
マックスバリュって、マックスバリュとマックスバリュエクスプレスがあるでしょ?大きさが違うっていうのはわかるけど、わざわざ名称を増やさなくても良いと思うんだけどな。

マックスバリュは、地域によってはエクスプレス以外にもあるんだよ。それと分けていることでイオンにもお客さんにも少しはメリットがあるんだ。
イオングループ各社が運営しているマックスバリュには「マックスバリュ」「マックスバリュエクスプレス」等の店舗名があります。
大きさが違うということは見ればわかるのですが、なぜ分けているのか不思議に思うこともあるかもしれません。
マックスバリュの種類とそれぞれの違いについて説明します。
マックスバリュの種類
マックスバリュにはいろいろな種類があります。
- マックスバリュ:標準店舗
- マックスバリュ エクスプレス:小型店舗
- マックスバリュ グランド:大型店・2店舗のみ
- マックスバリュ くらし館:中小型店・6店舗のみ
- マックスバリュ ハロー:小型店・1店舗のみ
ただマックスバリュを運営している店舗は9社もあり、各社によって運営しているマックスバリュの種類は異なります。
運営会社 | マックスバリュ | マックスバリュ エクスプレス | マックスバリュ グランド | マックスバリュ くらし館 | マックスバリュ ハロー |
マックスバリュ 西日本 | ○ | ○ | |||
マックスバリュ 東海 | ○ | ○ | ○ | ||
マックスバリュ 関東 | ○ | ○ | |||
マックスバリュ 北陸 | ○ | ||||
株式会社光洋 | ○ | ○ | |||
イオン北海道 | ○ | ○ | |||
イオン東北 | ○ | ○ | |||
イオン九州 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
イオン琉球 | ○ |
- マックスバリュ グランド:大型店・2店舗のみ
- マックスバリュ くらし館:中小型店・6店舗のみ
- マックスバリュ ハロー:小型店・1店舗のみ
上記の特殊なマックスバリュの店舗名の内、くらし館とハローは店舗自体が古くなっていることもあり、数年内に店舗の建替え等を行い無くなるものと思われます。
グランドに関しては、マックスバリュ東海の大型のマックスバリュにのみ付けられたものなので、マックスバリュ東海が大型のマックスバリュを出店したら、また登場する可能性もあると思います。
この特殊なマックスバリュ3種類を除き、マックスバリュは、マックスバリュとマックスバリュエクスプレスの2つで今後は出店をしていくものと思われます。
なお過去には下記のマックスバリュもありました。
- マックスバリュ プライム:高級な食品も扱っていたマックスバリュ
- マックスバリュー:マックスバリュが出来た当時にあったもの
なお一部地域では、マックスバリュをすべて廃止して「ザ・ビッグ」に変更していることもあります。例えば宮城県・福島県・長野県です。
マックスバリュとマックスバリュエクスプレスの違い
マックスバリュとマックスバリュ エクスプレスの違いは運営している会社によっても異なりますが、概ね店舗の大きさで区別されています。
- マックスバリュ:概ね売場面積が500坪以上
- マックスバリュ エクスプレス:概ね500坪に満たない小型店
ただし面積のみで見れば、マックスバリュエクスプレスなのに、マックスバリュになっている場合もあり、絶対ではありません。
また下記の違いがある場合もあります。
- マックスバリュ:郊外型で駐車場が広い
- マックスバリュ エクスプレス:都市型で駐車場が無い場合もある
難しく考えずに小さなマックスバリュが「マックスバリュエクスプレス」だと考えていて特に問題ありません。
マックスバリュを2つに分けていることのメリット
マックスバリュとマックスバリュエクスプレス、この2つに分類することで、イオン側にもお客さん側にもメリットはあります。
マックスバリュを分けることによるお客さんのメリット
単純にマックスバリュエクスプレスとマックスバリュでは品揃えが異なるため、近くに2件あった場合、慣れてくればどちらに行けば良いかわかることがメリットとなります。
それメリットなの?と思うかもしれませんが、例えばマックスバリュだと3パック1000円というセールが行われていた場合、マックスバリュエクスプレスだと3パック500~600円という小容量パックのセールが行われていることがあり、1~2人暮らしと3人以上家族だと買いたいものが異なってくるので、どちらの店にいった方が良いか、わかります。

我が家は2人家族だからマックスバリュよりもマックスバリュエクスプレスの方が便利なことが多いんだよね。
マックスバリュを分けることによるイオン側のメリット
店の大きさで分類することで、チラシの訴求が行いやすくなることがイオン側の最大のメリットです。
イオングループのスーパーのチラシは、基本的には本部主導と店舗主導の2種類がありますが、ほとんどは本部主導のチラシです。
本部主導のチラシというのは、運営している会社がチラシを作り、そのチラシに店舗名を載せて欲しい店舗がエントリーする仕組みです。
上記のようにチラシの下や端の方に「チラシ商品取扱い店舗」という表記がありますが、マックスバリュとマックスバリュエクスプレスだと品揃えが異なるため、2パターンを作ることが必要になりますが、2つのパターンのチラシで済ませることが出来るため、店舗がエントリーしやすくなるというメリットがあります。
チラシコストの削減が出来ることが運営側・イオン側のメリットです。
店舗の品揃えのパターンを多くしすぎると、本部側の管理が複雑になるため、2パターンくらいで管理出来るようにしているということもあります。
もちろんエリアによって品揃えというものは異なるので、厳密にはもう少し品揃えのパターン・チラシのパターンは異なってきます。
以上、マックスバリュとマックスバリュ エクスプレスの違いについてでした。
なお、マックスバリュやマックスバリュ エクスプレスを利用する上で、お得に買物をするのなら、イオンカードは必須です。
まだイオンカードを持っていない場合は、この機会に是非イオンカードを作ってくださいね。
ただイオンカードの種類が多すぎて悩むという場合、下記記事を参考にしてください。
なお一番お得なイオンカードは、イオンカードセレクトです。
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