株式会社いなげやは、東京・神奈川・千葉・埼玉で「いなげや」「ina21」等のスーパーマーケット約130店舗を運営する東証プライムに上場している会社です。
株式の約17%をイオンが保有しており、イオンと資本・業務提携を行っています。
株式会社いなげや
- 社名:株式会社いなげや
- メイン業務内容:小売業(食品・日用消耗品メインのスーパーマーケット)
- 主なブランド(店舗名):いなげや・ina21・blooming bloomy・ESBI
- 展開地域:東京・神奈川・千葉・埼玉
- 本社所在地:〒190-8517 東京都立川市栄町6-1-1
- 代表電話番号:042-537-5111
- 株式上場:東証プライム
- 会長:-
- 社長: 本杉 吉員
- 資本金:89億8.1千万円
- 設立:1948年5月(創業1900年)
- イオン株保有率:約17%
- 公式サイト:https://www.inageya.co.jp/
- Wikipediaで確認する
- 株価確認(Yahoo!):いなげやの株価を見る
株式会社いなげやについて
- 1900年(明治33年): 鮮魚商「稲毛屋」を創業
- 1948年:株式会社稲毛屋を設立
- 1978年:東証二部に株式上場
- 1984年:東証一部に株式上場・商号を「株式会社いなげや」に変更
- 1985年:ニチリウに加盟
- 1989年:忠実屋・いなげや事件 発生
- 2001年:イオン・ウエルシア・ストアーズ(後のハピコム)に加盟
- 2002年:イオンが秀和の保有する「いなげや」の株を引取り筆頭株主へ
- 2004年:イオンと業務提携
元々は大八車による塩干物の引き売りから商売を開始したのが「いなげや」の始まりとされています。
忠実屋・いなげや事件は、不動産会社「秀和」が行ったM&A(企業買収)騒動のことです。
なお2002年がいなげやの株式を取得した際に、いなげやの株約26%を取得しており、いなげやは、イオンの持株法適用会社となりました。
しかし2004年の業務提携の際にいなげやに株を売却し、イオンの保有割合は約15%まで低下しましたが、再び17%までイオンの保有割合は(結果として)増えています。
イオンとの株式会社いなげやの関係
いなげやの筆頭株主はイオン株式会社で、イオンは約17%の株式を保有しています。
資本・業務提携の関係で、トップバリュ商品も扱ってはいるもののトップバリュ商品の構成比はここ数年でかなり下がっており、見つけるのが難しいほど扱っていない店舗もあります。
最近では、いなげやのプライベートブランド(ストアブランド)である「食卓応援」「食卓応援セレクト」の構成比が高くなっています。
トップバリュは、いなげやのプライベートブランド(ストアブランド)が展開していない商品の一部で取り扱っている状況です。
クレジットカードとしては、「イオンのマーク」のクレジットカードが使えるように書かれていたり、イオン銀行ATMが入っている店舗も少なくありません。
ただし、いなげやの店舗では、電子マネーはほとんど利用できないこともあり、電子マネーWAONは使えません。
U.S.M.H入りしなかった、いなげや
2014年、イオンはカスミ・マルエツ・マックスバリュ関東の3社で、U.S.M.Hを設立することを発表しました。
この時に、イオンが筆頭株主になっている「いなげや」も加わることが期待されましたが、加わることなく現在に至ります。
今後「いなげや」がU.S.M.H等、完全にイオングループ入りする時は、かなり「いなげや」が危なくなった時のように思います。
ハピコムとしてのウェルパーク
ハピコムは、イオングループを中心とするナショナルドラッグチェーン、および同チェーン内で扱う一般用医薬品を中心としたプライベートブランド名・ストアブランド名です。
いなげやの完全子会社である「株式会社ウェルパーク」は「ウェルパーク」というドラッグストアを展開しており、ハピコムの加盟店となっています。
株式会社いなげやへの就職・パート・アルバイト
株式会社いなげやは、新卒・アルバイト・パート採用を行っています。
中途採用やキャリア採用は行っている時と行っていない時があります。
詳しくは、いなげやの採用情報をご覧ください。
以上、株式会社いなげやについてでした。
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