MEAT chef(ミートシェフ)は、イオンのトップバリュの中でも価格競争のために作られた「トップバリュ ベストプライス」よりも更に安価で畜産加工品に特化したイオンのプライベートブランドです。
正式にはリリースされていませんが、イオンを中心に取り扱いが増えています。
MEAT chef(ミートシェフ)とは
MEAT chef(ミートシェフ)とは、イオンのハム・ソーセージ・ベーコンなどの畜産加工品のプライベートブランド名です。
2022年頃から登場したようで、2023年2月の段階で5つの商品がラインナップされています。
トップバリュとどう違うの?と思う方も多いと思います。
「トップバリュ」は、それほど安い訳では無い商品も数多くあります。
いろいろな小売店がプライベートブランドを展開していく中で、低価格路線の「トップバリュ ベストプライス」でも競合店・ライバル店に価格的に優位に立てない状況が続く中、「トップバリュ ベストプライス」よりも更に安価な商品を開発したものと思われます。
ただし地域、店舗(イオンやマックスバリュ、ザ・ビッグ等)によっては品揃えしていなかったり、特定の店舗のみでの取り扱いが多くなっています。
トップバリュ ベストプライスよりも安いミートシェフ
ミートシェフブランドの「チキンナゲット」、標準価格は2023年2月現在で、218円(税別)です。
トップバリュ ベストプライスのチキンナゲットと比べてもかなり安い価格設定です。
商品名 | 価格 | 容量 | 100gあたりの 単価 |
ミートシェフ チキンナゲット 290g |
218円 | 290g | 約75円 |
トップバリュ ベストプライス チキンナゲット 180g |
178円 | 180g | 約99円 |
トップバリュ ベストプライス チキンナゲット 300g |
258円 | 300g | 約86円 |
1割以上もミートシェフの方が安いことがわかります。
ミートシェフのベーコンは、標準価格が177円(税別・公式サイト)となっています。
トップバリュ ベストプライスの同様のベーコンと比較すると下記のようになります。
商品名 | 価格 | 容量 | 100gあたりの 単価 |
ミートシェフ ベーコン 120g |
177円 | 120g | 約148円 |
トップバリュ ベストプライス ベーコン 156g |
258円 | 156g | 約165円 |
問い合わせ先も異なるミートシェフ
トップバリュ商品の問い合わせ先は「トップバリュお客さまサービス係」となっています。
一方で、MEAT chef(ミートシェフ)の商品問い合わせ先は「イオンDS商品お客さまサービス係」となっています。
- トップバリュ:トップバリュお客さまサービス係
- Swee fee:イオンDS商品お客さまサービス係
イオンDS商品の「DS」はおそらく「ディスカウントストア(Discount Store)」の略であると考えられます。
なぜトップバリュではないのか?
正式なリリースが出ていないので、わかりません。
ただ推測すると、トップバリュの商品品質には達していないけど、イオンの販売品質には達している商品をわけているのかと思います。
トップバリュの商品品質って、結構高いんですよ。
もしくは、価格的にトップバリュの公表価格よりも安く販売することは避けたいという意向があって、ブランドを分けたかもしれません。
最悪の理由を想像すると、出世欲に駆られた上層部が自分の手柄を作りたくて、新しいブランドを立ち上げたというものです。
イオンって、こういう上層部のお偉いさん、少なくないです。
MEAT chef(ミートシェフ)の商品
MEAT chef(ミートシェフ)は現在5つの商品となっています。
- しっとりした食感 ロースハム:プリマハム
- あらびきポークウインナー:丸大食品
- チキンナゲット:伊藤ハム
- ハーフベーコン:プリマハム
- ベーコン:プリマハム
プリハマム、丸大食品、伊藤ハムと、畜産加工品の大手メーカーが製造・加工を行っているので、品質的には問題なさそうです。
ベーコンは食べてみましたが、やや塩味が強いように感じました。
以上、イオンのプライベートブランド「MEAT chef(ミートシェフ)」についてでした。
コメント