よりイオンカードを作ろうとしている方なら近くにイオンやマックスバリュ等にイオン銀行のATMが近くにあることが多いでしょうから、入出金の手数料を気にしなくて良いのがおすすめの理由になります。
イオン銀行への入金忘れが怖くて、給与の引き落とし口座と一緒の口座にしたいから諦めるという方もいますが、便利なサービスもあります。
記事の最後の方にある「イオン銀行 自動入金サービス」の項目を読んで下さい。
特定の銀行のみのイオンカード
地方銀行と提携して発行されているイオンカードが4種類あります。それらのイオンカードは、その地方銀行の口座のみ、引き落とし口座に設定出来ます。
- 荘銀イオンカード:荘内銀行
- 福銀イオンカード:福島銀行
- とりぎんイオンカード:鳥取銀行(新規発行停止)
- 三重銀イオンカード:三重銀行(新規発行停止)
オンラインから申込むことは出来ないイオンカードです。
既に上記の銀行に口座を持っていて、イオンカードを新規で作りたい人向けのイオンカードですが、特典があまり充実していないので、おすすめはしません。
銀行口座に指定の無いイオンカード
- 上記で紹介したイオンカードセレクト
- 地方銀行との提携イオンカード
上記を除くイオンカードは、引き落とし口座に指定は無く、ほとんど金融機関でも引き落とし口座に設定することが出来ます。
イオン銀行以外を利用できる特におすすめのイオンカードは下記のものがあります。
- イオンカード(ミニオンズ)
- イオンNEXCO西日本カード(WAON一体型)
- TGC CARD(旧イオンカード TGCデザイン)
ただしオンライン申込みをしたい場合は、オンライン口座振替サービスに対応した銀行に限られます。
特にイオンカード(ミニオンズ)は、イオンシネマで非常にお得に映画を見られるので、非常におすすめです。
他にどんなイオンカードがおすすめか気になった方は下記記事をご覧下さい。
イオンカード申込みでオンライン口座振替設定が可能な銀行
オンライン口座振替設定とは、書面で銀行口座を申込む必要性がなく、パソコンやスマホだけで引落口座を設定できるものです。
銀行がオンライン口座振替に対応していないと設定することができません。
また一般的にはオンライン口座振替に対応している銀行でもイオンとライバル関係にある銀行だと対応していません。
対応している代表的な銀行は下記の通りです。
- イオン銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- りそな銀行・埼玉りそな銀行
- 住信SBIネット銀行
- ろうきん
- 北洋銀行
- その他地方銀行
詳しくは下記リンク先をご覧ください。
オンライン口座振替を設定する場合に注意して欲しいのが各銀行のオンライン受付不可時間には設定できないことです。
深夜等、オンライン口座振替が設定できないことがあるので注意してください。
イオンカードの引落し口座に設定出来る銀行・出来ない銀行
引き落とし口座を自由に設定出来るイオンカードでも、引き落とし口座に設定することが出来る銀行、出来ない銀行があります。
オンラインでは出来ないけど、書面による口座振替設定可能な銀行を含めて紹介します。
イオンカードの引き落とし口座に設定出来ない銀行
有名な銀行だけど、イオンカードの引き落とし口座に設定出来ない銀行は現在(2022年11月31日現在)は下記の銀行があります。
- セブン銀行
- ローソン銀行
イオンとライバル関係にある小売・流通系の銀行が対応していません。
もう少し懐の大きいところをイオンには見せてもらいたいですね。
イオンカードの引き落とし口座に設定出来る銀行
都市銀・ネットバンク等で引き落とし口座に設定可能な銀行は下記の通りです。
- イオン銀行
- ゆうちょ銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 三菱UFJ信託銀行
- みずほ信託銀行
- 三井住友信託銀行
- SMBC信託銀行
- 新生銀行
- PayPay銀行
- ソニー銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- auじぶん銀行
大手銀行以外にも、PayPay銀行やソニー銀行、楽天銀行などの「新たな形態の銀行」と呼ばれる銀行にも対応しています。
地方銀行では下記の通りです。
北海道 | 北洋 ・ 北海道 |
東北 | 青森 ・ みちのく ・ 岩手 ・ 北日本 東北 ・ 七十七 ・ 仙台 ・ 秋田 北都 ・ きらやか ・ 荘内 ・ 山形 大東 ・ 東邦 ・ 福島 |
関東 | 常陽 ・ 筑波 ・ 足利 ・ 栃木 群馬 ・ 東和 ・ 武蔵野 ・ 京葉 千葉 ・ 千葉興業 ・ 東京スター きらぼし ・ 東日本 ・ 神奈川 ・ 横浜 |
甲信越・北陸地方 | 大光 ・ 第四北越 ・ 富山 ・ 富山第一 北陸 ・ 北國 ・ 福井 ・ 福邦 山梨中央 ・ 長野 ・ 八十二 |
東海 | 大垣共立 ・ 十六 ・ 静岡 ・ 静岡中央 清水 ・ スルガ ・ 愛知 ・ 中京 名古屋 ・ 百五 ・ 三十三 |
関西 | 滋賀 ・ 京都 ・ 関西みらい 池田泉州 ・ 但馬 ・ みなと 南都 ・ 紀陽 |
中国 | 鳥取 ・ 山陰合同 ・ 島根 ・ 中国 トマト ・ 広島 ・ もみじ ・ 西京 山口 |
四国 | 阿波 ・ 徳島大正 ・ 香川 ・ 百十四 伊予 ・ 愛媛(四国八十八 ヶ所支店を除く) 高知 ・ 四国 |
九州・沖縄 | 筑邦 ・ 西日本シティ ・ 福岡 ・ 福岡中央 北九州 ・ 佐賀共栄 ・ 佐賀 ・ 十八親和 長崎 ・ 熊本 ・ 肥後 ・ 大分 ・ 豊和 宮崎 ・ 宮崎太陽 ・ 鹿児島 ・ 南日本 沖縄海邦 ・ 沖縄 ・ 琉球 |
上記以外に下記に属する金融機関が利用出来ます。
- 全国の信用金庫
- 全国の信用組合
- 全国の農協(JAバンク)
- 全国の労働金庫(ろうきん)
イオンカードのおすすめ引落し銀行と書面申込みの問題点
イオンカードを申込む場合、おすすめの引落しを行う銀行と書面申込みを行う場合の問題点を説明します。
書面申込みに関する問題
イオンカードの引き落とし口座(支払い口座)を書面で申込む場合の問題点は2つあります。
- イオンカードが届くまで時間がかかる
- 書面に間違い・ミスがあるとより手間と時間がかかる
書面で申込む場合、後日イオンカードから書面申込み用の書類が届きます。
普通にオンラインで申込めばそのまま審査に入って2~3週間でイオンカードが届きますが、書面にすることで余分に1週間ほど時間がかかるようになります。
また印影が薄い、間違っているところがある等の問題でやり取りを行うとそれ以上の時間がかかります。
もし早くイオンカードが欲しいのであれば、オンライン口座振替の設定が出来る銀行がおすすめです。
何よりオンラインでイオンカードを申し込むとお得なキャンペーンがよく行われています。
なおすぐにでもイオンカードをイオンやネットショップで使いたい!という方は、スマホがあれば申込後最短5分で使えるようになる方法もあります。
詳しくは下記記事を参考にしてください。
イオンカードのおすすめ銀行口座
イオンカードの引落しに使う銀行口座のおすすめは断然イオン銀行です!
イオンに買物に行くことが多いからイオンカードを申込むと思うので、イオンの店舗にはある程度の頻度で訪れると思います。
イオン銀行のATMが無いイオングループの店舗は確実に減って来ていますし、大きな駅であればイオン銀行のATMが設置されるようになりました。
イオン銀行のATMであれば24時間365日、入出金が無料で出来るのでお得です。
また都市銀・地方銀行の普通預金の金利が0.01~%に対してイオン銀行は、0.01~0.1%と若干よくなっています。
イオンカードセレクトを持っていて、イオン銀行のネットバンキングを利用して、イオンカードで毎月2万円から4万円使っていれば0.03%の金利くらいにはなっています。
更に最初に説明した通り、イオンカードセレクトであればイオン銀行のみとなりますが、その分、他のイオンカードには無いチャージ&利用によるポイント2重取りが出来て、イオンで一番お得です。
イオンカードの引き落とし口座・銀行に関するQ&A
イオンカードの引き落とし口座に関して疑問に思うであろうこと、不安に思うであろうことをQ&A形式で答えていきます。
イオンカードセレクトはイオン銀行以外、絶対に設定出来ないの?
イオンカードセレクトは、イオン銀行以外は絶対に設定出来ません。
裏技もありません。
イオン銀行とセットにすることで一番お得なイオンカードになっているので、その点は諦めましょう。
引き落とし口座の変更は出来るの?
イオンカードセレクトや特定の銀行と提携しているイオンカード以外なら、後から引き落とし口座の変更も可能です。
変更には3つの方法があります。
- 暮らしのマネーサイトから申込む
- aeonWALLETから申込む
- 郵送で申込む
暮らしのマネーサイトは、イオンカードの公式サイトです。ログインしてオンラインで銀行の変更が可能です。
スマホの場合は、aeonWALLETというアプリからも変更が可能です。ただし途中からは「暮らしのマネーサイト」に移動するので、「暮らしのマネーサイト」からの変更の方が楽だと思います。
郵送はイオンカードのコールセンターに電話をして変更届の用紙を依頼して送り返すものですが、時間と手間がかかります。
イオン銀行以外の銀行にしたけど、後からイオン銀行にも出来るの?
イオンカードセレクト以外のイオンカードで、イオン銀行以外の銀行口座にしたけど、後からイオン銀行に口座を作ったから、イオン銀行からの口座振替にしたい!という場合ですが、もちろん可能です。
ただしどうせイオン銀行にするのなら、イオンカードセレクトに切り替えることをおすすめします。
イオンカードの2枚持ちも可能です。
夫名義の銀行口座でも申し込めるの?
申込み時点だと自分の銀行口座以外では申し込めません。ただしカードが出来てから夫名義の口座に変更は可能です。ただし郵送のみとなります。
詳しくは下記記事をご覧下さい。
イオン銀行は他の銀行のATMやコンビニATMからでも出金出来る?
ほとんどの金融機関のATMから出金は可能です。ただし手数料がかかります。
コンビニATMで有名な「イーネット」のATMだと110円から220円の手数料がかかります。
また預け入れでも同様に110円から220円の手数料がかかります。
イオン銀行でも良いけど給与振込の口座が違うから入金を忘れそう
イオン銀行に出来ない理由の1つとして、給与の振込口座が他の銀行のため、イオン銀行に入金を忘れそうで怖いから出来ない、という方も多いと思います。
その場合、イオン銀行の自動入金サービスというものを使うと忘れることもありません。
他の銀行から毎月自動で指定した一定金額をイオン銀行に入金するサービスです。
例えば給料の振込はみずほ銀行だった場合、みずほ銀行から毎月自動でイオン銀行に送金が出来る訳です。
毎月6日もしくは23日に引落となってイオン銀行に自動入金が出来ます。
6日・23日が土日祝であった場合は翌営業日になります。
以上、イオンカードの引落し口座についてについてでした。
引落し口座をどの銀行にするかは決まったけど、50種類以上あるイオンカードはどれがお得か悩むと思います。そんな時は下記記事を参考にしてください。
きっとあなたにとって一番お得なイオンカードが見つかります。
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