株式会社ヤオコーは、関東地方でスーパーマーケット「ヤオコー」を運営する会社です。
傘下企業も含めると関東で約200店舗を展開しています。
ライフと業務提携を行っており、ライフと共同でプライベートブランドも展開しています。
地域的にイオンの中でもU.S.M.H傘下のスーパーマーケットと競合するスーパーマーケットです。
株式会社ヤオコー 詳細(会社概要)
- 社名:株式会社ヤオコー
- メイン業務内容:小売業(スーパーマーケット)
- 主なブランド(店舗名):ヤオコー
- 展開地域:埼玉・群馬・栃木・茨城・千葉・東京・神奈川
- 本社:〒350-1124 埼玉県川越市新宿町1-10-1
- 代表電話番号:049-246-7000
- 株式上場:東証プライム
- 会長:川野 幸夫
- 社長:川野 澄人
- 設立:1957年7月
- 公式サイト:https://www.yaoko-net.com/
- Wikipediaで確認する
- 株価確認(Yahoo!):ヤオコーの株価を見る
株式会社ヤオコーの歴史
- 1890年(明治23年):川野幸太郎が青果商「八百幸商店」を創業
- 1957年:川野清三(幸太郎の三男)が有限会社化・有限会社八百幸商店へ
- 1968年:株式会社化し、株式会社八百幸商店へ
- 1974年:株式会社ヤオコーに商号変更
- 1988年:株式を店頭公開
- 1993年:東証二部へ上場
- 1997年:東証一部へ上場
- 2012年:ポイントカード「ヤオコーカード」が登場
- 2012年:ライフコーポレーションとの業務提携の協議開始を発表
- 2013年:ライフコーポレーションとのプライベートブランド「star select」を発売
- 2017年:エイヴイを完全子会社化
株式会社ヤオコーについて
子会社を含めると約200店舗を関東一円で展開しています。
売上高は2022年度の発表では連結で約5100億円にもなっています。
「Yes!YAOKO」という自社プライベートブランド、「star select」というライフコーポレーションと共同開発したプライベートブランドの2つを扱っています。
会社的なヤオコーとイオンの違い
ヤオコーは、基本的にSM店舗(食品に日用消耗品がメインのスーパー)であり、イオンと比べるのは少し異なります。
- ライフ:基本はSMの展開
- イオン:基本はGMS(衣食住を揃えた総合スーパー)の展開
そのためイオングループで言えば、株式会社ダイエー、U.S.M.H株式会社、株式会社光洋がヤオコーと比較する時にわかりやすい会社と言えます。
会社の規模的(営業収益的)には、U.S.M.Hには及ばないものの、5000億円を超え、イオン九州やイオン北海道よりも遥かに大きくなっています。
- ヤオコー:2022年2月決算 営業収益 5360億円
- U.S.M.H:2022年2月決算 営業収益 7164億円
ただヤオコーとライフコーポレーションを業務提携していることで連合と考えるとかなり大きな連合となります。
- ライフ+ヤオコー=約1兆3千億円
- イオンリテール=約1兆8千億円
- イトーヨーカドー=約1兆1千億円
上記の通り、イトーヨーカドーよりも大きな営業収益になっています。
クレジットカードを発行していないスーパーマーケット
営業収益が3000億円を超える企業になると、クレジットカード会社と提携して、自社のスーパーマーケットでお得になるクレジットカードを発行することが多いですが、ヤオコーは、クレジットカードを発行していません。
また独自の電子マネーも発行していません。
本業以外のことにあまり手を出さない堅実な経営とも言える会社です。
株式会社ヤオコーへの就職・パート・アルバイト
ヤオコーでは、新卒社員・中途採用の社員の募集を行っています。またアルバイト・パートも各店で随時行っています。
詳しくは、ヤオコーの採用情報をご覧ください。
ヤオコーで面白いのが、新型感染症で中止になっていますが、1年に1度全社員を集めて大運動会を行うことです。
賛否ありますが、有名人を呼んでの運動会として業界的には有名です。
以上、株式会社ヤオコーについてでした。
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