株式会社エイヴイは、神奈川県をメインにスーパーマーケット「エイビイ」を運営する会社です。
社名が「エイヴイ」店舗名が「エイビイ」ですがともに「AVE」と表記します。
株式会社ヤオコーの完全子会社で、EDLP戦略をとっています。
株式会社エイヴイ 詳細(会社概要)
- 社名:株式会社エイヴイ
- メイン業務内容:小売業(スーパーマーケット)
- 主なブランド(店舗名):エイビイ(AVE)
- 展開地域:神奈川・東京
- 本社:〒238-0013 神奈川県横須賀市平成町1-5-1
- 代表電話番号:046-827-1588
- 株式上場:非上場
- 会長:木村 忠昭
- 社長:八塩 直之
- 設立:1983年10月
- 公式サイト:https://www.ave.gr.jp/
- Wikipediaで確認する
- 株価確認(Yahoo!):-
株式会社エイヴイの歴史
- 1965年:「木村商店」として食料品店を開業
- 1983年:「エイヴイ」に社名を変更、スーパーマーケット経営に乗り出す
- 2016年:ヤオコーの子会社になることが発表される
- 2017年:株式会社ヤオコーの完全子会社となる
株式会社エイヴイについて
社名が「エイヴイ」で店舗名が「エイビイ」と間違えやすい名称になっているのが特徴です。ともに英語表記すると「AVE」となります。
このAVEは、「アヴェ・マリア」から取ったということで、創業者がカトリックの信者なのかもしれません。
「アヴェ・マリア」は、ラテン語で直訳すると「こんにちは、マリア」または「おめでとう、マリア」を意味になります。
店舗は、SuC(スーパーセンター)とCbS(コンビネーションストアー)、SSM(スーパースーパーマーケット)の3業態ですが、詳細が書かれていないため、詳しくはわかりません。
基本的な戦略は、EDLPです。
EDLPとは、EveryDay Low Price を略したもので、日本語に直訳すれば「毎日低価格」と意味で、一般的には特売期間を設けず、各商品を年間を通じて同じ低価格で販売する価格戦略のことと説明されます。
読み方は、イーディーエルピーと言います。
言い換えると、EDLPは安さが浸透した結果、宣伝不要で、安いからお客さんが絶えず来るという状況に持っていくことです。
実際のエイビイは、チラシを出すが基本的にありません。
スーパーマーケット「エイビイ」について
広い通路に広い売場が印象的なスーパーです。
EDLPということで大量陳列・大容量パックの展開が目立ちます。
エイビイの支払い方法は現金のみ
エイビイの支払い方法は現金のみです。
クレジットカードや電子マネー、コード決済は利用出来ません。
割りと大きな規模のスーパーでキャッシュレス決済が一切使えないのも非常に珍しいです。
現金のみの理由は、徹底した経費の削減・ローコストオペレーションのためとしています。
価格的には安いものもあるが、安くないものも多い
主通路に面した商品は安いのですが、普通の棚にある商品の価格帯は決して安い訳ではなく、中には他のスーパーマーケットよりも高いものも割りとあります。
神奈川県ということで、オーケーやロピアとも競合していますが、オーケーストアやロピアの価格に慣れている方だと安いと思うことは少ないでしょう。
むしろこの価格だとクレジットカードや電子マネーが使えないことで割高感を感じる方もいると思います。
また商品の回転率が悪い印象があります。前日にオーケーストアで買った商品よりも日付が古いものが値引き無しで販売されていたりしました。
神奈川県をメインにしたEDLPをメインにした現金のみのスーパーマーケットにしては中途半端なイメージを持ってしまうかもしれません。
ただ少し変わった商品も置いてあり、その点はオーケーストアやロピアよりも楽しめるようになっていました。
会社的なエイヴイとイオンの違い
エイヴイは、基本的にSM店舗(食品に日用消耗品がメインのスーパー)であり、イオンと比べるのは少し異なります。
- ライフ:基本はSMの展開
- イオン:基本はGMS(衣食住を揃えた総合スーパー)の展開
また店舗形態で言えば、イオンスーパーセンターやビッグ・エーに近いものです。
仮にビッグ・エーと比べると
- ビッグ・エー:売上高約1100億円
- エイヴイ:売上高約650億円
店舗数から考えれば、ビッグ・エーは5倍以上の売上があってもおかしくありませんが、それだけ、イオンは収益性が高くないことが伺えます。
株式会社エイヴイへの就職・パート・アルバイト
株式会社エイヴイでは、新卒社員・中途採用の社員の募集を行っています。またアルバイト・パートも各店で随時行っています。
詳しくは、エイヴイの公式サイトをご覧ください。
公式サイトが求人目的で作られています。
以上、株式会社エイヴイについてでした。
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