イオンカードって、家族カードで申し込んだ方が良いのかな?それとも別々に申し込んだ方が良いのかな?
どれぐらい別々で使うかにもよるよ。ただイオンでお得に買物をするのであれば別々に作った方が良いかも。
イオンカードは既にパートナーが持っているけど、別々に買物に行くことも多いから新規でイオンカードを申し込むか、それとも家族カードを申し込むか悩んでいませんか?
イオンでどれぐらい買物をするかにもよりますが、月に2回以上買物に行くのなら別々に申し込んだ方が良いでしょう。
でも家族カードの方がお得な場合もあるので、メリット・デメリットも含めて説明します。
またイオンカードを申し込む時に「家族カード」って出てくるけど、家族カードって何?と思っている方にも家族カードとはどういうものか詳しく説明します。
イオンカードの家族カードについて
家族カードとは、クレジットカードの契約者本人の家族が、契約者本人と同じ(機能的に落ちる場合もあり)クレジットカードを追加で発行できるクレジットカードのことです。
請求は本契約者にまとめて行われます。
例えば結婚して奥さんが専業主婦だった場合、新規でクレジットカードを作るのは少し難しい場合もありますが、クレジットカード契約者本人の夫の信用で奥さん向けにクレジットカードを発行することが出来ます。
またほとんどの家族カードは、ポイントは契約者本人にまとめられるので、ポイントの分散も起こりません。
イオンカードの場合、専業主婦でも作りやすいクレジットカードなので、必ずしも家族カードである必要性はありません。
何より家族カードにすることでデメリットが発生するイオンカードもあります。
イオンカードで家族カードが申し込める基準
イオンカードには家族カードを申し込める基準があります。
公式サイトには下記のように発行基準が書かれています。
生計を共にする18歳以上(高校生を除く・配偶者・親・子)のご家族の方。
本人会員が本人会員の代理人として本規約に基づくクレジットカード利用の一切の権限を授与した家族で、(株)イオン銀行が入会を認めた方をいいます。家族会員によるクレジットカード利用はすべて本人会員の代理人としての利用となり、当該利用に基づく一切の債務は本人会員に帰属し、家族会員はこれを負担しないものとします。
ちょっとわかりにくいですが簡単にまとめると
- 生計を一緒にしている家族であること
- 基本的には本カード契約者から見て配偶者・親・子であること
- 本契約者が家族カードを使う人に利用することを許可していること
- イオン銀行が入会を認めること
- 家族カードで問題があっても、本契約者の責任になる
生計を一緒にしているとは本契約者と家族であることが前提条件になるため、異なる苗字だと審査に通らない可能性もあります。
また住所が異なる場合でも審査に通らない可能性がありますが、お子さんで大学進学等で遠く離れている場合は審査に通る可能性は高いです。
別々の住所でも生計は一緒ということはお子さんの場合はありますからね。
イオンカードの家族カードを作るのにかかる費用
イオンカードは年会費・発行手数料は無料です。
では家族カードを作る場合はどうか?と言えば家族カードも作るだけなら一切費用はかかりません。
- 年会費:0円
- 発行手数料:0円
- 事務手数料:0円
- 盗難保険料:0円
もちろんカードを利用して買物をすれば買物した分は、当然請求されますが、分割払いやリボルビング払いにしない限り、利用手数料もかかりません。
通常のイオンカードと同じなので、詳しくは下記記事をご覧ください。
イオンカードで家族カードを作るメリット
イオンカードで家族カードを作るメリットを紹介します。
イオンカードは元々年会費無料のクレジットカードなので、年会費はかからないので、それはメリットには含めませんが、年会費が有料のクレジットカードの場合、年会費をなくしたり少なく抑えられるメリットがあります。
それ以外のメリットは下記の通りです。
- 本人カードとほぼ同じサービス・特典が受けられる
- バースデーパスポートが実質的に増える
- 家計簿の管理で請求書が1枚になった方が効率がいい
- 別々にイオンカードを作るとポイントの分散が起きてしまうため、ポイントが分散しない家族カードの方がいい
- イオンカードの審査に通りにくい家族がいる場合にも作りやすい
- 3枚まで発行出来る
- 家族カードでもキャッシングが可能
本人カードとほぼ同じサービス・特典が受けられる
イオンカードには様々な特典があります。
お客さま感謝デーで5%OFFになったり、イオンシネマの映画鑑賞券を安く購入出来たり。
家族カードでも基本的には同じ特典がついてくるので、イオンやイオングループでお得に買物が出来るようになります。
バースデーパスポートが実質的に増える
バースデーパスポートはイオンカードの特典の1つで、誕生月に1日、自分の好きな日を選び、ほとんどの商品が5%OFFで購入出来る特典です。
家族カード会員毎に発行されるので、家族カードを増やせばその分、バースデーパスポートの発行が増えることになります。
家族カードが2枚あれば、自分の分と含めてバースデーパスポートが3枚になります。
家計簿の管理で請求書が1枚になった方が効率がいい
クレジットカードが2枚になると、請求書・利用明細書も2枚になりますが、家族カードであれば請求書・利用明細書は1枚です。
家計簿をつけている場合、管理が簡単になって効率化が行えます。
別々にイオンカードを作るとポイントの分散が起きてしまうため、ポイントが分散しない家族カードの方がいい
別々のクレジットカードだとポイントの分散が起きてしまい、交換出来るポイントが貯まる前にポイントの有効期限が来てしまうこともありえます。
しかし家族カードならポイントは本契約者のカードにまとめられるので、ポイントの分散が起こりません。
ただイオンカードの場合、貯まるポイントが1ポイント1円とイオン等のスーパーマーケットで使えたり、1ポイント1円から電子マネーWAONに交換出来るので、ポイントの分散は気にしなくても大丈夫です。
イオンカードの審査に通りにくい家族がいる場合にも作りやすい
クレジットカードの審査に通らない人が家族にいた場合でも、家族カードなら発行してもらえることがあります。
クレジットカードがどうしても個人で必要だけど、作れないという時に申し込んで見るのがおすすめです。
イオンカードの家族カードは3枚まで発行出来る
イオンカードの家族カードは最大で3枚まで発行出来ます。本人分と含めて4枚までです。
ただし高校生以下は家族カードを申し込めないので、注意してください。
家族カードでもキャッシングが可能
多くのクレジットカードは家族カードの場合、キャッシングは出来ませんが、イオンカードの家族カードであれば、キャッシングも可能です。
例えば遠く離れて生活しているお子さんが急にお金がいるけど、振り込みだと明日になってしまって困るという場合に、イオンカードでキャッシングしてもらって、その場を乗り越えてもらうなんてことも可能です。
イオンカードの家族カードのデメリット
イオンカードの家族カードに限ったデメリット、家族カードに共通してあるデメリット、それぞれがあります。
- 明細で購入したものがバレてしまう
- 限度額が増えないので1人あたりの使える金額が減る
- 新規申込における特典が発生しない
- 無くなる特典のあるイオンカードもある
- 家族カードが申し込めないイオンカードもある
明細で購入したものがバレてしまう
家族に購入したことがバレたくないものを購入した場合、明細書が同じなので、バレてしまうことがあります。
年頃のお子さんがちょっとHなものを購入したくらいなら笑い話で済みますが、夫がちょっとHなホテルに宿泊したことがバレてしまったら、笑い話にはなりませんよね。
もっとも、何を購入しているかバレるからこそ、変なものが購入出来ない、余分なものが購入出来ないという牽制にはなりますので、考え方によってはメリットとなります。
限度額が増えないので1人あたりの使える金額が減る
限度額については、例えば元々50万円までの限度額のクレジットカードで家族カードを3枚作っても、限度額は50万円のままなので、1人辺りの使える金額が減ってしまいます。
なお今まで滞納が無かったり、ある程度長い期間カードを使っていたのであれば、家族カードを作ったタイミングで限度額の増額をお願いするということも可能です。
イオンカードは比較的、増額に応じてくれます。
新規申込における特典が発生しない
新規申込特典における特典について、クレジットカードでは新規申し込みで1000~10000ポイント(1000円相当から10000円相当)がもらえるキャンペーンをよく実施しています。
しかし家族カードでは新規申し込みにならないので新規申込の特典はもらえないことがほとんどです。
イオンカードもよく新規発行でポイントプレゼントキャンペーンを実施しているのですが、家族カードだと対象外です。
特典をそれぞれ受けたい場合は、別々で申し込む方が良いでしょう。
無くなる特典のあるイオンカードもある
イオンカードの家族カードでも特典はほぼ変わりませんが、2つだけ特典が無くなるものがあります。
- サンキューパスポートは1枚のみ
- イオンカードセレクトの家族カードはイオンカードセレクトでは無くなる
サンキューパスポートは1枚のみ
イオンカードの特典に「サンキューパスポート」というものがありますが、家族カード分は発行されません。
衣料品や暮らしの品が5~10%OFFになるクーポンでほぼ毎月発行されるものですが、1枚しか発行されないので、それぞれで使うということが出来なくなります。
発行はイオンウォレットというアプリか、イオン銀行ATMから行いますが、本人カードでも家族カードでも発行出来るものの、発行してしまうと、もう片方のカードからは発行出来なくなります。
イオンカードセレクトの家族カードはイオンカードセレクトでは無くなる
イオンカードセレクトは、イオンカードの中で最もお得です。
その理由は、WAONへのオートチャージでもポイントが貯まるためです。
1000円のチャージにつき、5ポイント(5円相当)が貯まります。
ただクレジットチャージではありません。
イオンカードセレクトはイオン銀行のキャッシュカード機能もついており、イオン銀行の口座から即時引落による現金チャージです。
このイオンカードセレクトの最大のメリットとも言えるWAONへのオートチャージでのポイント取得は家族カードでは出来ません。
理由は家族カードにはイオン銀行のキャッシュカード機能がついていないためです。
名義が違う人のキャッシュカード機能を持たせることが出来ないので、当然イオン銀行のキャッシュカード機能が無くなり、イオンカード(WAON一体型)が届くことになります。
だからイオンカードセレクトの最大の特典でありメリットであるWAONへのオートチャージによるポイント取得を目的とするのなら、家族カードではなく、普通にイオンカードセレクトと申し込みましょう!
なお家族カードでも通常のクレジットチャージによるオートチャージには対応していますが、チャージポイントはありません。
家族カードが申し込めないイオンカードもある
イオンカード・イオンのマークがついたクレジットカード(提携カード)すべてで家族カードを申し込める訳ではなく、下記のカードの場合は、家族カードは申し込めません。
- イオンSuicaカード
- イオンカードKitaca
- イオンSUGOCAカード
- JQ SUGOCAカード
- JMB JQ SUGOCAカード
- より、そう、ちから。東北電力カード(WAON一体型)
- コジマ×ビックカメラカード(コジマポイントカード・WAON一体型)
- 荘銀イオンカード
- とりぎんイオンカード
- 福銀イオンカード
上記のカードは交通系電子マネーが一体化していたり、イオンとは関係ないポイントカード機能がついており、家族カードを発行することが根本的に出来ないものです。
イオンカード・家族カードの申込みの注意点
既にイオンカードを持っている場合は、WEBから簡単に申し込むことが出来ます。WEBからの申込みは事前にイオンスクエアーIDを取得することが必要です。
イオンスクエアーIDを申し込んだ後に、暮らしのマネーサイトで申し込むことになります。
ただしいくつかのイオンカードは、コールセンターに申し込むか郵送で申し込むことになります。
- ベネッセ・イオンカード(WAON一体型)=イオンカードコールセンターへ連絡する
- KASUMIカード=家族カードの申込書を申し込んだ上で郵送で申し込む
- イオンサンデーカード=家族カードの申込書を申し込んだ上で郵送で申し込む
- イオンJMBカード(JMB WAON一体型)=申込書を送付
ほとんどの人に関係ありませんが、イオンカードセレクト(従業員用)の場合は、所属の総務・人事経由で申し込むことになります。
イオンではイオンカードセレクトが社員証となっています。
そういえば結婚した時にイオンカードセレクトの家族カードをもらったけど、総務に申し込んだの?
総務に結婚したことを伝えて、いろいろな書類をもらったんだけど、その時に家族カードの申込書も一緒に渡されたから、一緒に申し込んだんだ。気が利く総務や人事の人だと、一緒に家族カードの申請書もくれるんだよ。
なお、家族カードを申し込んで届くまでの期間は概ね2週間くらいです。
イオンゴールドカードの場合の家族カードもゴールドになる!
イオンゴールドカードは、イオンカードを年間50万円以上、イオンカードのカードショッピングで利用している方に招待状が届き、申し込めるカードです。
イオンから招待されない限りは申し込めません。
既にイオンゴールドカードを持っている方が、家族カードを申し込もうと思った時に家族カードもゴールドカードになるのか疑問に思うかもしれませんね。
結論は、既にイオンゴールドカードを持っていて家族カードを申し込んだ場合、家族カードもイオンゴールドカードになります。
ただしイオンゴールドカード セレクトの場合は、先にも書いた通り、イオンゴールドカード(WAON一体型)になるので注意してください。
電子マネーWAONへのオートチャージでポイントは貯まりません。
家族カードのイオンゴールドカードでも空港ラウンジは使える
家族カードのゴールドカードでもイオンゴールドカードの特典である空港ラウンジの利用は可能です。
無料でゴールドカード特典であるラウンジサービスを使えるのは非常にお得ですよね。
イオンカードの家族カードに関するQ&A
イオンカードの家族カードに関して疑問に思うであろうことをQ&A形式で答えていきます。
家族カードのみを解約できるの?
出来ます。ほとんどのイオンカードはWEBから解約を申し込めますが、一部のイオンカードはコールセンターに電話して解約を申し込むことになります。
- イオン銀行コールセンター:0120-13-1089
- 受付時間9:00~21:00 年中無休
家族カードだけ残して、本人カードは解約できるの?
これは出来ません。家族カードはあくまでも本人カードがあって、初めて申し込めるものなので、本人カードの解約=家族カードも解約となります。
家族カードと自分で申し込むのとどっちが良い?
既に説明していますが、いくら使うかによります。
ただイオンで一番お得なイオンカードセレクトに限って言えば、家族カードではなくWAON一体型のカードになってしまうので、イオンカードセレクトなら自分自身で申し込むのがおすすめです。
家族カードの審査は厳しい?
家族カードの審査はそれほど厳しくはありません。既に本人が審査に通っていて、家族カードの責任は本人になるため、普通よりも審査には通りやすくなっています。
イオンカード自体の審査基準が格段に厳しい訳でありません。
もちろん過去に問題(破産や滞納)があれば審査が通らないこともあります。
イオンカードの家族カード 新規申込みのキャンペーンは無いの?
過去にイオンカードの家族カード新規申込みのキャンペーンは見かけたことはありますが、年に1回行われるかどうか、というほど行われていません。
いつ行われるかわからない家族カードのキャンペーンより、いつも行われている新規申込みキャンペーンで申し込んだ方がお得ですし、おすすめです。
家族が55歳以上だと家族カードは、G.Gマーク付きになる?
イオンカードは、55歳以上の方が新規で申し込んだり、55歳以降にカードの有効期限が切れて更新で新しいカードが届く場合、G.Gマークというマークがついたイオンカードが届きます。
もし本契約の方が53歳、家族カードで申し込もうとしている人が55歳だと、家族カードはどうなるかと言えば、G.Gマーク付きのイオンカードが届きます。
また家族カードの方が55歳になった時点で、自動的にG.G感謝デー対象にもなります。
詳しくは下記記事をご覧ください。
家族カードと本カードの見分け方は?
イオンカードセレクトの場合、家族カードには「SELECT」という文字が入らず、またイオン銀行とも書かれてないので、見た目としては、イオンカード(WAON一体型)になるため、2つを並べればすぐに見分けがつきます。
イオンカード(WAON一体型)の場合は、見分けはつきません。
なおイオンカードにはいつから会員か、作った年が入っている場合がありますが、家族カードは本契約のカードが作られた年になっています。
以上、イオンカードの家族カードについてでした。
もしイオンカードをまだ持ってなくて、どのイオンカードを申し込めば良いか悩んだ時は下記記事を参考にしてください。きっとあなたにとって最適なイオンカードが見つかります。
一番お得でおすすめは、イオンカードセレクトです。
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