
電子マネーWAONっていろいろ種類があるけど、どういう違いがあるのかよくわからない

確かにどれが良いのかわかりにくいよね。
電子マネーWAONは、電子マネーの中の利用金額ではベスト3に入ると言われているほど多く使われています。
使えるところも増えてきており、電子マネーWAONを持とうかな?と考えている人も多いでしょう。
そこで、電子マネーWAONにはどんな種類があって、発行してもらうにはどうすれば良いのか、どう作れば良いのか詳しく解説します。
電子マネーWAONの種類

電子マネーWAONは大きくわけて4つのタイプに分類出来るよ
ここでは電子マネーWAONのことをWAONと以後は表記します。
WAONは大きく分類すると4種類あります。
- 電子マネーWAONカード
- イオンカードWAON一体型
- モバイルWAON(お財布ケータイ)
- イオン銀行キャッシュカード
それぞれメリットやデメリットがありますが、イオンやマックスバリュ等のイオンのお店をよく使うのであれば、イオンカードWAON一体型であるイオンカードセレクトがおすすめです。
それでは、それぞれのWAONについて詳しく説明していきます。
電子マネーWAONカード

とにかくWAONが持てれば良い!という方でスマホのアプリは面倒という方におすすめなのが、電子マネーWAONカードだよ。
WAONカードは1枚300円で販売されています。
WAONカードは更に細かく分類すると4種類に分けられます。
- WAONカード(無記名式)
- WAONカード(会員登録済)
- WAONカードプラス
- 提携WAONカード
WAONカードは現金でチャージしたいという方向けですが、WAONカードプラスであればクレジットカードからのチャージも可能です。
WAONカード(無記名式)
イオンやマックスバリュ等で1枚300円で販売されているWAONカードで、そのままイオン銀行のATMやサービスカウンター、レジ等で現金でチャージして使うことが出来ます。
少し大きめのイオンに行くといろいろなデザインのWAONカードが販売されているので、好みのものを使うのも良いでしょう。
また各都道府県でオリジナルのWAONカードが販売されています。
北海道で販売されている雪ミクWAONのようなご当地キャラのWAONカードもあります。
また後で会員登録をして使うことも出来ます。
なお良くみかけるこの電子マネーWAONカード。
実は既に作られておらず、店舗で購入できるのは「ご当地WAON」と呼ばれるものだけどなっています。この柄のWAONが欲しい場合はWAONカードプラスを申込むしかありません。
なお無記名式のWAONはイオンで使う上で非常に損なので次に紹介する会員登録済みにされることを強くおすすめします。
WAONカード(会員登録済)
販売されているWAONカードをインターネットや郵送で会員登録した場合、電子マネーWAON会員となります。
無記名式のWAONと比べてイオングループで使うといつでもポイントが2倍になる等のメリットがあるので、特に理由が無い限りは無記名式のWAONカードを会員登録して使うことをおすすめします。
- 無記名式WAON=200円(税込)の利用で1ポイント
- 登録済WAON=200円(税込)の利用でイオンなら2ポイント
1ポイントは電子マネーWAON1円分に交換して使えます。
既に無記名式のWAONカードを持っていて登録されたい方は下記から登録出来ます。
WAONカードプラス
オートチャージが可能なWAONカードが「WAONカードプラス」です。発行手数料が300円かかります。
ただし、誰でも「WAONカードプラス」を申し込める訳ではなく特定のイオンカードを持っている人のみが申し込めて使えるようになります。
WAONと一体になっていないイオンカードで申し込めるものです。
なおWAONカードプラスは会員登録済みのWAONと同じ扱いです。
提携WAONカード=無料でWAONカードを作れる
イオンと提携してWAONカードを発行している会社がいくつかあります。
代表的なところで言えば、JALやクロネコヤマトがあります。
JALはJMB WAONカードを発行しており、発行手数料・年会費は無料でWAONカードを持つことが出来ます。ただし、ポイントはWAONポイント(WAON POINT)ではなく、JALのマイルになります。
クロネコヤマトが発行しているのはクロネコメンバーズWAONというWAONカードで、1枚のカードに「WAON」と「クロネコメンバー割」という2種類の電子マネーがチャージ出来るようになっています。
なお提携WAONカードはすべて無料という訳ではなく、中には1000円を超える発行手数料がかかるものもあります。
提携WAONカードの一覧は下記をご覧ください。
イオンカード以外、例えば三井住友系のクレジットカードであれば有料ですが、提携WAONカードを発行出来ますし、三井住友カードでもWAONへのオートチャージが可能です。
ただしオートチャージではポイントは貯まりません。
イオンカードは作りたくないな…ということであれば三井住友カードで三井住友カードWAONを申込んで使うのがおすすめです。
三井住友カードWAONは発行手数料が300円(税込)です。
三井住友カードWAONでも電子マネーWAONの特典・メリットは同じです。
なお週末はイオンでまとめ買いをするけど、普段の買物は近所のコンビニ、という場合は、イオンカードよりも三井住友カードの方がお得です。
三井住友カードは、セブンイレブン・ローソン・ファミマでいつでもポイント5倍なので、還元率で言えば2.5%にもなります。
提携WAONもWAONの会員登録を行わないと非常に損なので、会員登録されることを強くおすすめします。
無記名のWAONと会員登録済みWAONの違い
会員登録せずにWAONは使うことが出来ますが、会員登録した方がメリットが大きくなっています。
項目 | 無記名 WAON | 会員登録済み WAON |
---|---|---|
イオングループ 対象店舗での利用 | 200円で1ポイント | 200円で2ポイント |
WAON紛失時 | 紛失・盗難でも保証なし | 紛失・盗難があった場合、 利用停止措置完了時点での 残高を再発行カードに 移行可能 |
2枚以上のWAON のポイント合算 | 不可 | 可 |
ポイント還元率が倍も異なるため、よほどの理由が無い限りは会員登録して使うことおすすめします。
イオンカードWAON一体型(クレジットカード一体型)

イオンやマックスバリュ等のイオンのお店でよくお買い物をするという方におすすめなのが、イオンカードとWAONが一体になったものだよ。
イオンカード(クレジットカード)にWAONカードの機能を持たせたものが、イオンカードWAON一体型です。
いろいろな種類が出ていますが、イオンカード一体型のメリットは、3つあります。
- オートチャージが可能
- WAON POINTカードの機能もある
- 無料で発行出来る
WAONカードをわざわざ300円出して買うよりも無料で作れるイオンカードWAON一体型に申し込む方が損はありせんし、何よりもお得です。
なお、一番お得なイオンカードWAON一体型はイオンカードセレクトです。
イオンカードセレクトについては下記記事をご覧ください。
ただイオンカードセレクトは、イオン銀行を引き落とし口座にしないといけません。それはちょっと困る…という場合は、下記の参考記事の中から選んでください。
モバイルWAON(お財布ケータイ)

カードとか持ち歩きたくない!スマホだけで決済したいという方におすすめなのがモバイルWAONだよ。
Androidのお財布ケータイ(FeliCa機能)があるスマホのみですが、モバイルWAONというアプリをインストールして使うことが出来るWAONです(iOS・iPhoneでは使えません)。
またGoogle Pay対応のスマホでも使えます。
発行手数料無しは当然ですが、アプリをインストールしてイオン銀行のATMで現金チャージをすればすぐにWAONとして使うことが可能です。
またイオンカードを持っていればクレジットカードによるチャージも可能です。
既にWAONを持っていて、モバイルWAONに持っているWAONを登録したいという方もいると思いますが、それは出来ません。
モバイルWAONはどうしても新規発行になってしまいます。
問題は既に持っているWAONのポイントをどうするか?ですよね。
smartWAONというアプリにはWAONカードを最大15枚まで登録出来て、ポイントの合算が可能になるので、smartWAONを使って対応してください。
イオン銀行キャッシュカード一体型

クレジットカードは絶対に持ちたくない!でもWAONにオートチャージはしたい!という方におすすめなのがイオン銀行キャッシュカードと一体になったWAONだよ。
イオン銀行キャッシュカードやイオン銀行キャッシュ+デビットにもWAONカードの機能がついたものがあります。
イオン銀行キャッシュ+デビットであればWAONに銀行口座からのオートチャージも可能です。
クレジットカード機能とイオンカード、WAONカード機能の3つがついたイオンカードセレクトが最もおすすめですが、クレジットカード機能は要らないけど、WAONにオートチャージがしたいという方には、イオン銀行キャッシュ+デビットがおすすめです。
どの電子マネーWAONが良いか?

どのWAONが良いかと言えば人それぞれだけど、おすすめなのはイオンカードセレクトだよ。
どのWAONが良いのか?と思うかもしれませんが、人それぞれです。
ただ一番お得にイオンを使いたい!という方におすすめなのがイオンカードセレクトがおすすめです。
イオンカードセレクトならWAONへのオートチャージ(クレジットカードチャージではなく、イオン銀行からの即時引き落としによるチャージ)でポイントも貯まるので、他のWAONよりもお得です。
とにかくWAONが必要という人なら
- スマホで決済したい=モバイルWAON
- カードタイプが良い=クロネコヤマトメンバーズ等の提携WAONカード
ということになります。
以上、電子マネーWAON・WAONカードの種類と発行方法・作り方についてでした。
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