2025年春のオープン予定として、イオンリテール株式会社が、ショッピングセンター「そよら」を埼玉県狭山市にオープンすることを発表しました。
核店舗は発表されていませんが、恐らくはイオンスタイルになると思われます。
参考:埼玉県狭山市に新風、人と街を緑がつなぐ生活拠点型商業施設を開発(PDF)
埼玉県狭山市との包括連携協定に基づく取り組みの一環として「そよら」
リリースでは下記のように書かれています。
イオンは、2022年11月に狭山市と締結した包括連携協定に基づく取り組みの一環として、地域の生態系の保全と創出に配慮し、店舗を起点に様々な世代が毎日のように自然と集うイオンリテールのショッピングセンター「そよら」の開発を、2025年春のオープンを目指して開始します。
建設予定地は、旧入間小学校跡地で、現在も樹齢100年の県木「ケヤキ」が立っており、そのケヤキと共存した、人が集い、会話が生まれ、笑顔が広がる憩いの空間作りとしています。
面積的には12000平方メートル(約3600坪)くらいのエリアのため、小型の都市型ショッピ軍センターである「そよら」が選ばれたと思います。
スーパーやドラッグ、カフェ、クリニックなど生活に密着している施設が別々に立地していることの多い都市部において、物販だけでなくサービスも揃えた、日常使いのコンパクトな買物も用事も1カ所で済ませられる場を提供し、都市インフラとして地域の生活を支えたいと考えています。
ニュースリリースには上記のように書かれており、スーパーマーケットが核店舗となり、ドラッグストアやカフェ、クリニックを誘致するものと思われますが、ドラッグストアはイオンリテールが運営する「グラムビューティーク」になるかもしれません。
なお出店予定地は西武新宿線「入曽駅」から徒歩5分ほどの距離のため、駅前立地となっています。
イオンリテールの都市型ショッピングセンター「そよら」について
「そよら」は、2020年3月オープンの「イオンスタイル海老江」の出店に合わせて実施した一般公募により選出された「そら、寄って、楽しんでって!」の呼びかけを由来とした呼称となります。日常にさわやかなそよ風が吹き込むように、都市に住む人々の生活をもっと楽しく、心地よく過ごすための施設。という想いが込められています。
イオンモールやイオンタウン、イオンショッピングセンターよりも更に小さいのが特徴です。
核店舗となるのは現時点だとイオンスタイルの食品専門店です。
イオンモールやイオンタウンは店舗から半径20~30km、場合によっては半径50km以上を商圏(買物に来てくれる人が住んでいるエリア)として設定していますが、イオンそよらは、10km圏内を想定した小型のショッピングセンターと位置づけられています。
主に3大都市圏で老朽化して維持が難しくなってきたイオンの店舗を壊して、新しくつくる場合に「イオンそよら」として開発していくようです。
運営は3大都市圏ということもあり、イオンリテール株式会社が行う予定です。
以上、埼玉県狭山市の「そよら」出店計画についてでした。
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