トップバリュとマックスバリュの違いは?それぞれの歴史も説明

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マックスバリュの看板イオンの豆知識・トリビア

トップバリュはイオンのプライベートブランド・ストアブランドで、商品のことです。マックスバリュはイオンの食品・日用雑貨品をメインに扱うスーパーマーケットのことです。

  • トップバリュ:商品(プライベートブランド)のシリーズ名
  • マックスバリュ:スーパーマーケットの店舗名

Yahoo!知恵袋などで「トップバリュとマックスバリュの違いは?」という質問を見けました。実際に月に数百件、この違いを調べる人がいるようです。

イオンで働いていた立場からすると驚く質問なのですが、イオンに詳しくなければ当然、そう思うのかもしれません。

もう少し詳しくこの2つの違いを説明します。

Jちゃん
Jちゃん

そういえばニコちゃんもマックスバリュに行ってきたのに、トップバリュに行ってきたって、よく間違えていたよね

ニコちゃん
ニコちゃん

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マックスバリュは店舗・1号店は岩手県

マックスバリュはイオン株式会社の子会社・孫会社となる9社が運営する食料品・日用消耗品を中心に販売するスーパーマーケットのことです。

  • マックスバリュ西日本株式会社
  • マックスバリュ東海株式会社
  • マックスバリュ関東株式会社
  • マックスバリュ北陸株式会社
  • 株式会社光洋
  • イオン北海道株式会社
  • イオン東北株式会社
  • イオン九州株式会社
  • イオン琉球株式会社

マックスバリュ関東とマックスバリュ西日本を除いた7社はイオン株式会社の子会社です。

マックスバリュ関東は途中に「U.S.M.H株式会社」という会社が入ります。マックスバリュ西日本は途中に「株式会社フジ」という会社が入ります(2024年にはまた変わります)。

「マックスバリュ トップバリュ 違い」でGoogle検索をすると上位に元々はマックスバリュは別会社で静岡の会社だったと書いてあるサイトがありますが、これは大きな間違いです。

マックスバリュの1号店は1994年、ジャスコ株式会社(現 イオン株式会社)が岩手県江刺市にはじめて作りました(既に閉店・現在はイオンスタイル江刺)。

1995年には北海道初・関西初の「マックスバリュー」が登場します。

この当時、正確にはマックスバリュではなく「マックスバリュー」と当初は「バリュー」と伸ばしていたのが特徴です。

1998年頃から「マックスバリュ」に改称されていきます。ただし2000年頃までマックスバリュー名は残っていました。

マックスバリュはフード&ドラッグストアのコンビネーションスーパーが元

マックスバリュは、スーパースーパーマーケット(SSM)と呼ばれる大型スーパーマーケットとドラッグストアをコンビネーションした業態として、アメリカのフード&ドラッグ(FOOD&DRUG)のコンビネーションストアを参考に、イオン(当時はジャスコ)が日本でもこの業態を取り入れようと、1993年に発足したプロジェクトチームによりコンセプトが作成され、1994年に1号店が作られました。

なおイオンの人はマックスバリュ形態のスーパーのことをSSM店舗と言い、衣食住すべて揃ったスーパーのことをGMS店舗と言います。

  • SSM:食品と日用消耗品メインのスーパー
  • GMS:衣食住揃った総合スーパー

なお一部のマックスバリュでは衣料品やキッチン用品(小型の家電製品も含めて)を扱っている店舗もありますが、あくまでも主体は食品と日用消耗品です。

トップバリュはイオンのプライベートブランド・ストアブランド

トップバリュ

トップバリュは、イオングループのプライベートブランド・ストアブランド、つまり商品のことです。

プライベートブランドとストアブランドの違いは下記記事を参考にして下さい。

トップバリュという名称が登場したのは、マックスバリュと同じく1994年のことです。

1994年9月に「トップバリュー」として登場します。

マックスバリュと同じく最初は「バリュー」と語尾が伸びるように書かれています。現在のトップバリュというように語尾を伸ばさなくなったのは2000年3月からです。

トップバリュの歴史

イオン(当時はジャスコ)が初めてプライベートブランド(ストアブランド)を出したのは1974年のことです。

カップラーメンメーカーが値上げをしたのをきっかけにジャスコが「ジェーカップ(Jカップ)」というカップラーメンを販売し始めました。

そこからイオン(当時はジャスコ)のプライベートブランドの開発が加速されていきます。

1985年には現在、売場名・店舗名にもなっている「ホームコーディ」というプライベートブランドを発売します(後に消えて再び復活)。

1992年には現在のトップバリュの低価格路線である「BEST PRICE」という言葉が登場します。この時の「BEST PRICE(ベストプライス)」はメーカー品を概ね1ヶ月間、特売品として販売するものでした。

1993年には有機野菜に絞った「グリーンアイ」というプライベートブランドを発売します。

そして1994年に「トップバリュー」が登場します。

2000年に「トップバリュー」から「トップバリュ」へ

2000年代には「トップバリュ 環境宣言」という環境に配慮した商品が作られます。

2014年にトップバリュ40周年(正確にはプライベートブランド40周年)として、トップバリュの再編が行われて4ブランド(トップバリュ、トップバリュセレクト、トップバリュグリーンアイ、トップバリュベストプライス」が揃います。

以上、トップバリュとマックスバリュの違いについてでした。

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