イオンカードって名前のところとかデコボコしているでしょ?あれ無い方が小さいお財布だと便利なんだけどな。
イオンカードにもデコボコしていないカードがいくつかあるよ。それに2022年11月以降のイオンカードセレクトやイオンカードWAON一体型は非常にシンプルなデザインになっていんだ。
クレジットカードをお財布に入れていると、デコボコ(凸凹)が無い方がスッキリと入るし、幅も減るから出来れば凸凹の無いクレジットカードが良いな~と思うこともありますよね。
イオンカードのデザインを見ていると凸凹があるものばかりで、作るのを躊躇してしまう方もいるかもしれませんが、実は凸凹の無い、エンボレスのイオンカードが増えています。
どのイオンカードがエンボレス・凸凹が無いか詳しく説明します。
クレジットカードのエンボス加工とエンボレスについて
最初にエンボスとかエンボレスという言葉が出てきて戸惑うかもしれないので、エンボス・エンボレスについて説明しておきます。
簡単に言えば下記の通りです。
- エンボス加工=デコボコ(凸凹)になっているもの
- エンボレス加工=デコボコ(凸凹)になっていないもの
エンボス加工がされていて喜ばれるものの代表がトイレットペーパーでしょう。
若干凸凹している方が肌触りもよく吸水性も高いのでトイレットペーパーはエンボス加工されたものの方が喜ばれます。
反面、最近だと喜ばれないのがクレジットカードです。
2枚のイオンカードがありますが、上は凸凹の無いエンボレスなイオンカード、下は凸凹のあるエンボス加工されたイオンカードです。
凸凹の無いクレジットカードの方がサイフに入れた時もかさばらない、スマートに収納出来ることもあり、最近はエンボレス(凸凹無し)のクレジットカードを選ぶ人も増えています。
上記の写真のようにエンボレスなら厚みが増さないので、シャープにお財布やパスケースを持ちたい人に人気な訳です。
昔はエンボス加工のクレジットカードが必要だった
1990年代までは、どうしてもエンボス加工された凸凹なクレジットカードで無ければ不便なこともあったのですが、最近では環境の変化に伴い、凸凹の無いエンボレスのクレジットカードが増えてきています。
なぜエンボス加工されたクレジットカードで無ければ不便だったかと言えば、通信環境が今ほど整ってなかったから。
昔はインプリンタといって、カードを写真の機械に入れてカーボン紙で記録出来るようにしてクレジットカード利用の明細を作っていました。
凸凹が無いと手書きで全部書き写さないといけなかったため不便な状況となります。
今ではスマホとカードリダーを組み合わせるだけで、簡単にクレジットカードを利用出来るようになったため、インプリンタを使うことはほぼ無くなりました。
ただし大規模な通信障害が起きるとクレジットカードや電子マネー、QRコード決済が使えなくなることもある危険性は残されています。
実際に2022年には、KDDI(au)が大規模な通信障害を発生させ、スマホを使った決済が出来なくなり、かなり混乱しました。
今でも海外旅行ならエンボス加工のクレジットカードが必要な時も
通信環境が整ったと言っても、それは日本でのこと。海外では今でも通信環境が不安定な地域があります。
その場合はインプリンタを使ってクレジットカード決済をすることもあるため、エンボス加工されたクレジットカードの方が便利なこともあります。
もっともアジアやアフリカ、南米の一部の国だけの話なので、それほど気にすることもありませんが、海外旅行に行く時は念のためにエンボス加工のクレジットカードもあった方が万が一の時に便利です。
ただし相手に1度カードを預けるため、スキミング等で情報を抜き取られる可能性もあるので、海外こそインプリンタを使う状況でクレジットカードの買物を避けるべきでしょう。
エンボレスのイオンカード
エンボレス、つまり凸凹の無いイオンカードは存在しますが、どういうイオンカードならエンボレスなのか?
下に上げるイオンカードがエンボレスとなります(カード名クリックで詳細記事へ移動します)。
- イオンカードセレクト 通常デザイン
- イオンカード(WAON一体型)通常デザイン
- イオンSuicaカード
- イオンカードKitaca
- イオンSUGOCAカード
- イオンカード(櫻坂46)
- イオンE-NEXCO passカード(VISAのみ)
イオンカードでは無いけどほぼイオンカードとして使える下記のカードもエンボレスです。
イオンカードセレクトおよびWAON一体型の通常デザインは、2022年11月から完全なエンボレスタイプになっています。
今後、イオンカードはこのデザインに変更されていくようなので、ほとんどがエンボレスタイムになっていきます。
基本はVISAと鉄道系電子マネー対応のイオンカード・JCBも対応中
元々VISAはエンボレスのクレジットカードを積極的に発効していたこともあり、国際ブランドでVISAを選ぶとエンボレスであることが増えています。
また交通系電子マネーと一体になったイオンカードがエンボレスなのは、元々JRや私鉄各社の切符券売機でSuicaやPASMOを読み取り口(カードを入れるところ)が、凸凹になったカードに対応していなかったため、それに対応させるために鉄道系電子マネーが一体となったクレジットカードはエンボレスとなった経緯があります。
そのため鉄道会社が発効しているクレジットカード、例えばJR東日本発効のビューカードであれば全部エンボレスのクレジットカードになっています。
デザイン重視のイオンカードもエンボレスに
デザイン重視のイオンカードも徐々にエンボレスになってきています。
2021年になってから登場したイオンカード(櫻坂46)は、エンボレスとなっています。
また国際ブランドがJCBの場合もエンボレスになりつつあります。
エンボレスのイオンカードならイオンカードセレクト(VISA)がおすすめ
エンボレスのイオンカード、どれが良いのか悩むかもしれませんが、エンボレスの中でおすすめ出来るのは、イオンカードセレクト(VISA)が一押しです。
というのもイオンカードの中でイオンで一番お得なのが、イオンカードセレクトだからです。
詳しくは下記記事をお読みください。
正直に言えばイオンカードで交通系電子マネーと一体になったものはおすすめはしていません。あまりお得では無いからです。
ただしイオンカードは公式ではエンボレス・エンボスは発表していない
ここまで説明してきてなんですが、イオンカードとしては公式にはどのカードがエンボスで、どのカードがエンボレスか、ほとんど発表したり公表していません。
イオンカードに問い合わせた返答が下記のとおりです。
イオンマークのクレジットカードは、カード種類などによりカード券面の表記をエンボス(凹凸)加工ではなく(エンボスレス)、印刷とさせていただいております。
また、エンボスレス加工の対応状況につきましては、お客さまへお届けいたしましたカードでのご確認をお願いしております。
つまり届いてから確認してね!ということで終わっています。
今どき、クレジットカードは多様化していて、エンボスかエンボレスで選ぶ人もいるのに、届いてから確認してというのはありえないと思うのですが、まあイオンならしょうがないか…と思いますね。
なお本契約のイオンカードは、エンボレスだけど家族カードはエンボス加工という場合もあって、届くまでわからない状況です。
そういえば先日届いたイオンカード、Jちゃんのは、エンボレスだったけど家族カードの私は、エンボス加工されていたね。
そう、まさか本契約のカードと家族カードで違うなんて、思ってもなかったね。
名前すら無いクレジットカードも登場している
クレジットカードと言えばカード面表側にカード番号、そしてカードの有効期限は記載されているもの、こう思っていますよね。
でも最近ではカード面の表面にカード番号・カード有効期限が無いクレジットカードも登場しています。
それは三井住友カードです。
イオンカードで探していたから、三井住友カード紹介されても意味無いんですけど!と思うかもしれませんが、三井住友カードはイオンもよく使うけどイオン以外、特にコンビニでもクレジットカードをよく使うということであれば、三井住友カードの方がお得になります。
イオンカードでセブンイレブンやファミマ、ローソンで買物してもポイント還元率は0.5%しかありません。でも三井住友カードならポイント還元率は2%にもなります。
でも三井住友カードじゃイオンでお得にならないでしょ?感謝デーでも5%OFFにならないし。
実は別途300円かかるけど、三井住友カード専用の電子マネーWAONカードがあって、三井住友カードでオートチャージして使えるから、三井住友カード専用のWAONを作ればイオンで感謝デーで5%OFFの特典を受けられるんだよ。
ということでコンビニ利用頻度が高い場合には、三井住友カードがおすすめです。
以上、イオンカードのエンボス加工(凸凹)とエンボレス(凸凹なし)についてでした。
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