クレジットカードにはショッピング保険というものがあるって聞いたけど、イオンカードにもあるの?
あるよ!
イオンのショッピング保険は「ショッピングセーフティ保険」っていうんだけど、無料のクレジットカードとは信じられないくらいの手厚い内容で、無料クレジットカードの中では最強と言っても良いくらい凄い内容!
高額品を買う時はイオンカードで買え!というくらいおすすめしたい内容だよ。
クレジットカードにはほとんどの場合「ショッピング保険」というものがついています。
クレジットカードで物品を購入した場合、万が一盗まれたり、壊してしまった時は購入後90日or180日以内であればある程度補償をします、というものです。
イオンカードのショッピング保険である「ショッピングセーフティ保険」は無料のクレジットカードの中では最強、有料のクレジットカードの中でも上位に入る手厚い補償内容で定評があります。
この「ショッピングセーフティ保険」が目当てでイオンカードを申し込む人がいるくらいです。
どれほど手厚いのか、詳しく解説していきます。
クレジットカードのショッピング保険について
まずはクレジットカードのショッピング保険について簡単に説明するね。
ショッピング保険とは、クレジットカードで物品を購入した場合、購入後90日以内もしくは180日以内に下記のようなことが発生した場合に、そのクレジットカード会社が全額もしくは一部、または修理代を支払ってくれる補償のことです。
- 壊れてしまった
- 壊してしまった(故意では無い場合のみ)
- 火災で使えなくなった、
- 盗まれてしまった
補償の内容はクレジットカード各社の規定によって異なります。厳密にはクレジットカード会社が加入している損害保険会社の規定によります。
また、免責金額が発生する場合がほとんどです。
免責金額・免責額とは、自分で負担をしなければいけない金額のことです。
例えば免責額が1万円と決まっていた場合、修理代が3万円なら3万円の内、1万円は自分で負担することになります。
イオンカードの「ショッピングセーフティ保険」の内容
イオンカードのショッピングセーフティ保険の内容は下記のとおりです。
- 年間補償金額:50万円まで(イオンゴールドカードは300万円まで)
- 免責額:無料
- 補償期間:購入後180日まで
- 補償対象商品:1品5000円以上の商品
- 補償の範囲:偶然による事故(破損事故・火災事故・盗難事故)
補償されない商品もあります。補償されない商品の代表的なものは下記のものです。
- 貴金属類・骨董品・絵画
- コンタクトレンズ
- 入歯・義歯・義手等
- 自転車
- 自動車・自動二輪車
- 消耗品や消耗品に準じるもの
- 生体(ペットや植物)
- 食料品・飲料
- ガラス製品
また対象商品でも下記の場合は補償の対象外となります。
- クレジット名義人と生計を一緒にしていない親族以外
- サビや塗料の剥がれ(機能に関係ない場合)
- 変形が最初から予想されるもの(楽器の弦やラケットのガット等)
- データの損害(デジカメのメモリカードのデータが消えた等)
- 商品の引き渡し前の事故による損害
最後の商品の引き渡し前の事故による損害って意味がわかりにくいですが、簡単に言えば配達中の事故ということです。
商品を宅配便で受け取って開封したら壊れていた、という場合は対象外です(それは発送元か宅配便業者の責任になります)。
対象となる嬉しい商品
家電製品でも最近は破損の補償が有料でもついていない場合がありますが、イオンカードの「ショッピングセーフティ保険」なら下記のものでも補償の対象となります。
- デジタルカメラ
- デジタルビデオカメラ
- スマートフォン(iPhone等)
- タブレット
- パソコン・ノートパソコン
経験があるんだけど、買った翌日にノートパソコンを落として壊した時のショックってもう、絶望しか無いよね。
でも、ノートパソコンやデジカメ、スマホみたいに落としやすいものでも補償してもらえるのが凄いところ!
例えば旅行に行くからちょっと良いデジカメを購入したけど、旅行先で落として壊してしまった、なんて時にも補償をしてもらえるのが嬉しいところです。
他のクレジットカードだとパソコンやデジカメ、スマホはショッピング保険の対象外となっている場合もありますから。
イオンのマークがついているクレジットカードなら対象
イオンカードの種類はイオンのマークがついているクレジットカードなら、どれでも対象となります。
イオンカードは種類がいろいろあるので、どのように区分されているのかもう少し知りたい場合は下記記事をご覧ください。
ショッピングセーフティ保険の注意点
ショッピングセーフティ保険にも注意点があります。
即日発行で申し込んで受け取った仮イオンカードは保障の対象外となることです。
仮のイオンカードの場合、上記画像の右側のように右下に「VISA」や「Mastercard」「JCB」のマークがついていません。
「VISA」や「Mastercard」「JCB」のマークがついていない状態での仮イオンカードではショッピングセーフティ保険は適用されないので、本カードが届いてからショッピングセーフティ保険を適用したい場合は使うようにしてくださいね。
他のクレジットカードのショッピング保険との比較
イオンカードのショッピング保険だけの例を示されても、それが本当にお得かどうかわからないんだけど。
それもそうだね。
では他のクレジットカードのショッピング保険と比べてみるよ。
イオンカードのショッピングセーフティ保険が他のクレジットカードと比べてどれぐらい素晴らしいのか比較して説明します。
クレジットカード名 | 年間補償額 | 免責額 | 補償期間 | スマホの補償 |
イオンカード (提携カード含む) |
50万円 (ゴールドは300万) |
無料 | 180日間 | 対象 |
セブンカード・プラス | 海外のみ100万円 | 1万円 | 90日間 | 対象外 |
楽天カード | 30万円 | 5000円 | 60日間 | 対象外 |
三井住友カード(*1) | 100万円~ | 3000円 | 200日間 | 対象外 |
JCBカード(*1) | 100万円~ | 1万円 | 90日間 | 対象外 |
*1:クレジットカードの種類によって年間補償額や免責額、対象商品が異なってくることがあります。
上記は有名なクレジットカードのショッピング保険の内容です。
イオンは年間の補償額はそれほど多くはありませんが、年間で50万円以上も補償して欲しい商品を購入される方は稀だと思うので、それほど重要ではありません。
それよりも免責額が無料なのはイオンカードくらいです。
そして補償期間は三井住友カードが200日と長いですが、免責額やスマホの補償が無いこと、基本的に年会費がかかるクレジットカードであることを考えると、それほどお得で無いことがわかります。
またイオンカード以外でスマホまで補償してくれるのは、年会費が1万円以上はかかるアメックスかダイナースクラブくらいです。
アメックスもダイナースクラブも免責額は1万円となっています。
イオンカードのショッピング保険が如何に優れているか、おわかりいただけたと思います。
ショッピング保険の申請に必要な書類と注意点
万が一のことがあって、ショッピング保険を申請する場合、必要な書類があります。
- クレジットカード売上伝票控え もしくはそれに類するもの
- 保険金額請求書
- 修理であれば修理見積書
- 盗難であれば盗難届受理番号と届け出警察署名
- 火災であれば罹災証明書
- 損害品の写真(最低2点・全体と損害箇所)
- 振込先口座のわかるもの(通帳のコピーが求められることも)
クレジットカードの売上伝票もしくは本当に該当のクレジットカードで購入したか証明出来るものが必要です。
高額品を購入したらレシート等の控えと保証書はセットで保管しておきましょう。
そして修理や火災、盗難ではそれを証明する書類が必要です。証明する書類が無ければ当然、補償してもらえません。
また補償金が振り込まれるまでは念の為に壊れたモノも捨てずに保管しておくことをおすすめします。
WAONで購入したものは対象外
イオンカード・イオンのマークがついたクレジットカードには電子マネーWAONがついていますが、電子マネーWAONで購入したものは「ショッピングセーフティ保険」の対象外となります。
あくまでもクレジット払いをしたものだけが対象です。
またイオンカードの中にはSuicaやKitacaなどの他の電子マネー・交通系ICカードと一体になっているものもありますが、それら電子マネーで支払ったものも対象外です。
ただしイオンiD(Apple Pay登録含む)やAEON Payでイオンカードを紐づけている場合は、クレジット払いとなり、対象となります。
以上、イオンカードの「ショッピングセーフティ保険」についてでした。
イオンカードは非常に種類が多く、どのイオンカードにすれば良いのか悩んだ場合は下記記事を参考にしてください。
なお一番お得でおすすめは、イオンカードセレクトです。
コメント