イオングループのU.S.M.H(ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社)配下のマルエツで新しいスマホ決済機能「Scan&Go Ignica」(スキャンアンドゴーイグニカ)が11月25日よりスタートすることになりました。
対象店舗はひとまず「マルエツ プチ 新大塚店」で開始となります。
どういうサービスなのか?簡単に説明します。
「Scan&Go Ignica」(スキャンアンドゴーイグニカ)
リリースには下記のように書かれています。
「Scan&Go Ignica」とは、新たな顧客体験の創造を目指し、U.S.M.Hが開発したスマートフォン決済サービスです。お客さまがお買物の支払いをご自身のスマートフォンで行うことができる決済機能アプリです。また、本アプリでのお買物100円(税抜・値引後)毎に「1ポイント」のアプリ(イグニカ)ポイントが貯まります。
当社では、10月14日(水)から「マルエツ プチ 新大塚店」で従業員を対象に本システムを先行導入し、アプリのユーザビリティや機能の検証、改善を行ってまいりましたが、11月25日(水)から同店にて、お客さま向けにサービスを開始いたします。
お客さまは、本アプリを利用することでお会計の際にレジに並ぶことなく、ご自身のスマートフォンで商品登録および決済を行うことができ、スムーズなお買物が可能となります。
さらに、「新しい生活様式」への対応として、店舗では現金に触れないことによる衛生面や、従業員とお客さまの接触機会を少なくすることが可能となります。
また、サービス開始に合わせ、11月25日(水)から12月31日(木)までの間、「マルエツ プチ新大塚店」で「Scan&Go Ignica」をご利用いただくと、通常100円(税抜・値引後)毎に「1ポイント」のアプリ(イグニカ)ポイントが10倍となるキャンペーンを実施いたします。
この「Scan&Go Ignica」は、来年度以降、当社の各店舗へ順次導入を拡大する予定です。
当社では、これまでも「マルエツカード」の発行をはじめ、電子マネー、QRコードによるスマホ決済などのキャッシュレス決済手段を全店に拡大し、チェックアウトソリューションを推進してまいりました。
今後も、お客さまが快適にお買物を楽しんでいただける、新しいスーパーマーケットを目指してまいります。
リリースPDFより
簡単に言えば、スマホにアプリをインストールして、自分で購入する商品をスキャンして、チェックアウトポイントと呼ばれる場所で確認をして、QRコードを読取り、スマホ内で決済して商品を持ち帰るという仕組みです。
- レジに並ばなくてもいい
- 人との接触を極力避けられる
この2つが大きなメリットとなっています。
ただし、リリースの文章からではわからないことが多数あります。
「1ポイント」のアプリ(イグニカ)ポイントというものが貯まるとのことですが、1ポイントの価値は使い道が説明されていません。
1ポイント1円なのか、それとも1ポイント1円の価値は無いのか、全くわかりません。
これニュースリリースで発表文を考える時に誰も突っ込まなかったのかな?と不思議になりました。
「Scan&Go Ignica」の決済は安心して使えるか?
気になるのが安心して使えるサービスか?ということですが、大丈夫そうです。
ここ最近、新しいスマホ決済が出ると不正に使われたというニュースがよくあったため、不安になると思いますが、実際にクレジットカードの登録画面に移動した時、イオンクレジットサービスが提供する画面に移動しました。
上部のURLが見えるところに「payment.aeon.co.jp」という文字が見えますが、aeon.co.jpはイオンクレジットサービスのURLです。
イオンクレジットの決済サービスはイオン各店、イオンネットスーパー等でも使われており、今までほとんど不正利用されたことは無いので、安心して使える決済パートナーとなっています。
U.S.M.Hは関東一体のカスミ、マルエツ、マックスバリュ関東の3社の持株会社なので、関東でどこまで早く広がるかが、今後の課題だと言えます。
以上、U.S.M.Hのスマートフォン決済「Scan&Go Ignica」(スキャンアンドゴーイグニカ)がマルエツでスタートしたという話題でした。
コメント