イオンの値札って、税込価格だと1円未満まで記載されているけど、実際には1円未満はどうなるの?5%OFFの日とかどうやって消費税が加わるの?
総額表示になっていろいろと面倒になったからわかりにくいよね。イオンは税別金額を基準に合計してから課税しているよ。
イオンの値札を見ると1円未満の端数まで記載されていますが、実際に払う金額はいくらなの?と思うことはありませんか?
イオンがどのように消費税を計算しているのか詳しく説明します。
余分に消費税を払っているようなことは無いので安心してください。
イオンの消費税は1円未満は切り捨て
イオンの値札(プライスカード・POP)を見てみると1円未満の端数まで表示されていることに気がついたのではないでしょうか?
1円未満の端数、上記の写真の場合の0.64円はどうなるんだろう?と思いますよね。
この端数がどうなるかと言えば実はあまり意味がありません。
イオンで買物をした時にどのように消費税が課税されるのかと言えば税別金額の合計金額に対して、課税しています。
品目 | 税別金額 | 総額表示 | 1つだけ買った 時の価格 |
食品 | 128 | 138.24 | 138 |
食品 | 298 | 321.84 | 321 |
食品 | 598 | 645.84 | 645 |
食品 | 498 | 537.84 | 537 |
食品 | 1280 | 1382.4 | 1382 |
食品 | 98 | 105.84 | 105 |
合計 | 2900 | 3132 | 3128 |
イオンの値札には、総額表示の時は1円未満の端数まで表示していますが、1つずつ購入した場合は、端数は切り捨てになります。
まとめて購入すると税別の合計金額に対して消費税が課税されるので、1個ずる購入するよりも少しだけ高くなります。
税別金額で合計した後に8%の食品には8%の消費税を加え、10%の食品以外には10%の消費税を加えて合計金額としています。
だから実は1個1個買う方が安くなることが多いのですが、数円のために何度もレジに並んで買うのは時間がもったいないですよね。
5%OFFの場合の消費税はどう加算される?
普通の時は、消費税がどう課税されるかはわかったけど、お客さま感謝デーなんかの5%OFFの時は、どう計算されるの?
税別金額から5%OFFして、それに消費税を課税するよ。
イオンのお客さま感謝デーなどで5%OFFになる日を出来る限り狙って買物することが多いですよね。3000円で150円も違ってきますから、月に2回利用すれば年間で3600円もの節約になります。
ではイオンの場合、消費税を含んだ総額表示から5%OFFされるのか、それとも税別金額から5%OFFした後に課税されるのか、と言えば税別金額から5%OFFした後に課税されます。
例えば税別298円のお惣菜の場合、税込金額だと321.84円です。
この場合、どのように消費税が加算されるかと言えば下記の通りです。
税別298円×5%=14.9円
値引き額は切り上げされて15円となり損することはなく、283円となります。14円の値引きでは無いので安心してください。
283円に食品の場合の消費税8%を加えるので、305.64円となります。
1個だけなら端数は切り捨てされるので305円となります。
2個買っていると611.28円となるので611円となり1円のみ高くなります。これはもうどうしようも無いことです。
例として1個税別398円(税込429.84円)の食品を5%OFFで購入した場合
- 398円✕5%=19.9円 切り上げされて20円の値引き
- 398円-20円=378円
- 378円の消費税(食品なら8%)は、30.24円
- 378円+30.24円=408.24円 1個だけなら端数を切り捨てて408円
- 10個買うと税込4082.4円となるので端数を切り捨てて4082円
イオンの消費税や割引の端数のルール
イオンで買物した時の消費税や割引時の端数の切り捨て・切り上げのルールはまとめると下記の通りです。
- 消費税は合計金額に対して課税して、端数は切捨て(1円未満は無し)
- 割引は税別金額の1つ1つに割引して、割引額の端数は切上げ(1円未満は1円割引)
つまりお客さんが出来る限り損した気分にはならないようにされています。
だから安心して買物をすることが出来ます。
えらい、イオン!
でも、まとめて買うと数円の損となると思うかもしれませんが、イオンカードや電子マネーWAONで買うとその分はカバー出来ます。
イオンのポイントは税込金額に対して加算でお得
イオンとよくライバル視される7&i系列のスーパー「イトーヨーカドー」や「ヨークマート」では、セブンカード・プラスやnanacoで買うとnanacoポイントが貯まります。
しかし電子マネーnanacoで購入した場合の基準は税別200円に対して1ポイントです。
イオンでイオンカードやWAONで買うと、基準は税込200円に対して1ポイントです。
- 7&i系列(nanaco使用)=税別200円(つまり税込216~220円)で1ポイント
- イオン系列=税込200円で1ポイント
これ1年で見るとかなり大きな差になります。
というのも税別198円・税込213.84円の商品を1個買ったとします。
この場合下記のようになります。
- 7&i系列(nanaco使用)=税別200円未満なのでポイントは発生しない
- イオン系列=税込200円を超えているのでポイントが発生する
税別で同じ値段でもイオンではポイントがもらえるけど、7&i系列でnanacoで支払うとポイントはもらえません。つまりここで1円分の損が発生しています(イオンだとポイント2倍になるので実際には2円分のポイント差)。
仮に5%OFFの日に税別198円の商品を買うと
- 7&i系列(nanaco使用)=税別188円・税込203円でポイントなし
- イオン系列=税別188円・税込203円でポイントあり
実は同じ価格ならイオンで買う方がポイント加算が良いため、イオンの方がお得になります。
*イオンはイオンカードや会員登録済みのWAONで支払った場合
イオンはここでもお客さんが得するようにポイントを付与してくれています。
だから我が家は同じ価格や割引率ならイオンを利用してお得に買物しているよ。
なお西友だと楽天ポイントが貯まりますが、西友は200円(税別)で1ポイントなので、イオンよりもポイントが貯まりにくいです(楽天カードで買えば決済ポイントが2ポイントつきますが)。
ポイントがたまるスーパーマーケットは多いですが、税別200円で1ポイントが多い中、イオンは税込200円で1ポイントなのが嬉しいところです。
イオンで一番ポイントが貯まるイオンカードセレクトで更にお得
更にイオンでお得に買物をしようと思ったら、イオンカードセレクトを使うのが一番お得です。
イオンカードセレクトは、電子マネーWAONへのオートチャージでも1000円毎に5ポイントが貯まります。
電子マネーWAONをイオンやマックスバリュ等のイオングループのスーパーで使えば、税込200円につき2ポイントが貯まります。
つまり合わせて税込200円の買物で3ポイント(3円分)のポイントが貯まることになります。
税込200円毎の買物でポイントが3ポイントも貯まるので、仮にまとめ買いした時に損する数円分の損も余裕でカバー出来るようになっています。
是非、イオンで買物をするのならイオンカードセレクトを使って電子マネーWAONにオートチャージしてお得に買物をしてくださいね。
以上、イオンの消費税は端数・割引の端数についてでした。
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