イオンと西友って、西友の方が安く感じるけど、実際どっちが安いのかな?
西友は安く見せるの上手い部分もあるからね。実際にはそれほど変わらないよ。
イオンと西友、両方をうまく使い分けている方もいると思いますが、どっちが安いのか、気になりますよね。
実際にどちらが安いのか価格調査を行った結果も含めて、サービス面・接客面、お得度などからどっちがおすすめか、説明します。
西友 vs イオン 価格調査の結果
2022年8月、イオンと西友の価格調査をしてみました。
調査した店舗は下記の店舗です。
- イオン金沢八景店:京急線 金沢八景駅徒歩5分ほど
- 西友能見台店:京急線 能見台駅徒歩9分ほど
同じ神奈川県横浜市金沢区で、この2つの店舗はほぼ国道16号線沿いにあり、大型店のイオンと小型店の西友で少し異なるものの、平日は西友で、週末はイオンで、という使い訳をしている方も多いエリアです。
実際に50品目で価格を調査しました。
商品名 | イオン | 西友 |
キャベツ1玉 | 158円 | 128円 |
レタス1玉 | 128円 | 118円 |
玉ねぎ3個入 等 | 3個248円 (1個58円あり) |
198円 |
もやし 最安値品 | 26円 | 29円 |
食パン パスコ 超熟6枚 | 148円 | 149円 |
おかめ納豆 極小粒ミニ3 | 60円 | 78円 |
豆腐絹 最安値品 | 63円(400g) | 37円(300g) |
油揚げ 最安値 | 66円 | 98円 |
マルちゃん焼きそば3個 | 161円 | 158円 |
メバチマグロ 柵 100gあたり | 458円 | 498円 |
豚肉 国産バラ肉100gあたり | 258円 | 218円 |
豚肉 細切れ100gあたり | 98円 | 98円 |
牛肉 細切れ 最安値品 | 198円 | 228円 |
鶏肉もも肉 国産最安値品 | 95円 | 108円 |
卵10個入 MS52g~LL76g未満 最安値品 |
198円 | 218円 |
シャウエッセン2袋 | 398円 | 358円 |
お惣菜 唐揚げ100g | 178円 | 198円 |
お惣菜 コロッケ 1個 | 50円 | 48円 |
おにぎり鮭 最安値品 | 108円 | 98円 |
牛乳(成分無調整)1L最安値品 | 167円 | 175円 |
ブランド牛乳 (イオン よつ葉/西友 タカナシ低温殺菌) |
238円 | 238円 |
濃縮還元 果汁100% オレンジジュース1L 最安値品 |
135円 | 138円 |
雪印バター 200g | 388円 | 408円 |
マーガリン ネオソフト300g | 195円 | 185円 |
明治ブルガリアヨーグルト LB81 400g | 125円 | 138円 |
キューピーマヨネーズ | 228円 | 238円 |
キューピー 深煎りごまドレッシング380g |
358円 | 388円 |
カゴメケチャップ500g | 168円 | 185円 |
ブルドッグ 中濃ソース 500ml | 218円 | 300ml・218円 |
キッコーマン しぼりたて生醤油 450ml | 278円 | 278円 |
小麦粉1kg(日清製粉) | 248円 | 750g 258円 |
砂糖1kg | 188円 (パールエース) |
188円 (日新製糖) |
バーモンドカレー中辛 | 198円 | 188円 |
カルビーポテトチップス 60g | 88円 | 98円 |
コカ・コーラ | 500cc 78円 | 700cc 108円 |
アクエリアス | 78円 | 78円 |
カップヌードル(ノーマル) | 138円 | 168円 |
明治ミルクチョコレート | 108円 | 90円 |
ハーゲンダッツ バニラ | 198円 | 215円 |
冷凍食品 コーンクリーム コロッケ 最安値 |
138円 | 145円 |
ミックスベジタブル 最安値 | 300g 158円 | 500g 187円 |
サッポロ生 黒ラベル 350ml 1本 | 178円 | 176円 |
サッポロ生 黒ラベル 350ml 6本 | 980円 | 968円 |
アサヒ スーパードライ 350ml 1本 | 178円 | 176円 |
アサヒ スーパードライ 350ml 6本 | 980円 | 968円 |
キリン 一番搾り 350ml 1本 | 178円 | 176円 |
キリン 一番搾り 350ml 6本 | 980円 | 968円 |
エリエール シングル 55m・12ロール クリネックス シングル 90m・8ロール |
クリネックス 428 | エリエール 398円 |
サランサップ 22cm*50m | 258円 | 248円 |
歯磨き クリニカハミガキ | 170円 | 145円 |
価格差がある商品もありますが、数字だけを見ると同じくらいの価格かな~という感じを受けます。
でも実際に売場を見て、調査品以外の価格差や鮮度などを見ると、異なる印象になるので、それぞれ売場・商品群別に説明します。
西友とイオンの野菜・農産売場の勝敗
葉物の野菜は西友の方が鮮度もよく安いものが多かったですが、それ以外の野菜はそれほどの価格差・鮮度差を感じませんでした。
もっとも葉物以外の野菜だとそれほど鮮度感は感じられませんが。
トータルでは鮮度や葉物野菜の安さから西友の勝ちといったところです。
西友とイオンの魚・水産売場の勝敗
魚・水産売場に関しては、全体的にイオンの方が安かったです。また活気や品揃えもイオンの方がよく感じました。
西友は小型店なので、どうしても品数が絞られてしまいますが、漬け魚(西京味噌漬等)は、西友の方がお得感はありました。
- お刺身が鮮魚:イオンの勝ち
- 塩干魚:西友の勝ち
全体的にはイオンの勝ちといったところでした。
西友とイオンの肉・畜産売場の勝敗
お肉・畜産売場は、店舗面積が全く違うので品数の多さはイオンですが、お得に感じるのは、西友でした。
価格的には、下記の傾向がありました。
- 豚肉:西友の方が安い
- 牛肉・鶏肉:イオンの方が安い
ということでお肉・畜産売場は全体では引き分けです。
西友とイオンの日配売場の勝敗
日配は、豆腐や牛乳、生麺にヨーグルト等の乳製品など、生鮮食品以外で加工された食品だけど、日持ちがそれほどしない食品のことです。
生鮮食品以外に冷蔵ケース・冷蔵棚に入っている商品の多くが日配だと考えて下さい。
価格的にはイオンの方が安かったので、イオンの勝ちです。
ただ人によって日配品だと欲しいものが違うので、イオンの方が高く感じるかもしれません。我が家でよく買う乳製品は西友の方がいつも安いんですよね…
西友とイオンの調味料などの加工食品売場の勝敗
マヨネーズやケチャップ、ソースや醤油、砂糖やドレッシングなどの調味料や加工食品は、イオンの方が安い傾向にあり、イオンの勝ちです。
西友は容量が少なめの商品しか無いこともあり、若干割高感を感じるところもありました。
またイオン以上にプライベートブランド・ストアブランドに絞っているところもあり、もう少しナショナルブランドを扱って欲しいと思う部分もありました。
西友とイオンのアイス・冷凍食品売場の勝敗
冷凍食品およびアイスは、イオンの勝ちです。というよりも、イオンってかなり冷凍食品が安いです。
西友もそれなりには安いのですが、イオンが冷凍食品に関しては安すぎます。
ただし冷凍野菜に関しては、西友の方が割安感がある商品が多いです。
西友とイオンの飲料やお菓子売場の勝敗
お菓子売り場だと調べた項目は引き分けでした。また全体的にも引き分けです。
面白いのが、価格調査字にイオンと西友の近くにあるイトーヨーカドーやアピタにも立ち寄ったのですが、イオン以外はコカ・コーラは700ccをメインにしていたことです。
イオンのみ500ccを販売していました。
西友とイオンのビール売場の勝敗
ビールは、西友がイオンの価格の少し下に価格設定しているようで、西友の方が安くなっており、西友の勝ちです。
ただしビール以外、第3のビールやチューハイ系は商品によってはイオンの方が安くなっていました。
西友とイオンの日用消耗品売場の勝敗
日用消耗品は、西友の方が安い傾向にあり、西友の勝ちです。
イオンも西友も日用消耗品の紙関係は、プライベートブランド・ストアブランドにかなり力を入れているのですが、イオンはPB・SBの種類が多すぎて違いがわかりにくく、逆に選びにくくなっていたのが残念でした。
西友 vs イオンの価格調査の結果
今回の価格調査の結果の勝敗は下記の通りです。
売場 | イオン | 西友 |
野菜・農産売場 | LOSE | WIN |
魚・水産売場 | WIN | LOSE |
肉・畜産売場 | 引分 | |
日配売場の勝敗 | WIN | LOSE |
調味料などの加工食品売場 | WIN | LOSE |
アイス・冷凍食品売場 | WIN | LOSE |
飲料やお菓子売場 | 引分 | |
ビール売場 | LOSE | WIN |
日用消耗品売場 | LOSE | WIN |
総合 | WIN | LOSE |
イオンの4勝3負2分で、イオンの辛勝でした。
ただ西友でお得なクレジットカードが、ウォルマートカードセゾンから楽天カードに変わってから、西友の欠品が多くなり価格も高くなっており、以前は西友の方が全体的に安かっただけに残念です。
我が家は2022年2月までは西友で買うことが多かったけど、3月以降はイオンで買うことが増えたよ。西友は欠品多くてまともに買物できなくなった時期もあったし。
接客も重要な要素・イオンと西友は、どっちが素敵?
単純な安さだけでなく、従業員の接客対応もお買物をする上で重要ですよね。
だから価格調査をする時、同時に接客の様子も調べています。
社員だろうと思う人に売場で、そしてサービスカウンターの2人に質問をします。
- 売場では「すいません、◯◯ってどこにありますか?」という場所を聞く
- サービスカウンターでは「すいません、◯◯の商品券は使えますか?」と聞く
結果は、今回に限って言えば概ね引き分けか、微妙にイオンの勝ちといったところでした。
ただイオンは神奈川県の店舗の接客は比較的まともな傾向にあります。西友はやや雑な感じがします。
千葉県とか北海道のイオンは接客最悪過ぎて…
また西友は専門用語を使った説明をよくするので、あまり教育がしっかりされていないイメージが強いです。
例えば欠品しているパンが入荷するかどうか確認を何度かしたのですが、いつも「2便で入ります」という説明だけで終わろうとしたのが非常に残念でした。
2便とは開店前に入荷する荷物を1便というのに対して、主に午後以降に入荷するその日の2回目の荷物のことです(大きなスーパーなら3便・夜の便もあります)。
2便の意味はわかるものの、2便の入荷時間は同じスーパーでも店舗によって異なるため、普通は社内教育で何時頃に入荷予定です、と言い直すように教育を受けますが、西友はその手の教育をしていないようです。
ただこの傾向は、2021年から顕著になり、KKR・楽天傘下になってからより酷くなりました。
イオンと西友のセール・割引の比較
イオンと西友、両方を利用される方だと、5%OFF等、お得になる日に行くという方も多いと思います。
イオンと西友のセールの違いや割引の違いについて比較します。
イオン・西友で5%オフとなる日・ポイントアップとなる日
西友は2022年3月まで店舗によって異なるものの、特定のクレジットカードの支払いで月に2~4日間の5%OFFとなる日がありました。
しかし2022年3月以降は、5%OFFになる日は無くなっています。
- 西友:5%OFFの日なし
- イオン:5%OFFは毎月20日・30日
西友は土曜日は、1500円以上の買物において、楽天カード(楽天カードに紐づけた楽天Pay含む)で支払うと楽天ポイントが4倍になるので、還元率は4%です。
ただ1500円以上という金額設定があるのは、残念なところですが、これがイオンの5%OFFに近いものです。でも5%OFFよりはお得ではありません。
西友は楽天Edyの支払いでお得な日もあります。イオンで言えば今はほとんど行われていない、電子マネーWAONの支払いのみでお得になる日です。
楽天Edyでお得な日は、毎週火曜日でポイント還元率で言えば2.5%なのでイオンの「ありが10デー」等のポイント5倍と同じです。
- 西友:毎週火曜日がポイント5倍(還元率2.5%)
- イオン:毎月10日などにポイント5倍(地域により未実施あり)
ポイントアップとなる日は、西友の方が多いものの、実際の割引のあるイオンの方がお得感があります。
なお西友はカード会員関係なく、毎月15日に医薬品・介護用品・介護職が5%OFFになります。
全体的に西友のポイントアップは楽天同様、複雑過ぎて年配者には難しく優しくない施策が多いのが残念なところです。もっとわかりやすくしてくれれば良いんですけどね。
イオンと西友でクレジットカード会員が発行されるクーポン
イオンはイオンカード会員に対してイオン等でお得になる割引クーポンが発行されますが、西友は楽天カード会員に対して、割引になるクーポンは発行されません。
西友はアプリでもクーポンの発行をしていないので、カード会員・電子マネー会員に対して割引そのものを行うことが現状ありません。
イオンと西友のセール・割引の違い
イオンと西友のセール・割引をまとめると下記のようになります。
イオン | 西友 | |
5%OFFの日 | 月2回 | なし |
シニア割引 | 月1回(5%OFF) | 月1回(特定商品) |
ポイントアップの日 | 月1回以上 | 毎週火曜・土用 |
カード会員のクーポン発行 | 月1回以上 | なし |
カード会員限定のセール | ほぼ毎月 | なし |
ポイントアップは西友は多いものの、わかりにくいのが残念なところです。
イオンや西友でお得になる一歩は、それぞれのカードを持つことから
西友とイオンの価格調査と実際の売場の勝敗、それぞれのセールなどについて説明してきました。
ただイオンでも西友でも、それぞれでお得になるカードを持つことから始めるのが、お得になるポイントです。
- イオンなら、イオンカードや電子マネーWAON
- 西友なら、楽天カードや楽天Edy
特にイオンではイオンカード、西友なら楽天カードを持つことから始めるとよりお得に買物が出来ます。
また最近は両社ともアプリを使うとお得になることが多いですが、西友の場合は、楽天Payアプリがあると楽天Payによる楽天カード払いや楽天Edy払いが可能なので便利です。
以上、イオンと西友 どちらが安いか、どちらがお得かについてでした。
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