イオンって家電製品は安いの?
ぶっちゃけ普通だけど、たまにかなり安い時もあるよ。
特に30日のお客さま感謝デー付近で行われる特別価格は非常に安いことが多くなっているんだ。
イオンの大型店なら家電売場もあり冷蔵庫や洗濯機、テレビを販売していますが、実際のところ安いのか気になりますよね。
実際にイオンの家電売場で働いていた立場からイオンの家電製品が安いのかどうか詳しく説明します。
イオンの家電製品は普通の価格
イオンの家電製品が高いか安いか、結論から言えば普通です。
ただし毎月30日前後に行われるイオンカード会員限定のセールだと非常に安いことがあります。
昔は「1日限りの特別価格」とセールを実施していましたが、最近は「2日間限りの特別価格」というセールを実施ていることが多くなっています。
例えば2020年12月に行われたセールではダイソンの掃除機が出ました。
この商品のチラシ掲載期間の最安値を価格.comで調べましたが、イオンが最安値になっていました。他は税込29800円~32780円で最安値より100円だけですが、最安値であったことに間違いはありません。
2022年8月には下記の商品がありました。
この価格で販売する時に最安値を価格.comで調べましたが、イオンが最安値になっていました。他は税込144800円~152145円で最安値より2000円安くなっていました。
同じ時にエアコンも最安値が出ていました。
この価格で販売する時に最安値を価格.comで調べましたが、イオンが最安値になっていました。他は税込57800円~59906円で最安値より3000円安くなっていました。
- イオンカード会員だけのセールの家電製品は安い
- 売場の通常商品の価格は普通
ただし売場の通常商品の価格は、家電製品に力を入れている店舗であれば、売り込む!と決めた商品であれば他の家電量販店よりも安く販売していることもあります。
家電製品に力を入れている店舗であれば、お客さま感謝デーの時やサンキューパスポートを使えば更に5%OFFになるので非常にお得に購入することが出来ます。
専売の家電製品もかなり安い
イオンの店頭やAEON STYLE ONLINE で販売されている実質的にイオンのみで扱っている家電製品も他社の製品と比べると非常に安くなっていることがあります。
以前のイオンの専売家電製品は品質が悪かったり、旧モデルだったり、おすすめ出来ないことが多かったのですが、最近は品質的には問題ないレベルまで上がってきました。
分割払いならイオンカードがお得
家電製品を購入する時っていつですか?
ほとんどの場合、下記の2つではないでしょうか?
- 引越しや転勤、新生活(就職・進学)の新しい場所に住む場合
- 今まで使っていた家電製品が壊れた時、壊れそうな時
デジタル家電(デジカメやスマホ、パソコン等)であれば、新商品が出て買う人も多いですが、冷蔵庫・洗濯機等の白物家電なら、壊れた時・壊れそうな時に買い換えることがほとんどですよね。
でも、壊れて買い替えたいのにお金が無い!なんて時もイオンカードなら他のクレジットカードよりも分割手数料が安いのでお得に購入できます。また年に数回、イオンでの買物なら分割手数料無料セールを実施しているので、タイミングが合えば非常にお得です。
イオンカードをまだ持ってないのであれば、いざという時のために作っておくことをおすすめします。
一番お得なのはイオンカードセレクトです。
ただイオンカードセレクトは、引落口座がイオン銀行のみのため、イオン銀行を使えない・使いたくないという場合は、他のイオンカードを選ぶことになります。
どのイオンカードがいいか悩んだ時は下記記事を参考にして下さい。
イオンの家電製品の配達料・設置手数料・リサイクル料金は?
大型家電製品を購入する時に気になるのが、配達料ではないでしょうか?
また配達してもらった後の設置手数料ではないでしょうか?
イオンの大型家電製品の配達料・設置手数料は店舗により異なりますが、配送料2200円・設置料2200円・合計4400円の店舗が多くなっています。
例えばイオンのオンラインショップ「イオンスタイルオンライン」だと大型家電の配送料(設置料含む)は4400円(税込)となっています。
店舗であれば、下記のようになっています。
- 10万円以上なら無料の店舗あり
- 5万円以上なら無料の店舗あり
- 配送料+設置料1100円(税込)の店舗あり
- 配送料+設置料1650円(税込)の店舗あり
- 配送料+設置料2200円(税込)の店舗あり
- 配送料+設置料3300円(税込)の店舗あり
- 配送料+設置料4400円(税込)の店舗あり(多くの店舗がこれ)
店舗によって配送料はバラバラなので、その点は注意してください。
エアコンや温水便座、食器洗い乾燥機等の工事が必要な家電製品は、別途料金がかかります。
高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、仮に送料+設置料4400円でも、イオンは赤字か採算ギリギリです。
大人2人が1時間かけて配達して設置したら人件費と車両代(ガソリン代含む)だけで赤字になることはわかりますよね。
配送料や設置料で儲けているということは一切ないということだけは書いておきます。
エアコンは設置料が異なる
エアコンの設置料は店舗によって若干異なりますが、イオンの場合、概ね16500円(税込)くらいからということが多くなっています。
また設置する場所やコンセントの規格によって別料金がかかるので、おおよその料金は売場でもわかりますが、コンセントの規格を間違って伝えていると数万円単位で別料金がかかることもあります。
これはどこの家電量販店でも同じです。
例えば大型のエアコンだと200ボルトのコンセントが必要なことがありますが、200ボルトのコンセントの設置が根本的に無理な家だと工事費が数万円かかることもあります。
室外機をどこに設置するかでも異なります。
設置料が高額になる場合もある
例えばメゾネットタイプのアパートの場合、冷蔵庫や洗濯機を2階に運び込むことが出来ないなんて、こともありえます。
メゾネットタイプというのは玄関は1階だけど部屋すべてが2階となっているようなアパートです。
新婚の時はメゾネットタイプのアパートだったよね。
それで大きな冷蔵庫は諦めたよね。
そうそう、450Lで欲しい冷蔵庫があったけど、どうしても運び込むことが出来ない大きさで350Lにしたよね。
どうしても運び込みたい!という場合はクレーン車等の手配が必要になり、数万円単位の設置料が必要になります。
これはイオンに限らず、どこの家電量販店も同じです。
イオンで配送料に含まれる設置料というのは男性2名が素手で運び入れることが可能な範囲です。
リサイクル料金は統一だけど収集運搬料は店舗により異なる
家電製品4品目にはリサイクル料金というものがかかります。
エアコン、テレビ、冷蔵庫(冷凍庫)、洗濯機(乾燥機)の4品目は処分してもらう時にリサイクル料金という処分料を支払わないといけません。これは法律で定められています。
リサイクル料金に加えて、収集運搬料が発生します。
これは配達時に処分する家電製品を引き取り、リサイクルセンターに持っていくための料金です。
この料金はイオンでも店舗によって異なりますが、買い替えの場合、概ね1100円(税込)になっていることが多くなっています。
買い替えではなく、処分のみをお願いする場合、収集運搬料は2750円(税込)になっている店舗が多いです。
なお自分でリサイクルセンターに持ち込む場合、リサイクル料金はかかりますが、収集運搬料は無くなります。
小型家電の回収は行ってもらえるか?
小型の家電、例えば掃除機や電子レンジ、炊飯器等の持ち込みが出来る大きさの小型家電製品をイオンでは回収してもらえるか?と言えば、イオンと自治体によります。
イオンでも小型家電製品を買い替えなら無料で引き取るところもあれば、有料で引き取るところもあります。
また自治体が小型家電は市に連絡して引き取るように指導している場合、イオンも自治体の方針に従うので、イオンでは引き取れないということもあります。
購入するイオンで確認をしてください。
イオンの家電、配達時間・工事時間の時間指定は出来る?
配達時間や工事時間の時間指定は出来るか?ということも気になりますよね。
これも店舗によって異なりますが、配達は基本的に1日のうち2~3つの時間枠までの指定しか出来ません。
3便があれば多い方で、午前便(9:00~13:00)と午後便(13:00~18:00)のどちらかの選択しか出来ないということもあります。
工事時間は、時間指定は出来ないことが多く、日にち指定しか出来ないことがあります。
エアコンクリーニングとかしてもらえる?
イオンの家電売場としてはエアコンクリーニングは受け付けていませんが、イオングループのアクティア株式会社が「KAJITAKU(カジタク)のエアコンクリーニング」というサービスを行っています。
よくわからない会社のエアコンクリーニングは、料金が高くなったりすることもあって、問題もありますが、イオングループなので、その点は安心です。
イオンに家電の延長保証はある?
家電は故障した時の料金が気になるから延長保証をつけたいな~と思うこともありますよね。
イオンも家電の延長保証を行っていますが有料です。
本体価格6950円(税込7645円以上)の家電製品であれば、購入金額の税込5%を支払うことで3年もしくは5年の延長保証に入ることができます。
エアコンと冷蔵庫に限り、購入金額の7%を支払うことで10年間の延長保証も可能です。
5年間の延長保証対象商品
5年間の延長保証となる商品は下記の商品です。
エアコン・扇風機・冷蔵庫・石油暖房機・ガス暖房機・電気暖房機・洗濯機・マッサージ機・ドライヤー・加湿器・空気清浄機・電子レンジ・炊飯器・掃除機・テレビ・録画再生機器 他
3年間の延長保証対象商品
3年間の延長保証となる商品は下記の商品です。
パソコン・タブレット端末・プリンター・携帯音楽プレイヤー・オーディオ機器・デジタルカメラ・カーナビ・ドライブレコーダー・電子辞書・携帯情報機器・家庭用ゲーム機 他
保証の内容
保証の範囲は、故障・落雷・火災による故障・破損です。
購入金額が保証限度額になりますが、保証限度額までなら修理費用は無料となります。
修理費用に該当しない見積料・出張料・修理キャンセル料は保証の対象外です。
全損時(修理出来ない)は、購入金額の80%(10年保証で5年経過後は30%)を限度に代替品を提供してくれます。
なおイオンの延長保証は2000年頃までは、物凄くお得なもので、入らないと逆に損なものでした。しかし年々、補償内容は改悪されてきており、ちょっと割高な保証だと思うかもしれません。
詳しくは下記リンクからリーフレットのPDFをご覧ください。
なおイオンカードで購入した場合、購入から180日間は保証をする「イオンカード ショッピングセーフティ保険」というものがついているので、合わせて活用してください。
イオンの家電売場の従業員の知識レベルは?
イオンで家電を買うにしてもまともな接客って出来るのかな?と思うかもしれませんね。
イオンの家電売場の従業員の商品知識レベルはどれぐらいかと言えば、ピンきりです。
めちゃくちゃ詳しい人もいれば、全く詳しくない人もいるので、店舗次第です。
イオンは家電売場の社員に対しては「家電製品アドバイザー」の資格取得を推奨・応援しているので、家電製品アドバイザーの資格をもった社員が何人もいます。
また家電量販店から転職してきた人もいます。
ただ入ったばかりのパートの方もいるので、全員が詳しい訳ではありません。
家電製品を扱っているイオンであれば最低1人は詳しい人はいるので、その人にあたれば、問題なく相談しながら購入することはできます。
なおイオンは昔、家電量販店「メガライブ」というものを運営していた時もあったのですが、赤字が続き家電量販店事業からは撤退しました。
パソコン専門店「J・ZONE」というのもありましたが、こちらも赤字が続き撤退しました。
接客レベルは?
イオンの接客レベルは、次第です。良い人もいれば悪い人もいます。
ただ全体的には年々、接客レベルは低下してきているので、期待はしない方が良いでしょう。
イオンで家電を買うのはお得
イオンの家電について説明してきましたが、安いかどうかは、店舗やチラシによるということと、イオンカード会員であればお得に買えることが多いということは理解してもらえたと思います。
言い換えるとイオンカードを持ってないのであれば、イオンではそれほどお得に家電製品は購入出来ないので、イオンで家電を買うかも・・・と思ったらまずはイオンカードを作ることからはじめてくださいね。
以上、イオンの家電製品についてでした。
なおイオンカードでおすすめは、イオンカードセレクトです。
ただしイオンカードセレクトは、引落口座がイオン銀行のみのため、イオン銀行を使えない・使いたくないという場合は、他のイオンカードを選ぶことになります。
どのイオンカードがいいか悩んだ時は下記記事を参考にして下さい。
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