イオンのセールで「直営売場に限ります」とか書いてあるけど、イオンの直営売場ってどこからどこまでなの?
それ、イオンのルールであって都度変わるから、あまり意味が無いものなんだ。イオンの直営売場ってどういうものか説明するね。
イオンの割引セール等で、割引は「イオンの直営売場に限ります」「イオン直営店に限ります」と書かれていたりしますが、イオンの直営売場・直営店ってどこからどこまでのこと?と思うことがありませんか?
実は明確なルールはなく、イオンのその時の状況・上層部の声1つで変化する可能性を持っているものです。
イオンの直営売場とは一般的にはどこからどこまでを指すのは詳しく説明します。
イオンの直営売り場とは
イオンの直営売り場とは、2つの意味があり、1つはイオンおよびイオンスタイルを運営するイオングループ各社が直接運営している売場のこと、もう1つがイオンがセールに合わせて都合よく使い分ける売場の範囲のことです。
- イオンが直接運営している売場のこと
- イオンがセールに合わせて都合よく使い分ける売場のこと
もしくは下記のようにもいえます。
- 運営している会社が直接管理する売場のこと
- 運営している会社というよりは店舗の責任者(店長)が管理する売場のこと
基本的にはイオンは上記のともに「2」の方のことを直営売場とセール時には呼んでいることが多いです。
運営している会社とは、イオン・イオンスタイルは地域で運営している会社が異なるからです。
- 北海道:イオン北海道株式会社
- 東北:イオン東北株式会社
- 東北を除く本州・四国:イオンリテール株式会社
- 九州:イオン九州株式会社
- 沖縄:イオン琉球株式会社
それぞれの会社の店長が管理しない売場であれば直営売場にならないということになる訳です。
例えば「イオン鎌倉店」という店舗があった時、イオン鎌倉店の店長が管理する(売上を管理する)エリア・売場であれば、イオンの直営売場になります。
もちろん例外もあり、都度イオンの方針で変わるので、客としての立場からすると、その時のセールの詳細を見たり聞かないとわからないものになっています。
または、イオンの3つの売場のことを指す場合もありますが、店長が管理するという意味では同じです。イオンの3つの売場とは下記の売場のことです。
- 食品売り場
- 衣料品売場
- 暮らしの品の売場
または、それぞれの地域を運営するイオングループ各社が運営している売場をイオン直営売場・イオン直営店と言うこともあります。
ただし例外があり、先程書いた「衣食住」の売場に含まれていない場合は、イオン直営売場・イオン直営店とならないことが多くなっています。
セールでイオンの割引と合わせる売場ならイオンの直営売場、合わせないのであれば直営売場では無いという解釈も出来ます。
つまりイオンの気分(というか方針)で都度変化するお客さんの立場からすると厄介な、イオンにとっては都合の良い言葉です。
わかりにくい部分もあると思うので、もう少し細かく説明していきます。
パンドラハウスはイオンの直営売場
例えば「パンドラハウス」と呼ばれる売場があります。
イオンの売場のエリアではなく、イオンモール側にある場合もあって、イオングループのお店なんだろうけど、イオンの直営売場では無いんだろうな…と思っている人もいます。
でも、イオンの直営売場であり、イオンの直営店であり、イオンの「暮らしの品売場」に入っています。
イオンサイクル・イオンバイクは混在
イオンサイクル・イオンバイクというイオンの自転車売場がありますが、イオンの直営売場と直営売場では無いものが混在しています。
本州および四国のイオンバイク・イオンサイクルは基本的に「イオンバイク株式会社」が運営をしており、本州・四国のイオンの店舗を運営している「イオンリテール株式会社」とは別組織になっているため、イオンの直営売場とは言えません。
しかし北海道や九州、沖縄だとそれぞれのイオンを運営している会社が運営しており「暮らしの品売場」になっていることがほとんどで、直営売場になります。
イオンスタイルが増えるとますますわからなくなるイオンの直営売場
最近は、イオン○○店ではなく、イオンスタイル〇〇という店舗が増えてきました。
例えば以前なら「イオン鎌倉店」だった店舗が「イオンスタイル鎌倉」というような名称に変更しています。
このイオンスタイルというのは、各売場を専門店化していることが多いのです。あくまでも専門店化であって、専門店では無いのですが、お客さんから見た時には、専門店なのか専門店化された売場なのか、区別がつきにくいです。
そのため、イオンスタイルが増えれば、ますますイオンの直営売場なのか、それとも直営売場では無いのか、区別がつきにくくなります。
過去のR.O.Uはイオンリテール直轄だったけど、直営売場では無かった
R.O.Uというお店がイオンの中にあることがあります。R.O.U株式会社が運営している会社ですが、2014年11月まではイオンリテール株式会社が運営していました。
しかし、お客さま感謝デーでは5%OFFにはならない、イオンカードの特典がほぼ無い状態であり、イオンの直営売場にはなっていませんでした。
これはイオンの衣食住の管理化ではなく、別の事業部が管理運営していたこともあって、イオンリテールが運営しているけど、イオンの売場では無いということになっていました。
例えば現在なら3店舗にしかありませんが「LULUTI」というレンタルドレスの店舗があります。
運営はイオンリテールですが、イオンの直営売場にはなっておらず、イオンカード・イオンの割引特典は除外されています。
Yahoo!知恵袋でも聞かれているイオンの直営売場
イオンの直営売場って、どこからどこまで?と思う人が多いようで、Yahoo!知恵袋でも質問している人がそこそこいます。
イオン直営売り場とは、どこまでの事を言いますか?
レシート上部にイオンのマークがついていれば直営売り場と言うことでしょうか?
マックスバリュやザ・ビッグなどのスーパーも直営売り場
になりますか?教えて下さい。
この質問のベストアンサーに選ばれている回答が、下記のものです。
イオン直営売り場とは、当然イオン株式会社の系列会社ということになります。
例、イオン衣食住の売り場、イオンペット、イオンバイク、イオンスクエア、イオンベーカリー、イオンリカー、(一例です)などになります。
直営売り場でも、専門店事業部として、未来や書店、たかQ、コックス、イオンボディ(<一部記載)なども直営専門店になります。
イオンの直営の見分け方は、担当従業員がイオンの制服を着用しています。また、レシートにイオンOOO店と明記されていれば直営ということになります。
上記の直営専門店はレシートにイオンOOOとは表記されません。
売り場に含まない店舗業態、マックスバリュウ、ビッグなども直営ですが、イオン株のグループ会社ということになります。
イオンの従業員であればおそらく全員が「は?何いってるの?」と思う回答です。
正直、何を言っているのかわからない回答です。
イオンの直営売り場とはどこのお店のことでしょうか?
例えばイオンモールの中に服屋や靴屋、飲食店がありますが、そこも直営売り場でしょうか?キャンペーンで上記のレシートはあるのですが、直営売り場が対象らしく、レシートを見て、もしくは、他に直営売り場と分かるところはありますか?
上記の回答もイオンの従業員からすると、ちょっと違うと思うものでした。
イオン直営売り場とは、例えば、私の県にあるイオンモールで例えると
イオンモール天童|フロアガイドフロアガイドのピンク色の所がイオン直営の売り場です。それ以外は専門店です。
レシートは、イオン直営売り場なら「AEON」と書かれてて。それ以外は、そのお店の名前でのレシートだったはず。
これだとイオンリテールが運営していればレシートに「AEON」と書かれているので、割引対象外の売場でも直営売場となってしまう矛盾が発生します。
ただし共にレシートにイオンと書かれているかどうかで判断すれば良いと書いてあるのですが、たしかにこれはある意味正解ですが、イオンがセール時に使う「直営売場」という説明には当てはまりません。
イオンの案内するイオンの直営売場のみ「割引」ということでの直営売場とはならないことは先に書いてきた通りです。
レシートは領収書であり、販売者名(販売社名)が記載されてなければいけません。
だからレシートに「イオン」と書かれていても、必ずしもイオンがセール時等に言う「直営売場」には該当しません。
一般的には直営売場は「運営している会社が直接管理する売場のこと」ですが、イオンにおいてはイオンの都合において「割引対象となる売場」としているのが実情です。
でもたまにイオンの上層部が、○○という部署もセールを一緒に行え!と言えばその時は直営売場として一緒にセールを行うこともあります。
イオンってお客さんを一番に考えるって言ってはいるんですけど、お客さんからしてみると聞かないとわからないことが多すぎて(聞いてもわからないと答えられることもよくありますが)、基本はイオン都合で決まるものです。
イオン 専門店とは?直営店との違い
イオンの直営店・直営売場の反対は「イオンの専門店」になりますが、イオン 専門店とは、テナントのことです。イオンやイオンモールに場所を借りて営業している店舗のことです。
例えば小さなイオンでもクリーンング屋や地元の銘菓店が入っていることがありますよね。それらも「イオン 専門店」「テナント」になります。
またイオンモールであれば、ユニクロだったり無印良品だったり、未来屋書店などが入っていますが、これらも「イオン 専門店」「テナント」となります。
ただし専門店は大きく2つに分かれます。
- イオングループ各社が運営する専門店
- イオンとは関係ない専門店
イオングループ各社が運営するの専門店の場合、イオンのセールに連動することが多くなっています。例えば、イオンカードや会員登録済みの電子マネーWAONでいつでもポイント2倍などです。
イオンとは関係ない専門店の場合、イオンモールやイオンショッピングセンターとしてのセールは行うことがありますが、それ以外は専門店(テナント)独自のセールを行います。
ただイオンモールは毎月10日・20日・30日、専門店(テナント)でイオンカードや電子マネーWAONで支払うとポイントが5倍になるセールを行っているので、イオン専門店でもイオンカードがお得になります。
イオン直営売場とイオン専門店の最大の違いは、売上の数値責任(売上予算)がイオン・イオンスタイルの店長には直接は無いことです。
もっとも専門店の売上に応じて家賃が変化する契約もあるので、イオンやイオンモールとしては、専門店の売上をより上げてもらうように指示を出す場合もあります。
以上、イオンの直営売場についてでした。
なお、イオンはいつどんなセールがあるかわかりませんが、イオンカードを作っておくといろいろなセールに対応出来ます。
イオンカードは種類が多くてどれを作るか悩むと思いますが、その時は下記記事を参考にしてください。
一番お得なのは、イオンカードセレクトです。
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