イオンリテール株式会社は11月30日より順次、買い物かご除菌装置「ジョキンザウルス」をイオン・イオンスタイル 12店舗に先行導入することを発表しました。
「ジョキンザウルス」は株式会社ニューネクスト(京都市南区)と共同で企画・開発し、1号機は「イオンスタイル京都桂川」に設置されています。
除菌業務に追われるイオンの従業員
イオン等のスーパーに行くと最近は買い物かごや買い物カートの除菌作業に追われる従業員の風景が普通になりました。
気にされる方は自分で除菌シートを取り出して手で持つところを除菌している風景もたまに目にするようになりました。
買い物かご除菌装置「ジョキンザウルス」は、従業員の負担を減らすだけではなく、お客さんの不安も一緒に解消することが出来る装置です。
当社は、お客さまと従業員の健康と生活を守るために制定・改定する「イオン新型コロナウイルス防疫プロトコル」に基づき、専門家の科学的根拠に基づく助言と最新の知見を生かした防疫対策を実行しています。施設の換気や空気浄化のほか、買物かごやカートの取っ手、サッカー台、エレベーターのボタンなどを拭き上げ、消毒清掃時の除菌により継続的に接触感染対策を実施しています。なかでも、買物かごは使用の都度、従業員が拭き上げ清掃することで対策に努めています。一方で、1日あたり平均約1万個の使用済みのかごを、一つひとつ丁寧に拭き上げる作業負荷が課題となっています。
こうしたなか当社は、除菌性能が高い「ジョキンザウルス」を導入することで、さらに防疫対策を強化するとともに、買物かごの除菌作業の省力化を目指します。
1日平均約1万個のカゴの吹き上げるってかなり大変です。実際には店舗によって3000~3万個と幅がありますが、平均したら1万個くらいにはなりそうです。
でも1個を10秒としても1万個で10万秒、約28時間が必要で1人あたり7時間としても4人は雇わないといけない状況ですから人件費も大変です。
ジョキンザウルスは1回12分で60個、約1時間で300個の買い物カゴを除菌するそうです。
ジョキンザウルスの導入店舗のイオン・イオンスタイル
ジョキンザウルスの導入店は下記のような計画(一部導入済み)となっています。
- イオンスタイル京都桂川京都府京都市9月29日※導入済
- イオンスタイルふじみ野埼玉県ふじみ野市11月21日※導入済
- イオンスタイル幕張新都心千葉県千葉市11月30日
- イオン東雲店東京都江東区12月6日(予定)
- イオンスタイル上尾埼玉県上尾市12月4日(予定)
- イオン浜松市野店静岡県浜松市12月3日(予定)
- イオン浜松志都呂店12月3日(予定)
- イオン浜松西店12月3日(予定)
- イオン熱田店愛知県名古屋市12月3日(予定)
- イオンスタイル野田阪神大阪府大阪市12月1日(予定)
- イオンスタイル橿原奈良県橿原市12月4日(予定)
- イオンスタイル伊丹昆陽兵庫県伊丹市12月5日(予定)
- イオン加西北条店兵庫県加西市12月8日(予定)
- イオン津山店岡山県津山市12月9日(予定)
費用対効果にもよりますが、好調であれば全国のイオンに導入されていくと思いますが、ジョキンザウルスの製造が間に合うのか?という課題もありそうです。
以上、イオンで買物かごの除菌装置を12店舗で先行導入というニュースでした。
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