「イオンカードご利用状況確認のお願い」というメールが届いたけど、なぜ?と思った方へ、このメールは「フィッシングサイト」へ誘導するための「フィッシングメール」の可能性がありますが、稀にイオンカードからの連絡の場合もあります。
どう判断すれば良いのか詳しく紹介します。
【重要】【緊急】【最終警告】等、【】がついていたらフィッシングメールの可能性 大
メールのタイトルが下記のような場合、フィッシングメールの可能性が高いです。
- 【重要】イオンカード ご利用確認のお願い
- 【重要】イオンカード からの緊急のご連絡
- 【重要】AEON CARD からの緊急のご連絡
- 【最終警告】イオンカード からの緊急のご連絡
- 【最終警告】AEON CARD 重要なお知らせ
- 【AEON CARD】重要なお知らせ
- 【緊急の連絡】イオンカード ご利用確認のお願い
- 【重要なお知らせ】イオンカード ご利用確認のお願い
メールタイトルの最初に【】で如何にも重要そうな感じで書かれていれば、かなりの確率でフィッシングサイトへの誘導のためのメールなので、リンクは絶対に踏まないようにしましょう。
もし不安であれば、イオンカード(イオンフィナンシャルサービス)へ電話で確認を行うようにしましょう。
メールへの返信機能で絶対に返信してはいけません。
イオンカードの不正利用に関する問い合わせ先は下記の通りです(9:00~18:00)。
不安になると思いますが、不正利用された場合でも、補償制度があるのでそれほど心配することではありません。
【】のつかない「イオンカードご利用状況確認のお願い」はイオンカードからの連絡の可能性もあり
【】がなく「イオンカードご利用状況確認のお願い」だけの場合、本当にイオンフィナンシャルサービスからの可能性があります。
なぜイオンフィナンシャルサービスから、このようなメールが届くかと言えば公式サイトに下記のように書かれています。
当社では、お客さまに安心してカードをご利用いただけるよう、クレジットカードの不正利用防止モニタリングを24時間行っており、不審なご利用の可能性を検知した場合は、ご本人さまの利用であるかを確認するため、「イオンカードご利用状況確認のお願い」のメールをお送りしております。
【送信メールアドレス】
- information@ma.email.aeon.co.jp
- information@ma2.email.aeon.co.jp
【メール件名】
イオンカードご利用状況確認のお願い
不正利用の多い取引条件に合致したとは、どういうことだろう?と思うかもしれませんが、具体的には下記のものが挙げられます。
- 換金性の高い物の買物をした
- 普段の行動エリアから遠く離れたところで買物をした
- 何度も高額商品を購入した
- しばらくイオンカードを使ってなかった
換金性の高い物の買物をした
スマホやゲーム機端末、人気のデジタル家電(パソコンやデジタルカメラ)等、換金しやすい商品を購入した場合、「イオンカードご利用状況確認のお願い」というメールが届くことがあります。
普段の行動エリアから遠く離れたところで買物をした
例えば神奈川県に住んでいる人が、突然沖縄や北海道、もしくは大阪や仙台などで買物をした場合、普段の行動エリアから大きく離れているので、「イオンカードご利用状況確認のお願い」というメールが届くことがあります。
なので旅行中に届くという人が多いです。
何度も高額商品を購入した
例えば携帯ゲーム機等、換金性の高いものを何度も繰り返し購入している場合、「イオンカードご利用状況確認のお願い」というメールが届くことがあります。
高額商品ではないけど、今まで購入したことが無いイオン以外の店舗で、短時間に何度も買物をしている場合にも、「イオンカードご利用状況確認のお願い」というメールが届くことがあります。
しばらくイオンカードを使ってなかった
イオンカードを半年・1年としばらく使っていなかった場合にも、「イオンカードご利用状況確認のお願い」というメールが届くことがあります。
イオンカードからのメールか、フィッシングメールかの見分け方
年々、フィッシングメールが巧妙化しており、とっさに見分ける方法はかなり少ないです。
じっくりと自宅でパソコンでメールを見ているのなら、ほぼ100%確認をする方法もありますが、スマホでメールを読むのであれば、見分けるのはかなり難しいです。
ただ最低限、注意して欲しいことはあります。
一番重要なのは、記憶に無ければイオンカードに問い合わせることです。
またイオンカードは、支払いの滞納の連絡をメールで行うことはありません。
更にメールのリンク先から「カード番号・生年月日・氏名・年齢・セキュリティコード」を入力させることも絶対にありません。
支払い滞納の連絡は、電話か郵送のみです。
その上で、送信元のメールアドレスも確認しておきましょう
送信メールアドレスを確認する方法(Gmailでパソコンの場合)
パソコンであれば、さまざまなメーラー(メールを読むソフト)を使っていたり、ブラウザ(Edge・Chrome・FireFox等のインターネットを見るソフト)から確認をすると思います。
恐らく多くの方がGoogleのGmailを使っているのではないかと思います。
Gmailでパソコンの場合、下記のようにすればよりメール送信元を確認出来ます。
メールを開いて
- 左側にある点が縦に3つ重なっているところをクリック
- 表示された項目の中から「メッセージのソースを表示」をクリック
すると下記の画面が出ます。
元のメッセージとして送信元等の情報が出てきます。イオンカードであればメールアドレスのドメインは「aeon.co.jp」になっています(上記であれば@email.aeon.co.jp)。
今後は「aeonbank.co.jp」や「aeonfinancial.co.jp」になる可能性もありますが、
- aeon.co.jp
- aeonbank.co.jp
- aeonfinancial.co.jp
上記の3つ以外であれば、99.999%、フィッシングメールです。
もちろん送信元のメールアドレスを偽装している可能性があるので、上記3つのメールアドレスのドメインの可能性もあるのは、知っておいて下さい。
その場合は、SPFと書かれた「IP:*** ** *** ***」の数字から送信元を確認したりしますが、ちょっと難しいので、知っておく必要性は無いでしょう。
一応、送信元のIPアドレスは現在「エンバーポイント株式会社」になっていますが、これはイオンフィナンシャルサービスがメール送信のために使っているシステムを提供している会社であり、怪しい会社ではありません。
それでも不安であれば、イオンフィナンシャルサービスに電話で確認して下さい。
送信メールアドレスを確認する方法(Gmailでスマホの場合)
スマホの場合は、下記の図の「ココ」と書かれている横の下向きの矢印をタップします。
すると右側の図のように「@email.aeon.co.jp」から送信されていることがわかり、送信元のメールアドレスが確認出来ます。
イオンカードであればメールアドレスのドメインは「aeon.co.jp」になっています。
今後は「aeonbank.co.jp」や「aeonfinancial.co.jp」になる可能性もありますが、
- aeon.co.jp
- aeonbank.co.jp
- aeonfinancial.co.jp
上記の3つ以外であれば、99.999%、フィッシングメールです。
もちろん送信元のメールアドレスを偽装している可能性があるので、上記3つのメールアドレスのドメインの可能性もあるのは、知っておいて下さい。
フィッシングメールに引っかからないようにしよう
イオンカード以外でも、有名なクレジットカードであれば、クレジットカード会社を装ってフィッシングメールが送られてくる可能性は非常に高いです。
なので、カード会社からのメールは常にフィッシングメールではないか?と思っていた方が良いくらい、すぐには信じないことです。
防衛意識を持って、フィッシングメールに引っかからないようにしましょうね。
以上、「イオンカードご利用状況確認のお願い」というメールについてでした。
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