イオンってもうレジ袋をもらえないじゃない?
全部有料になって、その分、儲けているのかな?
イオンはレジ袋の有料化で得た利益は自治体等に寄付して環境保全活動に役立てているからレジ袋有料化で儲けている訳じゃないよ。
2020年7月1日より国(経済産業省)指導の下、プラスティック製買物袋、通称レジ袋が有料化となりました。
総合スーパー「イオン」では以前から食品売り場におけるレジ袋は有料化していました。
レジ袋が有料化されたらイオンはレジ袋の売上で利益が増えてボロ儲け!と思う人もいるかもしれませんが、レジ袋による収益は全額寄付をイオンは行っています。
イオンのレジ袋の収益は寄付されている
あまり大々的に告知していないため、それほど知られていませんが、イオンでレジ袋の無料配布を終えた店舗におけるレジ袋の販売収益は各地域の自治体等に寄付し、環境保全活動に役立てています。
レジ袋の販売価格(税抜)から原価を差し引いた金額を寄付しています。
2019年度(イオンは2月決算なので2019年3月から2020年2月まで)は約1億3999万円を寄付したそうです。
イオンのレジ袋有料化で利益は増えてる?
イオンのレジ袋は必要な人には販売を行っていますが、大きさ等で金額が異なります。
最も安いもので2円(税別)で最も高いもので紙袋の10円(税別)です。
一般的には小サイズ3円(税別)・大サイズ5円(税別)の2種類が主流です。
レジ袋の原価は値上がっていては1~3円くらいと言われているので約半分が原価になります。
原価を差し引いた分だけで1億円以上の収益が出ていたのですから、毎日ものすごい数のレジ袋が販売されていることがわかります。
でも以前は無料で配っていたため、年間で何億円のレジ袋経費がかかっていた訳なので、収益はプラスになったと考えるのは少し浅はかな考え方かもしれません。
というのも、イオンで働いていてレジをしていた時に「レジ袋は有料です」と告げたら「じゃあ買物しない」と言って帰っていった人もいたから。
レジ袋を有料化した時、それを理由に買わなくなった人もいたので、必ずしもレジ袋有料化で利益が増えた訳ではありません。
もちろん一時的に買わなくなった人も今は全国的にほとんどレジ袋は有料になったので、先立って有料になったイオンに戻ってきているでしょう。
ただしマイバックの販売の収益は増えているかも
しかしマイバッグ販売の収益は伸びているかもしれません。
マイバッグは普通の商品として販売しているものなので、利益は上乗せされていますし、その利益は寄付していません。
イオンも企業なので、当然利益は追求すべきなので、マイバッグで利益を出していること自体は問題ない行為です。
なお上記写真は以前イオンで販売されていたマイバッグです。
楽譜はただ模様として描かれていると思っていましたが、実はこれJ.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」の「第18変奏」という曲とのことです。
イオンで働いていた時に買ったけど、知らなかった…
以上、イオンのレジ袋についてでした。
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